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02.みんなに見られてる前で女みたいにヤラれて、めちゃくちゃにされてみたい♡
そしていよいよ公開セックス当日、俺とレイプ男役の人は事前に顔合わせもなく始めることになってた。
だから相手の顔も歳も体型も何もかも知らないまま。
どのタイミングで乱入されるかも知らされないまま。
すげぇブスとか腹の出たオッサンとか来たらどうしよう?
――とか思いもしたけど、それはそれで興奮するかも知れない――とも思ってる俺ヤバい。
だって今日はとうとう雄交尾 しちゃうんだと思ったら俺の興奮はいつもよりすごくて、指入れ段階でローション付きの指でビキニブラジャーの薄布越しの乳首も触ってたし、最初からガマン汁垂れ流すの止まんなかった。
2日前に彼女とセックスしてたのに、半年以上セックスもオナニーもしてませんでした! って飢えた発情期の雄みたいになってた。
そう、発情してた。あとで店長からネタばらしされたんだけど、この日のローションには媚薬的なものが含まれてたらしい。
確かにいつもと違う匂いしてた。
なんか花のような甘い香り。
だからここから先の俺の狂い方は、半分は媚薬のせいで決して俺が変態だからって訳じゃない。
今日はかなり早い時点からパンツ脱いじゃって、手マンしながらケツ穴開いて見せつけたり手コキもして射精して見せたりしたあと、いつもどおりエネマグラを突っ込む。
これは電動のやつで、ただでさえ前立腺とか気持ちイイとこに当たってるのに電動で動きだす。
俺はもう何度もコレを使ってるので色々コツとか掴んでて、だいたいすぐにケツイキするし、精子垂れ流しながらメスイキもしちゃう♡
ずっと、
「はーッ♡ はーッ♡」
て荒い息吐きながらビクビク♡ イッて、
「あんっ♡ あ~ああぁぁぁあ~ン♡♡♡」
追い詰められるよう震えたあと、深いメスイキしてる♡ だらしなく開いた口から、
「ハァ♡ ハァ♡」
止まんなくて、
「もういっかい♡ もういっかい♡」
ってメスイキおかわり止まらなくなる♡
イキ顔捉えるカメラと、イキながらピクピクしてるアナルを捉えるカメラの位置はちゃんと把握してるから全部見てもらえる。
後ろからも前からも映る角度あるから、射精せずにぷらぷらしてるちんこも見せてる。
「んぅッ♡」
って声漏れちゃいながら電源切らずにまだ振動してるエネマグラ抜いて、くぱくぱ♡ してるケツ穴を指で開く。
「次はちんちん挿 れちゃお~♡」
酩酊したよう緩んだ口調で言いながら、床に転がるディルドを掴んでフェラみたいに咥えたり舐めたりする。
「ッあ♡ ちんちん♡ ちんちん♡ だいしゅき♡」
口調がガキみたいな甘えたものになるのはメスイキすると甘えたくなる欲求出るのか、わざとじゃなく気づくとそうなってた。
俺のこと知る人がいる訳じゃなし、彼女にも見せられないような恥ずかしいとこ見られてるんだから今さらだし。
こんな俺だせるとこ、ここしかないんだ♡
ケツ嬉しがる俺も、甘えた声で喘ぐ俺も、女の子にされちゃう妄想も、全部ぜんぶここで覗かれてる時だけの俺。
だらしない射精してる俺を、メスイキに夢中になってる俺を、喘ぎながら甘えて媚びてる俺を、もっと見られたい♡
見て欲しい♡ 見てください♡ いっぱい見て♡
とろっとろの思考で、自分が完全にとろけた顔してんの見なくても分かってた。
ちんぽ貰えるなら早く欲しい♡
みんなに見られてる前で女みたいにヤラれて、めちゃくちゃにされてみたい♡
だけどまだレイプ男は来てくれないみたいで、俺は部屋の入り口の方チラッと見てからローションで濡らしたディルドをケツに当てがった。
もう一気に挿入 れることもできるけど、カメラの向こうの複数の目を焦らすようゆっくり突っ込んでくの癖になってる。
ゆっくりゆっくりと、床に固定したちんぽ型ディルドの先っぽ押し込んでって、何度か途中で抜いては入れ直すようちょっとずつ深さを増していく。
俺のアナルにディルドちんぽの先飲み込まれてくのを、俺のちんことタマを避けるよう手で抑えてゆっくりと見せつける。
カメラはもちろん前から後ろから狙ってるから、どっちからでもお好みの方で。
顔は作らなくても興奮と期待に赤く、少し緊張してる。
ちょっとずつズポズポし始めて、ゆっくりちょっとずつ深くしてく。
ローションのジュポジュポ音すごい♡
どんどん気持ち良くなってくのに、杭打ち騎乗位角度で曲げてる膝が崩れ落ちそうに震えるの堪えて震える。
「あぁ~ん♡ 気持ちイ♡ 気持ちイ♡ ディルドちんぽとセックス気持ちイよお~♡」
気持ちイイのも本当だったけど、ディルドアナニーをセックスと呼ぶことでレイプ男を挑発してやろうってなってた。
早く♡ 早くっ♡ ってねだりたくてもまだここにないちんぽを、誘き出したくなってる。
「あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡」
ディルドの上で上下ピストン始めた俺は、ちんこからダラダラとガマン汁垂らしてる。
快感に震えながら腹筋に力入って、スクワットの動きで上下させてる膝も硬く張り詰める。
こんな雄な動きなのに、俺のケツはどんどん性器 になってく。
ディルドちんぽ嬉しくてメス声出ちゃう♡
もうイク♡ イク♡ 射精 そう♡
ディルドに擦られた前立腺で射精イキしそう~♡♡♡
ってなった時、
――ガチャ、と音に反射的に振り向いたら、そこに男が立っていた。
男だって分かるのは、彼が全裸だったから。引き締まった筋肉質な身体。
カッコいいって視覚から直に脳に響くよう思った。
顔はサングラスでよく分からなったけど、ブスではなさそうなの雰囲気で分かる。
俺よりずっと年上だろうことも分かるけど、いくつかまでは分からない。
オジサンぽくはないから20代? とか行ってても30くらい?
一瞬固まった俺はプルンッ♡ とディルドをケツから外しちゃって、反動のついたサオが尻にぺちり♡ と当たる。
ドアが閉まり男が近づいて来るのに、四つ這いになったまま思わずじりりと下がったのも反射的な。
すぐに彼がレイプ男だと分かったのだけど、既に勃起してゴムまで着けてる彼のちんぽの迫力に俺は固まってた。
えっ? 聞いてない!
聞いてないよ! 何あのデカちんぽ!!
俺ディルドを挿入 れはしてても初めてだよ!?
だって俺のちんこよりディルドより全然デカいじゃんアレ!!
俺が固まってる間に男は目の前まで来ちゃって、俺を押し倒しながら、
「セリフは?」
俺にだけ聞こえるくらいの小さな声で囁いた。
そうだった!
これはレイプされるって設定なのだから、俺が固まってるだけじゃ盛り上がらない。
「でもリアル」
男はまた囁いて、
「ちんちん好きなんだって?」
今度はマイクが拾うくらいの声で聞いて来る。
「ちっ……ちが! あんた誰!? なに、店長!! ……ンぐっ! ンー! ッんんんーーッッ!!」
違うって言いそうになったのは思わずだけど、あとのは用意されてたセリフ。
たぶん他の部屋の子もみんな同じセリフ言ってる。
「アナニー狂いの処女穴? まだキレーじゃん、可愛い~♡」
大きな手に口塞がれて、覆い被さりながら顔覗き込まれ言われた。
こんな近づいたらカメラから顔が完全に見えなくなるって思ったけど、それがリアルなんだろうか?
体格差もあって俺は男を跳ね除けられない、それどころか身体が強張ってるのに軽薄に、「可愛い~♡」と言われたことにドキドキしてる。
いつも見られてるけど、直接誰かの言葉を聞いたことなんてなかった。
店長は何も言わないし、他のキャストとはすれ違ったことくらいしかない。
客とは顔を合わすことも言葉を交わすこともない。
女装下着でケツいじってても「可愛い」なんて言われたことない。
初めて男に押し倒されて、組み伏されて、怖いって身体が反応してるのに同時にときめくみたいにドキドキしてる。
女みたいにされちゃう。
「俺のためにケツ準備してたの?」
アナルに指突っ込まれ手マンされながら訊かれ、アンタの為じゃないって首を横に振る。
鼻先で笑うよう弾んだ息が届き、
「とろっとろのトロまんこ気持ち良さそー♡」
やっぱり軽薄そうな口調で、俺のケツ穴は人から初めて『まんこ』って言われた。
それって女の性器だ。
メスにしかないちんぽを挿 れる穴。
デカちんぽ見せられて怖いのに、キュン♡ キュン♡ しちゃってる俺。
あんな勝てそうもない雄見せつけてきた男に、メス扱いされちゃうの切なくなっちゃってる俺。
「叫んでも誰も助けに来ねーから、いいよ叫んで。そっちのがギャラリーも喜ぶだろ」
覆い被さってきてた男の手が俺の口から離れていき、俺はやっと吹き返すよう息をつく。
その瞬間、俺のケツに――ぐうっ、と強い力が押し付けられて来た。
ぐぽっ♡ と先っぽが入っちゃう感覚は、俺にだって分かる。
身体中の毛穴が開いちゃうみたいなゾワゾワとした感覚と、
「あっ……あっ……」
声も出せなかったその瞬間を追うよう、だだ意味のない茫然とした声が漏れる。
「処女穴 なのに簡単に先っぽ咥えて偉いね~」
いい子いい子と頭撫でながら言われて、俺は首を横に振る。
違う、違う! だめ! 待って!
「ちが……ぅ、だめ、いや、だッ……め――」
それ以上だめって言いたかったのに、ちんぽの先っぽがゆっくりと深くなる。
ハメられてる。嘘、俺、ちんぽハメられてる。
ケツにちんぽ挿入 れられちゃってる。
初めて会った顔も名前も知らない男のちんぽが、俺のケツにハメられてる。
嘘、うそ。
俺ノンケなのに、ゲイじゃないのに、雄交尾 始まっちゃった?
だめ、だめ、雄交尾 ダメ、俺、彼女も居るフツーの男なの。
ケツにちんぽダメ、ケツにちんぽダメっ!
雄交尾 で気持ち良くなったらホモになっちゃうよお!
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