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第77話 変化した日常(side保)【***】

「修平、すげー格好良かった、よ♡」 「ありがとうございます。少し残念な結果でしたが、保先輩にそう言って貰えるように頑張りましたから」 俺と修平は、お互いの気持ちを伝え合ったその日から、付き合ってはいないものの、お互いの家に泊まったり、遊びに行ったり、エロいことをしたりと、明らかに単なる後輩先輩の枠からははみ出た関係のまま、日々を過ごした。 他に変わったことといえば、俺のバイト先だったイベント会社が摘発されたかなんかで潰れたことくらいか。 ただ、そろそろ学業も本格的に勉強しださないとヤバイと思い始めていたところだったから、タイミング的には逆に良かった。 母さんからの仕送りには極力手を出さないようにしてたけど、ある日電話でポロッとそんなことを話したら逆に学生の本分は仕事じゃなくて学業なんだから、むしろ単位落としたら許さんそんな遠慮する位なら学校一の成績で卒業してしっかり就職してくれた方が何倍も嬉しいわアホタレと言われた、ので少し肩の荷は降りた。 ……いや、学校一の成績を要求される方が無理難題な気がするんだが。 修平に愚痴ったら、「多分お母さんは、成績云々よりも、せっかく大学に入れたのだから、きちんと就職に活かせと言いたいのだと思いますよ。子供の自立は親にとって、一番だと聞きますから」と言われて成る程と思った。 俺の方はそんなこんなだったが、修平の方は全日本学生柔道体重別選手権大会というものがつい昨日行われて、俺も修平の応援をしに会場まで足を運んだ。 結果は体重別で三位に終わったけど、俺の目にはどんな選手より格好良く見えた。 というより、日本の学生の中で三番目に強いとか、普通に凄すぎると思うんだけど。 昨日は柔道部全員でパーッと反省会言う名の飲み会が開催され、修平も参加すると聞いていたので、俺はショートメールだけ送ってその日は自宅に帰った。 帰宅してまず俺が行うのが、シャワーでお尻をしっかり清めること。そう言えば、こうした習慣も、俺の日常で変化したもののひとつだ。 修平は全く頓着しないでいつも嬉しそうに俺の尻を舐め回すけど、清めてない時にそれをされると、俺が気になって集中出来ない。 コックリング付きのアナルプラグを外して、まずはそれをしっかりと洗浄した。 痴漢された過去があるので、帰宅が深夜の時は貞操帯、そうでない時はアナルプラグの装着をするのが常になった。 いつ遊びに来るかわからない修平の為に、今度は乾きにくいローションをたっぷりつけた取手付きのアナルビーズを自分で挿入していく。 「ん……っ、は♡」 ペニスが勃起してしまうが、触らないほうが後々気持ち良いので、尿道プジーを埋めただけで我慢した。 裸のまま眠りについて、目を覚ませば……ほら、そこには俺が願った通りの光景が広がっている。 ジュボボボボッッ♡♡ 「ぁひぃ♡♡」 アナルプラグを一気に引かれ、俺は覚醒した。 ぽっかり開いたそこに、修平の肉棒が入ってくる。 「保先輩、おはようございます。昨日の夜は、我慢出来なくて一人で楽しんでしまいましたか?」 「違♡ して、ない♡♡ 修平が、良い……ッッ♡♡」 「俺に襲って欲しくて、準備万端な保先輩、可愛いです。昨日は応援、わざわざ足を運んで頂き、ありがとうございました」 ジュボっ!♡ ジュボっ!♡ ジュボっ!♡ お尻に修平のペニスを出し入れされながら、俺は必死で答える。 「修平、すげー格好良かった、よ♡」 「ありがとうございます。少し残念な結果でしたが、保先輩にそう言って貰えるように頑張りましたから」 そう言って修平は俺を後ろから犯しながら、無防備な乳首に吸引ローターを装着した。

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