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第18話 卑猥な下着 **

パソコン画面の向こうの飾音によく見えるように、そろ、とパジャマを脱いだ。 『きちんと乳首も開発してて、偉いね』 「……ん」 裸になった俺の胸には、シリコン製の乳首用の締め付けとバイブ機能を持ったオモチャが装着されている。 『まだ電源入れてないなら、入れていいよ』 「はい……あぁ、ン……♡♡ ありがとう、ございます……♡♡」 乳首への刺激を許され、スイッチを入れた俺は喘ぎながらもご主人様にお礼を言う。 ブルブルとした小さな刺激が乳首という一点に集中すると、さざ波のような快感が俺の腰に走った。 はぁ、はぁ、と興奮で荒くなる息を整えながら、先走りで既に濡れてしまったパンツをゆっくりと脱ぐ。 外気に晒された俺の息子はふるんと震え、勃ち上がって自由になったことを喜んだ。 『真ん中の穴にペニスを通すんだけど、フル勃起してたら痛いかも』 「すみません、やってみます」 俺はベッドの上で、薄っぺらいレースの中に片足ずつ通した。 想像以上に伸縮性があることに驚きながら、一度ぐっと出来る限り持ち上げる。 必要以上にお尻に食い込んだものの、手でペニスを誘導すれば、なんとかギリギリその穴をくぐり抜けることが出来た。 「ん……っ」 『彬良、大丈夫?痛くない?』 「大丈夫、です」 俺の視線の先で、女物のような黒くてエロいレースの生地から、息子がこんにちはをしている。 『もっとよく見せて』 「は、はい……どう、でしょうか」 つい自分で眺めてしまい、ご主人様に言われるまでパソコンに近づかなかったのは失態だ。 慌ててご主人様によく見えるよう、一度画面いっぱいにその卑猥な姿を映し出す。 ただ、ご主人様はどちらかと言うと、俺の顔も映っているほうが好きらしいので、頃合いを見計らって再びパソコン画面から遠ざかった。 『……いいね、可愛い、よく似合ってる。ねぇ、腰振ってみせて』 「はい……っ♡♡」 俺は羞恥で顔を赤くしながら、それでもご主人様のリクエストに応えて腰をへこへこと振った。 その動きに合わせて、元気いっぱいの息子がぶるんぶるんと震える。 『エロいな、最高』 「……あっ」 折角褒めて貰えたのに、俺は慌てる。 息子から我慢汁が放たれて、危うくパソコンが汚れるところだった。 『大丈夫? うん、凄くイイ絵だったよ。次は、外出用のプラグを入れて、最後にストッパーバンド穿いてね』 「はい」 そうお願いされた俺は、今度はご主人様にお尻を向けて、一度ベッドに四つ這いになる。 そして両手を目の前の壁に当てて、上体だけ起こした。 この格好の場合でも、きちんとご主人様に俺の顔を見せないと怒られてしまうから、必ず後ろを向く。 「で、では、どうぞご主人様の贈って下さったアナルプラグを、僕のケツマンコが美味しくいただくところを、見てください」 ドMの俺は、飾音とテレセをするようになって数回目から、こうした言葉が自然と口から出るようになっていた。 飾音は引くこともなく、初めての時からずっと、それが当然であるかのように受け止めてくれる。 『うん、しっかり見てるよ。きちんと事前準備してて偉いね、もうトロトロだ。美味しそう』 「ありがとうございます……あぁん♡♡」 手にした外出用のアナルプラグを自分のお尻の穴に突っ込めば、それは慣れたようにスルスルと飲み込まれていく。 ああ、気持ちイイ……!! 「気持ちいいです、ご主人様……っ♡」 そのままプラグを出し入れしたくて、腰を揺らす。 激しく掻き混ぜて、前立腺を苛めたい。 『うん、イイ子』 「あの、少し動かしてもいいですか?」 「今日は駄目。じゅぽじゅぽするのは少し我慢して、ストッパーバンド穿いて、コンビニ行くよ。上手に出来たら、ご褒美に許可するから』 「はい……っ」 俺は焦らされたほうが、感度が上がるらしい。 ご主人様はそれを知っているから、こうして何かしら我慢させてくれる。 そして当然、マテの後のヨシは本当に気持ちがいいことを、身をもって教えられていた。 俺はストッパーバンドを穿いて、再びパソコン画面の前でご主人様に見せつける。 前回は自分のパンツがトランクスだから、プラグを落としたらどうしようという恐怖で命令に従えなかった。 そして、今度ブリーフタイプのパンツを買って来るとご主人様に伝えたのだけど、却下された。 却下した時には、既にこれを送ってくれるつもりだったのだろう。 『履き心地はどう?』 「ええと、しっかり安定している感じで、安心します」 『じゃあ、今度こそ外出出来そうだね』 「はい……」 俺は、元気な息子を部屋着の中に押し込めて、上着を羽織った。 少し暖かくなってきたとはいえ、まだ夜は寒い。 そんな冬で良かったと、心から思う。 『じゃあ、スマホに切り替えるよ』 「はい」 一度パソコン画面から飾音が消え、すぐにスマホから連絡を受けた。 どうやらビデオ通話ではなく、普通に電話のみだ。 コンビニに行ってまで、顔を見ながらは話せないからだろう。 「もしもし」 『もしもし。楽しみだね、コンビニでは好きな物買っていいよ。ただし、ゴムは買ってね』 「はい」 アナルプラグを埋めたまま外出するなんて、変態だ。 散歩だけでなくコンビニで買い物するなんて、初めての割には難易度が高い気もする。 想像しただけで、期待と興奮でゾクゾクした。

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