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02.このシャワーブースでだけはルール違反の生掘りが出来る♡
後ろ髪引かれるようにして離れたトレーナーくんの後に、順番待ちしていたかのような男が近づいてきた。
既にちんぽ出して扱 きながら近づいてくる。
初めて会う人だと思うけど、同じくらいの年齢だろうか?
このジムは、中年以上の会員って少ないみたいだ。
居ても30代くらいまで。
その代わり凄く若い子というのもトレーナーバイトの大学生以外見かけない。
息を荒げ言葉もなくちんぽハメてきた男は、俺をマジックミラーの内側へ押し付けるような立ちバックから始めた。
昼休みに入ったのだろうか? 外を歩く人が増えている。
この辺りはオフィスも多い。
歩道を歩く通行人の、距離にしたら本当に1メートル以内……もしかしたら50センチとかかも知れない場所で、俺は物も言わない男に犯されている。
俺が左手をつくマジックミラーに時々薬指の指輪が当たり、カチカチと音を立てる。
たまに誰かの視線がこちらを向く。
見えているはずないのに、この白昼の街角へ俺の痴態がさらされてしまったらどうしようか? と考えたら興奮の余り甘イキを繰り返した。
マジックミラー前で俺を犯した男と離れると、俺は短パンを持ったままふらふらと廊下へ出た。
ローションで濡れた下半身を晒す俺に、すれ違う男のチラチラとした視線が届く。
廊下で駅弁ファックしている即席カップルもいた。
そのあとドリンクコーナーで声を掛けてきた男にフェラチオをして、ベンチの上でセックスをした。
男はスポーツドリンクを奢ってくれた。
ちょっと疲れちゃったし、お腹も空いたからそろそろシャワーを浴びて帰ろうかなと思ったら、追いかけてきたらしい男にシャワーブースへ押し込まれ、フェラからのイラマチオを強要され、壁にもたれかかりながらの立ちマン。
高身長なイケメンだった。
このジムはシャワーブースにもローションが備え付けられているほど、これは良くあること。
ゴムを着けかけた男の手を押さえたら、言葉にせずとも伝わったようで今日初の生ちんぽをハメられていく。
やっぱり生ちんぽのほうが気持ちいい~~♡
この男もたくましい身体をしていた。
ここの会員はここでまともなトレーニングもしていないくせに、みんな引き締まったイイ身体をしているひとばかり。
身体を動かしたり追い込んだりすることが嫌いな訳ではないくせにサボりがちな俺が恥ずかしくなるくらい、カッコいい身体は男を恋愛対象になんてしてない男の俺でも見惚れる。
いっぱいベロチューしながら生ちんぽのピストンをしてもらう。
今日いちばんのデカちんぽで、結腸にまで届いてしまいアヘ声どころかオホ声が止まらなかった。
きっとバレバレだろうけど、覗くような無粋な男はいない。
だからこのシャワーブースでだけはルール違反の生掘り が出来る♡
通い始めてから3回とも、ここで最後に生ちんぽ貰って中で出してもらった精子洗ってから帰ってる俺だけど――今日は、もうちょっとだけ物足りない。
と、いうか、この人のデカちんぽ気持ち良すぎてもっと♡ ってなっちゃった。
「向かいのカフェで待ってます♡」
他の人に聞かれないよう耳元で囁くと、いま射精を遂げたばかりの彼が血走った目で俺を見下ろしうなずきキスした。
彼の左の薬指にも指輪はあったから、ジムの外で繋がっても割り切った付き合いはできるはず。
トレーナーくんみたいにガチぽくなられるのはちょっと……弱るけど、でも毎回ワンコみたいにねだられるから、そろそろ連絡先教えてあげてもいいかな?
トレーナーくんの生ちんぽも試してみたいし♡
先にシャワーブースを出て行った男の精子を洗い流して、俺は着替えジムを出る。
自宅の最寄駅から5つくらい離れたところだけど、念のため乗り換えて幾つか先にある駅のラブホにしよう。
心変わりされてカフェで待ちぼうけされることもなく、カフェでランチを食べてから男とラブホへ向かった。
近くのコインパーキングに停められていた彼の高級車で向かうことになったのは予想外だったけど、そういえばあのジムのタチ会員はハイスペ男が多いんだった。
彼の生ちんぽを夕方まで味わって、別れ際に連絡先を交換した。
ジムで落ち合うこともできるし、時々ならジムの外で会うのもいいかも知れない。
なんて――思ってたその翌週に、訪ねた取引先の役員……しかも社長の息子だったことに気づくなんて、その時はまだ思いも寄らなかったんだけど。
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