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第1話 プロローグ
僕が好きだった君はもう居ない。風のようにふっと消えてみえなくなってしまった。
笑顔で溢れていた君は思い出の中でしか思い出すことしかできない
あぁ、僕もそっちにいけたらいいのに。
でももう、君の笑顔も泣き顔も笑い声も思いでの中でしか生きていないことを実感すると胸が張り裂けそうなくらい辛くて仕方がない。
なぁ、神様がいるんならどうか運命だというな
ら変えてほしかった。起きてしまった出来事はしょうがないけど、どれくらい苦しめばいいんだ?居なくなるのが君じゃなくて僕だったら良かったのに。
でも、きっと君は言うだろう。
「貴方がいなくなったら悲しい。」と。
僕がどんなに泣いたって忘れようとしたって何にも変わらないことは分かっているから。
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