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第2話

そんなこんなで 何とか出張を乗り切った俺は 久しぶりの自宅に帰ってきた。 もしかしたら 相手がいるかもしれない そんなことを考えて 電車の中では少しだけ落ち着かなかった。 でも、途中でメッセージがきて 仕事行ってくる⸒⸒⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝ ちゃんと掃除したから! ありがとう!! それを見て あぁ、もういないのかと 肩の力が抜けた。 半信半疑のまま 部屋のドアを開ける …ほんとだ 俺が出る前より ピカピカな気がした。 ありがてぇと 手を合わせた 顔も知らない相手に 感謝したのだった。 翌日は休みだった。 ソファでゴロゴロしながら 何も考えずに過ごしていると またメッセージの通知が鳴る なんだ?と思って開くと 香水なに使ってる? 仕事終わって家帰った来たら めっちゃエロい匂いすんだけど え、次から俺もやっていい?( `^´ ) その瞬間 俺は「しまった」と頭を抱えた。 いつもの癖だ。 気合いを入れるために 出勤前、香水をひとふりする。 …完全に 自分の家の感覚でやってしまった。 結局 謝罪のメッセージと一緒に 使っている香水の名前を送った。 それが ただの失敗だったのか それともちゃんと残ってしまったのか その時はまだわからなかった。

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