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(悪魔side)
ライラの筋肉質な背中は汗で艶やかに濡れて妖しく光っていた。首筋から背中、脚にまで……俺のキスの痕や歯型の痕のすぐ隣に、それを打ち消さんとばかりに分身の残した痕も刻まれている。
「…次で最後にしようか…」
『お互いに1度ずつというわけか?』
「そうだ」
四つん這いになっているライラの体を挟んで、彼の頭の側にいる分身の俺に告げる。分身は素直に頷き、ライラの顔を優しく撫でているようだ。
『ライラ…いっぱい受け止めてくれてありがとう…』
と、分身の口走ったその言葉は俺と同じ感情だった。
「ぁ……♡…もっと……シて……っ……もっと…俺のこと…」
ライラの濡れぼそった後頭部の銀髪が揺れて、分身の俺にそんな言葉を返している。喉も枯れて掠れた声だが、俺の冷めない欲情を更に掻き立てるような、甘えた声色だった。
引き締まったウエストのラインから続く張りのある双丘の谷間で、ライラの秘部は赤く腫れて捲れ、パクパクと蠢いている。俺たちのモノを咥え過ぎたのか、口を開けるように開かれたその場所は、プヂュッと卑猥な音を立てて濃厚な白濁を溢れさせていた。
「……」
その様子を眺めながら息を飲む。熱を帯びた下半身はムクムクと芯を持って反っていく。本能のままにその穴へペニスを突き立て、ゆっくりと奥まで貫いた。
「お"おぉぉッ…♡ふ、ぐぅッ……♡」
ライラがイヤらしい声を上げて背中を反らせる。逃げるどころか寧ろ俺の方へ高く押し出される臀部を掴み、手加減をしなければと思っていた思考も忘れて獰猛に腰を穿つ。
「あ"っ♡…あ"ぁっ♡…ンンン"ッ…♡」
ライラの喘ぎ声を聞きながら、額から伝う汗を感じ、髪を片手で掻き上げた。湿った吐息で濡れた下唇を舐める。腰を反らし……狙いを定めるように角度を付け、杭を打ち込むように情熱的に腰を振る。
「ん"おぉっ…♡…ら、めぇッ…弱いとこぉッ…当たってぇ…♡ま、また…イグゥッ……イッちゃうぅ"ぅ"ッ…♡」
普段のライラからは想像もできないような、汚くて甘美な喘ぎ声が漏れると、愉悦と満足感で唇を歪めてしまう。
「ン"ッ…あ"ぁぁぁッ――……♡♡」
絶頂を迎えてガクガクと跳ね上がるライラの腰を押さえつけながら、はぁはぁと乱れた呼吸のまま、ピストンを繰り返し続ける。
『ライラ…イッてる時の表情、可愛いね…。俺のペニスも可愛がって?』
分身はそう言って、喘ぐライラの口へとモノを押し付けているらしい。
「ンッ……」と、低く唸るような声が喉から漏れていた。
ライラの尻は淫靡に揺れ動いていた。ギュウギュウと締め付けてきて、子種を搾り取るような熱烈な腸壁の動きに耐えきれない。
『ライラは俺の子供を産んでくれるんだよね…?』
「んぅッ…♡…産むッ……ベルブの子供っ……ぁ♡」
分身とライラがそんな会話を交わすと、ライラの中がさらに俺に絡みついて……下半身に積み重なる快楽が限界を迎えようとしている…
今日は、正直言っていつもより余裕がない……
この分身の分の快楽まで体に伝わるせいでっ…
今だって、あの分身がライラにそのペニスをしゃぶらせている。その感覚まで合わさって…!
「っ……ぐ、…ぅ……」
込み上げてくる射精感に耐えられず、喉を鳴らす。奥歯をギリ、と噛み締め、快楽に眉根を顰めた。
乱れた髪を振りながらライラの腰を引き寄せ、その奥にドクドクと熱い精液を流し込む。
「ひ、ぁ"ッ…♡…はぁ…♡…ベルブのチンポ…ッ……イッてる……♡」
卑猥に蠢く中が俺を締め付けて絡み付いてくる。ライラの方へ体を倒しながら背後から彼を抱きしめ、一滴残らず注ぎ込む。
「っ…はぁ……はぁ……」
乱れた呼吸を整えながらライラの背中にキスをする。
「ンンッ…♡…おれの…口にもぉ……ベルブのッ…♡」
『はぁ……気持ちいいよ…』
「んぷっ……ぁ……♡…は、あ……♡」
果てたばかりだというのに、分身のほうから、熱を帯びたライラの口淫の刺激と興奮が俺に伝わってくる。
「っ………」
それだけでは飽き足らず、ライラは腰を淫らに揺らし、背後にいる俺のほうも悦ばせようとしているらしい。
「ぅ……っ……」
腰が引けてしまって、ガクッと震えながら下半身を離す…
「ん、ぁあ……っ♡…抜く…なよぉ……♡」
それを許してくれないのはライラだった。蕩けた表情で恍惚を浮かべたまま振り返り、俺を甘えた目つきで誘ってくる。
俺は少し驚いた表情を浮かべながらも、まだ求めてくれるライラが愛おしい。
「はは……。ライラ…欲しがりだね。俺は少し休憩……ソッチの俺の相手をしてて?」
目を細めながら微笑み、汗を拭いながら、ライラの頭を後ろから撫でる。
「ぅ……はぁ…♡ベルブの……子供…産むから…ぁ♡…もっと…お前のザーメン…欲しい…っ♡」
ドロドロに蕩けた顔でライラはそう言って、欲情しきった眼差しで俺を見てくる。いつものライラと全然違う、すごく扇情的だ。
そして四つん這いになっているライラがこちらへ投げ出している膝から下が、膝で立っている俺の脹ら脛に器用に絡みついていた。筋肉質な脚にグッと力を込められて……
「ラ、ライラ……動けないな…」
困ったように微笑むと……ライラは唾液で濡れた唇の端を上げて悪く笑う。ヒュッと鋭く息を飲んだ。そんな表情……
「…ベルブ……早くもっとくれ…♡」
分身のペニスをその左手で扱きながら、ライラが淫靡な笑みを浮かべている。
『…っ…ライラ?…どうしたの……』
分身も驚いている様子で、俺だって驚いてる。だけどその官能的な微笑みに当てられて、ドキッとしてしまう。
ライラはハァハァと呼吸を乱したままニッと笑う。
「…お前の方がっ…射精すんの早い………いつもより…」
ライラのそんな言葉と共に指を刺され、ギクッと肩を震わせる。
あ、あれ…
バレてた…のか…?
『ふふ。毎日時間を問わず体を重ねているライラにはバレてるらしい。今夜のお前に持続力が無いと指摘されてるぞ』
「じ、持続力…」
分身にまで図星を指されて、ちょっと恥ずかしくなって顔を伏せる。
「コッチの感覚が……」と、ライラが呟きながら…
分身の俺のペニスを卑猥な手つきで扱き、その先に唇を付けてキスをする。ライラの中に挿れたままのペニスが、ピク、と小さく脈打って跳ねて、思わず吐息を漏らす。
「本物のお前に伝わってんだろ…?」と、ライラは得意げに笑って、分身のモノをグチュグチュと扱きつつ、その腰を艶めかしく揺らし、俺のモノを締め付けてくる。
「っ……はぁ……ライラの目は……ごまかせないね…」
『本物かどうか…見抜かれたわけか…』
その時、突然ライラが腰を引くから、ズププッ、とペニスが穴から引き抜かれ、整いかけていた呼吸が不規則に再び乱れた。
ライラの身体を抱きながら胸板を上下させて浅い呼吸で前を見上げれば、ライラは分身を引き寄せてもう1人の俺にキスをしていた。
「んっ……♡…はぁ…ふ……♡」
分身の俺もライラに応えるように舌を絡ませて愛おしそうにキスを交わすと、ライラはその腕で分身の頭を大切そうに包む。
「愛してる……ベルブ…」
『俺も愛してるよ、ライラ』
「なぁ……アイツと2人きりにしてくれないか…お前に集中したいんだ、本物とか、分身とか、関係無く…」
ライラがそう言うと、分身の俺は優しく微笑む。
『…ライラがそう言うなら』
そう言った分身が俺をチラリと見るから、俺はまだ乱れた呼吸を整えつつ、向こうに居る自分に微笑む。
俺は、右手を伸ばして指先を分身に向ける。そして、ライラと分身自らが望むように、その魔術を解いた。
ライラの腕の中で黒い渦が生まれ、それは散り散りになって、一瞬のうちに消えていく。
「ライラ…」と、彼を呼びながら、背中から抱きしめていた腕にさらに力を込めた。
「まだ……できんのか?」と、途端に耳を赤くしているライラが顔を伏せたまま尋ねてくる。汗や体液でぐちゃぐちゃの顔で、その瞳にいつものような鋭い眼光はなく、とろんとしている。
「ライラが望むなら…」と、その身体を自分の方へと引き寄せながら、向かい合うようにして抱き合った。
「…俺は……まだ……欲しい…♡」
「へぇ。今日は随分と積極的だし…意識も飛ばしてないね…?」
「っ……分身にもお前にも…ずっと頭撫でられたり、キスされたり…抱きしめられてたりしてて……意識飛んでもすぐ……戻ってたっつーか…」
「そうなんだ…。なら、撫で撫でして、キスをずっとしてたら、ライラも長く楽しめるってこと…?」
「…そ、そうかも……♡」
恥ずかしそうに再び目を伏せるライラの顔の汗を優しく拭って、情熱的に見つめる。
「分身が居なくなったから……次はもっと長く、沢山、ライラを気持ちよくできると思う」
「…ぅ♡……まだ、たくさん…シてほしい……。お前に…愛されたい……」
「もちろんだよ…。ライラ、愛してる…」
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