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チンポがあまい
塁のナカに全てを注ぎ込んだ燈真は、アナルからチンポを引き抜く。塁のアナルは大きく開いてナカからコポコポと燈真の精子が零れる。
燈真は塁の顔に精子に塗れたチンポを近づける。そして酸素を求めている塁のだらしなく開いた口に押し付けた。
「キサラギくん、君の好きな俺のチンポが汚れちゃったんだけど」
「はぁ…はぁ…ん…ちんぽぉ……」
(とーまさんの、ちんぽ……すんごい、せーし臭い♡)
「チンポ、汚れたままでいいのかな?」
「らめぇ……ちんぽ、きれぇに、しゅるぅ…」
塁は上にぶら下がっている燈真のチンポを手に取ってぺろぺろとチンポに付いている精子を舐めとる。塁のチンポはもう勃たないが、夢のチンポを舐めていることに興奮する。すると塁のチンポは残りの潮が出てきた。
「大好きなチンポ舐めて、おもらししちゃったね♡」
「ひゃあひ…♡ ん、ちんぽぉ…♡」
燈真がゆっくりと腰を上下に動かし始めて、塁はイマラチオを受け入れる。時折喉奥を刺して来てえづいたりもするが、上も下も燈真のチンポに支配されたという現実に悦んでいた。
(本当に、燈真さんの、チンポ、最高ぉ♡)
チンポを咥えながら、塁は意識を手放した。
「おやすみ、キサラギくん♡」
燈真は最後、塁の寝顔に向けて精液をぶっかけた。
・ ・ ・ ・ ・
『えちえちアワード 20XX、最優秀男優部門受賞は…【アウトローな彼氏は凶悪チンポで私を愛してくる】主演・燈真さんです!』
2月14日、日本のアダルト業界の年間授賞式が行われた。ネット配信されるこの授賞式を塁たちも仕事の傍ら見守っていた。
「女優も男優もうちの専属かー。こりゃボーナス期待しようぜ」
「燈真もすげーな。もう女性部門に引っ張りだこだしよ」
「あの凶暴チンポのモザイクに苦労してた頃が懐かしいぜ。な、如月」
「そうっすねー……女性部門ってあんまチンポ出ないし……」
画面の向こうでは燈真が高級スーツを纏いさわやかな笑顔を振りまく。今やアジア圏でも人気のAV男優となった燈真に、チンポで苦労した編集部署は嬉しくもあり淋しくもあった。
「燈真が人気になってから如月も再修正ゼロだもんな」
「そうっすね」
素っ気なく返事をしながら塁は自分のパソコンに目をやると、急な修正依頼が来てた。
「えー⁉ マジかよ!」
「ん? 如月、どした?」
「昨日終わらせた動画、女優側から肌修正かけろって……まーじかよぉ…」
「うげぇ…まじかよ……」
塁が絶望していると部署の全員が塁のそばへ来て「みんなで分担しようぜ」と気合を入れた。塁は「ありがとうございます」と感謝をすると、それぞれのパソコンに動画データを送る。
「よし、気合入れるかぁ!」
そう言って塁は引き出しから、かなりデカいディルドを取り出してパソコンの横にドーンと立てて置く。
「……それ、何?」
「ん? これっすか? 専属男優選抜原型チンポディルドver.燈真。これは会社の観賞用です」
「やっぱお前、燈真のチンポマニアかよ」
「燈真さんが人気男優になってくれたからやーっと原型チンポ選抜に選ばれたんですよ」
「はぁ…」
「これで仕事のモチベが爆上がりですから」
塁のモザイクの甘さは改善された。だって机に立体のチンポがあるから。
____完
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