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はじめに

お手にとっていただき、ありがとうございます。 <新月、初見の皆様へ> みなさまは、今、どのような経緯でこのページをご覧になっていらっしゃるでしょうか? もし…… ・偶然開いただけで興味なし。 ・なんとなく気になったが、そこまでではない。 ・とりあえず少し読んでみようか。 上記のいずれかに当てはまる場合は、すぐに引き返して、もっとご自身が強く惹かれる作品をご覧ください。 この先を読み進めても、みなさまの《《人生の時間が無駄》》に消費されてしまいます。 死ぬ前に後悔しないためにも、回れ右をしてください。 もし、それでも第三部が読みたい、という方がいらっしゃいましたら… ・第一部、第二部・外伝・設定資料まで読破完了してくる!(新月免許皆伝) ・第一部、第二部を読んでくる(情報感情カバーの標準ルート) ・第二部だけ読んでくる(とりあえず内容理解80%ルート) ・気にせず、第三部からいきなり読む(意味不明で途中挫折濃厚ルート) 上記、いずれかを、自己責任で選択いただきますよう、お願いいたします。 ごめんなさいね。 「読者に優しくない」と思われるかもしれませんが、物語も半ばを過ぎ、今まで追いかけてくださっている方を大切にしたいのです。 第二部は第一部を読まなくてもある程度通じるようになっていますが、いつまでもそれは続けられないのが新月の長編展開なので…… すみません。 みなさまが、良い作品に出会えますように! ……と、いつものように集客する気が無いどころか、悪印象で敵を作る前置き。(汗) 第一部、第二部におつきあいくださった皆様、ようこそおいでくださいました! 天輝殿石の間レベルで不穏と混沌渦巻く第三幕「凛廻」へ! 今、これを読んでくださっている皆様は間違いなく、 ・日本語読解力文句無し! むしろ補完してくださる! ・物語を字面だけではなく、行間を読み解いたり、章題から連想したりすることができる、ハイレベル読者。 ・自力で脳内に世界を構築し、解釈できる類い稀な想像力の持ち主。 ・そして宇宙より心が広い方! 好き嫌いはともかく、ここまで読んでいらっしゃるみなさんは、どんな物語でも十分に読み解く高い読書力を備えた方、と、お察しいたします。 私はそれができないので、超尊敬!! そんな皆様を信じ、皆様ならば大丈夫、という確信を持って、第三部は本気でぶっ飛ばしていきます。 そのため、完全に、一部二部を読んでいない方はついてこられない内容となっております。 もちろん、今までのお話を隅から隅まで記憶している必要はありません。 「あ〜そんなことも、前にあったな〜」 「言われてみれば、あったかも」 程度で大丈夫です。 もし、正確に思い出したい! という方がいらっしゃいましたら、今こそ、過去作品、外伝、設定資料を振り返っていただければと思います。 「こんな前から、計画的に伏線張ってたのかよっ!」と、気づいていただける内容が隠れております。 一応、ストーリー、人物まとめを、このページの一番最後に記載させていただきます。 がっつり第二部までのネタバレとなりますので、支障のある方はお気をつけください。 (知っている前提ですので、大丈夫だと思いますが) 例のごとく、第三部もほぼ!完結まで書き終わっています。 公開予約を完了しており、作者に何があってもお届けできます! 途中打ち切り?はありませんので、ご安心ください。 (万が一、エブリスタサイト本体に何かあった場合にそなえ、小説家になろう&fujyossyの両サイトでも、遅れて更新するようにスケジュールを入れてあります。同著者名・同作品名で見つけていただけます。) また、外伝の並走があります。 長い物語ですので、ゆっくりとお付き合いいただければ幸いです。 新章:2025年 11月1日スタート! 更新日は、奇数日(1日、3日、5日…)の20時となっております。 1回分文字数はおよそ4000程度となります。 <リンク集> 【第一部「星誕」】本編 https://fujossy.jp/books/29689 【第二部「紅陽」】本編 https://fujossy.jp/books/29922 【外伝集】おもに、十年前の都の話 https://fujossy.jp/books/29923 【二次創作】『新月の光』を原作として、自由に書かれた二次創作集。 https://fujossy.jp/books/30100 【おまけ】イメージソングPV、ございますw 作者の脳内は、こういう雰囲気なのか、とわかりやすい! 一次創作小説だけでは終わらない「新月」の世界はどんどん広がりますよ︎︎〜😌 「新月の光 夜明けの星」で検索! https//youtu.be/DtKixDpp95I                     10 🌙   函《かん》(国名)の都、|紅蘭《こうらん》生まれ。 南陵郡歌仙で十五歳まで育った、この国の第四親王。 母親は玲心、父親は先帝の蕭白。 育ての親は犀遠(字を侶香)。 十五歳で都に召喚され、政治家としての道を歩んだ。 優秀だが変わり者として浮いている。 剣術の腕前はそこそこ。芸事は苦手。直感で動き、周囲を翻弄する。 蒼い目、青みがかった髪が特徴的な美人さん。恋愛鈍感。 寡黙・無表情・倹約家・冗談を真顔で言う・感情が読めない・玲陽狂い。 政治的駆け引きの度胸は抜群だが、結果的に敵を作る。 🌙玲陽(れい・よう)字:光理(こうり) 男性(25) 南陵郡歌仙出身、第一部ラストまで、ずっと故郷を出たことがなかった。 歌仙地方の名門旧家である玲家の嫡男。犀星の母方の従兄弟。 母親は玲芳、父親は不在。 傀儡(怨霊)に取り憑かれた相手に口付けることにより、傀儡を飲み込み、浄化する力(新月の光)を持つ。 同時に、普通の人間に口付ける場合、相手の魂を吸って殺す。 もともと、黒髪黒目。 十年前に異変が生じ、金髪金眼になる。同時に新月の光に目覚める。 十年間、義父の玲格によって悪辣な環境に幽閉されていたため、極度の肉体的精神的傷害を負っている。 犀星や周りの理解、援助で、現在、症状は落ち着いている。 知性派に見えるが、実は犀星以上に剣術の腕は立つ。文武両道の天才肌。 おだやかに見えて激情・誰にでも優しく見えて実は犀星しか見ていない。 🌙東雨(とうう)幼名 男性(18) かつては犀星の侍童。現在は近侍。 皇帝・宝順の密使として、十年間、犀星のもとにいた。 宝順よりも犀星の方が自分の理想の主人である、と決断し、宝順を裏切る。 結果、粛清を受け、陰茎を切断する大怪我を負う。 一命は取り留めたが、「東雨」は死亡したことになり、代わりに「祥雲」として別の名を得て、社会的復活を遂げる。犀星の近侍、玲陽(犀陽)の弟という新しい立場で人生を再出発。 宝順帝の落胤だが、本人はそれを知らない。左耳の後ろに特徴的な蝶の形の痣がある(宝順と同じ)。 基本的に真面目で素直、怖がり。涼景に対しては犀星に対するものとは別の親しみを感じている。 剣術はまるでだめ。機転はきく。 🌙燕涼景(えん・りょうけい)字:仙水(せんすい) 男性(28) 南陵郡歌仙出身だが、6歳ごろから都で育つ。 犀星の近衛隊長(右近衛隊長)。軍部実力者。 都の警備隊・暁隊(元涼景の私兵団)隊長を兼ねる。 戦時下においては正規兵を任される要人。 宝順帝からの心身支配に苦しみながら、自分の進む道を模索。 武芸において並ぶ者なし。犀星への忠誠心は最上級。 東雨に対しては肉親のような親しみを感じている。 蓮章を心の拠り所としているが、甘えきれない優柔不断。 右頬に十字傷。美丈夫。 豪快・胆力高し・心が広い・情にもろい・妹(春)との禁断の愛。 🌙遜蓮章(そん・れんしょう)字:梨花(りいか) 男性(29) 紅蘭出身。名門遜家の末っ子。家督争いには関わらない。 犀星の近衛隊副長(右近衛隊副長)。花街実力者。 都の警備隊・暁隊(元涼景の私兵団)副隊長を兼ねる。 知略に優れ、また、|聡《さと》さと容赦のない策略で周囲を翻弄する。 涼景とは幼馴染で、慈圓の屋敷でともに育った。 涼景に対して、人生を歪めてしまうほどの強い執着を抱いている。 左右異色の瞳。類い稀な容貌で、美しさは群を抜いている。 自分でもそれを理解しており、武器にすることもしばしば。 わざと軽薄そうに見せているが、かなり情が厚い。 酒や薬の影響を受けにくく、性的快楽のみが救いとなっている。 🌙玲凛(れい・りん)字:仲咲(ちゅうしょう) 女性(16) 南陵郡歌仙出身、第三部の冒頭まで、ずっと故郷を出たことがなかった。 旧家・玲家の息女であり、玲陽の父親違いの妹。犀星の母方の従兄弟。 玲格と玲芳という実の兄妹の間に生まれた忌み子として、冷たい扱いを受けてきている。 勘が鋭く、作中で唯一、霊的なものを視認できる。 剣術、戦闘術、狩猟など、犀遠から仕込まれた技術は、涼景も高く評価している。 向上心が強く、武の道を追求することに熱心。 自由奔放で豪胆、楽天主義、勝気で負けず嫌い、怖いもの知らず。 一方、玲陽に対しては深い愛情を抱いており、妹として甘える場面もある。 詳細が気になる方は、 【第一部「星誕」】本編 https://fujossy.jp/books/29689 【第二部「紅陽」】本編 https://fujossy.jp/books/29922 【外伝集】おもに、十年前の都の話 https://fujossy.jp/books/29923 【二次創作】『新月の光』を原作として、自由に書かれた二次創作集。 https://fujossy.jp/books/30100

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