10 / 10

第10話

鼻をくすぐるいい匂いで目が覚めた。 起きあがるといつの間にかソファに移動してた。 毛布もかけられてた。 それに気づいたオーナーが声をかけてくれて 「起きたか…」 「うん…」 オーナーに手招きされて キッチンカウンターに行くと そこには俺が食べたいと言ってた ビーフシチューがあった。 驚いた顔でオーナーを見ると クスッと笑って 姫が食べたいって言ってたし メニュー試作も追加でと言ってた。 「冷めないうちに食べて感想な」 「わかってるもん!!」 不貞腐れながらもいただくことにする。

ともだちにシェアしよう!