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第11話
声出して笑うオーナーを見てちょっと
不貞腐れそうになった。
わざとほっぺを膨らませて見たけど
ごめんごめんと頭を撫でられてしまい
許さないわけにはいかなかった。
そしたら急にオーナーが真剣な顔になって
「そろそろさ、俺ん家住まね?」
と言ってきて俺は目をぱちくりした。
「別に急ぎってわけじゃねぇけどその方がいいかなって思ってきてさ」
頭がはてなだらけになりそう。
「そろぼち、本腰入れようかと思ってな、姫がこっちに越してくれたら色々やれるだろうし、それに…
オーナーは少しためてから
「姫…免許とってるのバレてるからな」
と不敵な笑みをこちらに見せた。
「…あ…いや…あの」
「ん?なぁに?姫」
「えっと…あの…はい、取りました…」
「よろしい」
オーナーに黙って車の免許を取ってたのがバレました。完敗です。
よく行けたなと褒められましたが
自分もそう思います。
「あとは経理もできるし問題ないか」
目が泳ぎそうです。
「ここに引っ越したら、
3食昼寝付きのデザートありですが
どうします?」
そんな提案に俺が断る理由もなく
「引っ越します!!」
と言ってしまった。
オーナーのご飯美味しいしいいっか
Fin
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