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接待する社長たちのチップを頂戴する秘書
とある都心、知る人しか知らないビルの最上階。とある会社からお招きされたボクと秘書は受付を手短に済ませエレベーターに乗る。
運転する車で体を触られ盛大に射精してしまった秘書は随分ご乱心になってしまったため、結局は送迎車に迎えに来てもらい目的地に向かった。
ボクの白濁がついたままの手で彼の頭をうっかり撫でてしまったため、髪の毛にべったりと付いてしまった横顔を眺める。
彼は俯いたまま何も話さない。ただ両手がぶるぶる震えていて羞恥でいっぱいなのだろう。
髪の毛に付いてしまった汚れを拭おうとした彼には「そのままでいてね」と伝えている。どんな君でもお似合いだよ。
送迎する運転手がバックミラーでチラッと秘書を見たことに気付いた。白濁で汚れている髪を見、そして視線を戻す。仕事が欲しいなら誰もがボクの行いに口出ししてはいけないからだ。
エレベーターで隣にいる秘書の尻に触れる。揉みしだくも、今は逃げ場が無いからか微動だにしない。
いつもならピシャリと手を払いのけられるのに。運転中の出来事にかなり精神参ってしまったのだろうか。
エレベーターが最上階で止まり、扉が開く。廊下に出るとすでに目の前にわかりやすく扉があり、使用人二人が思い切り手を引いて外開きに扉が開く。
室内は立食パーティーの見た目になっている。人々で溢れかえっていて、ボクたちは少し遅れて来たようだった。
華やかな空気に気圧され立ち止まった秘書に「行くよ」と手を引いて中に入っていく。
「あの……お手洗いに一度、」
「なんで?」
「……髪が、汚れているので」
天井にはシャンデリア。ビュッフェスタイルのテーブルには一流のシェフが作ったであろう見た目が綺麗な食べ物ばかり。
そのような場所に頭に白濁を付けたまま入るなんて見た目も良くないし、不衛生にもなると思ったのだろう。
まあ、普段ならそうなんだけど。
「いいんだよ。君は何も気にしなくていい。今日はボクの隣にいるんだ」
どんどん大きな部屋の奥に入っていく。スーツを着ているボク以外の社長クラスのおじ様たちが頭を汚している秘書をじっとりと見ていく。
視線に耐えきれないのか、秘書は顔を歪めてどんどん顔を俯かせていく。
「ほら、しっかり顔上げて。堂々と歩かないと」
社長であるボクが秘書に指導するなんて。俯いている彼の顎を掴み上げさせる。
この場には社長と、その隣には彼らのペットみたいな可愛かったり、綺麗だったりする若い男性がいる。
それは僕の隣にいる秘書のようだったり、はたまた全ての人権を奪われている、裸で首輪を付けられて犬のような格好をされている性奴隷だったり。
なんだか、少し可哀想。ボクの秘書は、少しは幸運だと思って欲しいな。
「これはこれは。茂畑くん。今日は私の会食に来てくれてありがとう」
もばた。ボクの苗字だ。本当はお招きされたボクから挨拶しなければならなかったのに、A会社の社長の方が先にボクらを見つけてくれたようだった。
彼の隣にも勿論……スーツ姿の綺麗な若い男性がいる。軽く頭を下げてくれるが、少々顔が赤い。
「とんでもない。ボクも今日とても楽しみにしていて。右も左もわからない秘書に教え込むには良い機会だと思ってね」
「そうか、君にも見つかったんだ」
A社長はボクの隣にいる秘書をじっくりと眺める。「良い髪色をしているね」と微笑まれ居心地悪そうに下がろうとする秘書の腰を抱き「挨拶しなさい」と耳元で囁き前に出す。
「は、はじめ、まして。茂畑社長の秘書を務めている──」
「ああ、これまた面白そうなものを手にしたんだね」
秘書の名前には然程興味なかったようだった。近づいて抱きしめ、両手で尻を揉みしだく。突然のことに動けないでいる秘書に「初心で可愛いね」と言い「私の秘書も紹介しておこう」と綺麗な男性を差し出される。
「やあ、これまた貴方好みの玩具だ」
顔が赤いA社長の秘書(以降秘書Aと呼ぶ)の尻を掴む。ビクビクと痙攣し、そして中に何かが入っている振動音。これは最後までキツいだろうなあ、と思いながら、指をスラックス越しに尻穴にギュウウ……と突っ込んでグニグニ弄れば「やっ、ぁああっ⁉︎」と膝から崩れ落ちてしまった。
「全く……君は全然耐性が無いな。みっともないところをお見せするんじゃないよ」
「も、申し訳ありま、せん」
この二人も今日は色々と立場をわからせるために来たのだろう。腰が抜けてしまったのか、中々立ち上がれない秘書Aに──「大丈夫、ですか」と声をかけるのは。
何が起こっているのか何もわかっていない、まだ純粋無垢であるボクの秘書。
綺麗な秘書Aに手を差し出している。秘書Aも驚いたように顔を上げ、「ありがとうございます」と手をとって立ち上がっていく。美人な二人が手を取り合う姿は中々見応えがある。
社長二人がじっとりと眺めていく中、秘書Aがボクの秘書の頭を見──「貴方も、」と呟いて顔を歪める。
金と権力さえあれば欲しい人を手に入れられるボクらと、何の立場もない故に支配されてしまう秘書たち。
この世界に囚われてしまった時点で普通の常識やモラルは無くなっているから、誰も彼らを助けるものはいない。
何故囲うことが出来るかって?
そもそも秘書たちが行方を眩ませてても心配するものがいないからだ。
だってボクも、秘書が愛していた幼馴染たちを処分したしね。
今ここにいる綺麗な子たちは、何かしらの理由で身寄りがおらずここにいるしか無い人たちだろう。
「ほら、A社長が君にチップをくれるそうだ。両手を差し出しなさい」
「……? はい」
秘書は何もわかってないようだったが、両手を受け皿にするように差し出す。
その両手に。チャックをおろして勃起したA社長の先端が当てられて。
「……ぇ」
勢いよく目の前で扱いていく。
「え、あ……ぇ」
「こら、手を下ろすんじゃ無い! しっかり両手で受け止めるんだ」
慌てて下ろそうとする秘書の背後に回り込み両手首を掴んで固定する。血の気が引き「やだ、やだ」と呟く秘書。
見ず知らずの男の精液を両手にかけられるって、どんな気分?
「君はボクの秘書になったんだ。こういうのは、毎日やってもらわないと困るんだから」
「なりたくてなったわけじゃ……!」
シコシコシコシコッ、
ドピュッッ。
「ぁ……っ、」
秘書の両手に白濁が溜まっていく。特濃で匂いもキツい。これは相当溜めていたか。
「飲み込むんだ」
「……ぇ」
「受け止めた精液は、その場で飲むんだよ。秘書として当然の仕事だよ」
「……っ、」
両手を見つめたまま動かない秘書に痺れを切らし「A社長の秘書にお手本を見せてもらわないと」と言えば「ああ、使ってやってください」とあっさり許可される。
「チップ。ありがたく頂戴します」
秘書Aがボクの前に来てそう口にする。静かに差し出される両手に勃起した先端を押し付け、息を荒くしながら夢中で扱いていく。
今日のために溜めていただけあってすぐに射精する。どぷ、と精液が両手に降り注ぎ、秘書Aは──
覚悟を決めたように一度深呼吸し、一気に手を口元に持っていき顔を仰いで飲み干した。
その姿を呆然と見ているボクの秘書。
「美味しいかい?」
「……はい、とても」
表情は読み取れないが、咳き込むこともなく静かに全てを行なっていて優秀だ。ボクの秘書にもそうなってもらわないと。
「お手本見ただろう? 君もやるんだ」
顔面蒼白になりながら。両手を顔に近づけ……匂いを嗅いで咳き込む。なんて失礼な。わざわざ精液を降り注いでもらったというのに。
「早く」
「……は、い」
舌を出して。ちろ、と一瞬舐める。途端にポロポロと涙を溢す秘書。全く、この世界でやっていけるか不安だ。
「申し訳ありません、ボクの秘書は今回が初めてで……」
「なら仕方ないよね。ほら、彼の手を綺麗にしてあげなさい」
A社長は秘書Aに言う。秘書Aは「かしこまりました」と頭を下げ、ボクの秘書が舐められなかった白濁を代わりにぺろぺろと舌で綺麗にしていく。
また、ボクの秘書はその姿を呆然と眺めていくだけだ。
「A社長、秘書Aをここまで従順にさせたのはどのくらいかかりましたか」
「そうだねえ。かなり常識を持ってる子だったから苦労したよ。助けなど来ないとわからせるように毎日犯して屈服させて……3年はかかったかなあ」
3年も。それはA社長も苦労している。この言葉にボクの秘書は「え、」と秘書Aを見つめ、秘書Aも俯く。
「ふふ。今では命令すればフェラでも下の口でも。すぐに相手してくれますよ」
「おお。それは良いオナホールですなあ」
ボクの秘書がボクを睨んで口を開きかけた、でも秘書Aが止めていた。……そうだよ。ボクたちに刃向かわない方がいい。
「やっぱりレイプが効果的ですか?」
「そうだねえ。あとは散々寸止めした後の連続絶頂かな。泣いて嫌がってもイき続ける姿は滑稽でね。今でもズリネタになる」
動画見ます? とその場でスマホから見せてもらえた。両手足は大の字にベッドに拘束されて身動き取れない中、やめてやめてと訴えてもプシャプシャと射精と潮を噴きまくる秘書Aの姿だった。
「いいですねえ。ボクの秘書も中々反抗的ですし、帰ったら早速レイプしようかなと思います」
秘書が目を丸くしてこちらを見、そしてどんどん青ざめていく。
「その前に君はここにいる社長さんへの挨拶とチップを受け取らなければならないな。まだまだ挨拶は足りない。A社長、また今度」
「ああ」
秘書Aが離れる直前に秘書に耳打ちしていた。でもボクには聞こえていた。良いアドバイスだと思った。
『反抗し続けるのは苦しい。楽になりたかったら、堕ちることだよ』
ボクの秘書にどこまで響いたかはわからない。
他の社長はあと30人ほど。秘書には両手でチップを受け取らせ、ちゃんと飲み干させた。
帰りの車の中で気持ち悪さに嘔吐してしまったため、お仕置きとしてフェラさせた。
接待で社長たちのチップを頂戴する秘書【完】
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