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 陰茎での絶頂とは違い、その場所での絶頂には急降下的な鎮静作用がなかった。――というよりか、即時に脳内の熱霧が晴れてゆく射精と比べて、この場合の熱霧は少しずつはぁはぁと呼吸する口や、熱くなった耳の穴などからゆっくりと逃げ、少しずつ晴れてゆくようなおだやかな鎮静、という感じであった。  ……そうしてはぁ…はぁ…と絶頂後、ぐったりと力の抜けた僕の体が絶頂の余波に勝手にひく、ぴくんっ…ぴくんっと跳ねてしまうほど、まだ晴れない熱霧のさなかに僕があるとき――ハルヒさんはお構いなしに、僕のそこをぬる…ぬると刺激しつづけた。 「あ、?♡ …ぁ、♡ ん、ゃ…っ♡ だめ…ぅ、♡」  僕は先ほどよりもその場所が敏感になっているのをたしかに感じた。――その鋭敏な場所をぬるぬると押されながらこすられると、腰回りが勝手にこわばり、腰の裏が浮いてしまう。 「ぃ…イく、イく…♡ ィ…――っ♡♡」  ……そして、初めてそこで絶頂をしたときよりも短い時間で、僕はまたイッた。  いや、気がついたら僕は何度も何度も――それこそ間断なく、「ずっとイッている」という感じで、何度も何度もハルヒさんにイかされ続けた。  気がつくとハルヒさんは、はじめのようにゆっくりと優しく、というのではなく――ちゅくちゅくちゅくと僕のそこをリズミカルに擦っていた。 「…あぅ、ぁ、♡ あ、♡ あ、♡ あ、♡ らめっらめっや、♡ ま…またィく、♡ イくっひ、♡ またイッちゃ、♡♡」  僕の腰が、両脚が、ビクッ…ビクッと勝手に跳ねる。――きゅーっとハルヒさんの指を奥へ押し上げるように、僕の膣口が内側へ向けてすぼまる。  たび重なる絶頂により快感を鋭いほど感じ取るようになった敏感な陰茎の根本を指圧され、尿意も限界を迎えたツーンとする膨満感のある膀胱を揺さぶられているような危機感のある快感、その快感が僕の陰茎の尿道をこじ開けようとしてくるかのような、…恥ずかしいが、僕の恥骨が前に押し出されてしまう。 「あぁイッ…!♡ ふ゛…ッ!♡ …――〜〜っ!♡♡」  もぅ、イきたくな…――っ!♡♡♡  ……僕の腰の裏がビクンッと弾んだまま浮いて固まる。ハルヒさんの二本の指が開けないほど膣内を(せば)め、そこでの絶頂の快感を固く噛み締めているのが自分でもわかる。――ビクッ…ビクッと痙攣のたび、アナルから奥まる僕のお尻が浅くも上下に浮いたり沈んだり、ゆらゆらと動いてしまう。 「っは…!♡ …は…っ!♡ …は…っ!♡」  ぉ…おかしく、なって…しまう、  いや、もうおかしい、…僕、の…からだ、…ずっと…ずっと…ずーっと、イッてる、♡♡♡  そのときだった。 「…こらハヅキ…、おもらししちゃだめって言ってるだろ…? もう、世話が焼けるんだから……」 「ンぁ゛、?♡♡♡」  僕の(おそらくダラダラと精液やカウパー液をひっきりなしに漏らしている)陰茎が熱く濡れたところ――おそらくハルヒさんの口内――に包み込まれたなり、僕の腰はビクンッと怯え、せめても逃げようとベッドに沈みこむ。  が、逃げられるはずもなく、根本から引き抜かれると危機感を覚えるほど強く吸い上げられ、そのままじゅぽじゅぽとめちゃくちゃにしゃぶられ、 「…あ、♡ ぁあ゛、♡ やっ…やら、ゃ、♡ ごめんらさい…っ!♡ ごめんなしゃ…っ!♡ ごめんなひゃいぃ…っ!♡♡」  僕はその快感に身をのたうたせ、泣きながら――訳もわからず――謝るものの……そうしてじゅぽじゅぽしゃぶられながら、なかもまたチュクチュクチュクとこすられ、 「あ゛…っ!♡♡ ぁーー…っ!♡♡ …っあぁあぁ゛――〜〜〜っ!!♡♡♡♡♡」  ………そうして僕はもはや意味のわからないほど刺激の強い絶頂を、執拗なハルヒさんの口と手とよって、何度も強制的に迎えさせられたのだった――。  もうお仕置きはこれで十分なはずだった。が、  ……なんとそのあと…――今は……? 「うう゛、♡ …ふ゛…ッ♡ ぐ、♡ 〜〜〜っ♡♡」  僕は目隠しをされたまま、今もまだ「ごろん(服従)のポーズ」で拘束されたままである。  ただ乳首のローターは外されたのだが、口にはボールギャグ(ボール状の口かせ)を噛ませられ、さらに鼠径部にまきつく固定バンドに収められたバイブを膣内に挿れられ――それはくねくねと僕のなかで震えながら先端をゆっくりくねらせているのだが、バンドがゆるいせいか奥には届かず、僕の陰茎の根本付近をその(のろ)い回転でえぐっている――、またX字の拘束具に固定されたいわゆる電マを下腹部、つまり子宮に押しつけられ――それもその電マはフルパワーで振動している――、さらには電動オナホで絶えず、ゆっくりとだが、ねちゅ…ぐちゅ…と陰茎をしごかれている。  さらには…――。 「……ねぇハヅキ、反省したぁ…?」 「ふ、♡ …ッ!♡ ふぐ、♡ …ッ!♡ …〜〜っ!♡♡」  ……僕はそばにいるらしいハルヒさんへ向けて、コクコクコクと何度もうなずいた。  彼は棒の先についたパステルピンクの羽根で――先ほど一旦目隠しをずり上げられ、それを「ほら…これでハヅキをくすぐっちゃうね…?」と見せつけられ(脅され)た――、僕の猫耳の内外や乳首、胸もとやお腹、内もも、足の裏などをこしょこしょとくすぐってくるのである。  いや、それも僕が今普通の状態にあれば、ただくすぐったいだけだったろう。  しかし今は…――焦らされまくっている今は……。  子宮は上からフルパワーの電マの振動に責められている、とはいえ単調なその刺激はただただ子宮をうずかせるだけで、それもなかにあるバイブは子宮口付近にまで届いておらず――。  では今バイブの先端にこね回されている陰茎の根本はというと、ウィン…ウィン…とローモードの緩慢な動き、かつ指で押し上げるよりよほど浅く軽い押し上げともなればやはり焦れったい――。  さらには陰茎のほうもゆっ…くりと、ぬちゃ……ぬちゃ…としごかれて、射精したい欲求こそ根本から先端へまでこみ上げてきていても、その速度ではいつになることやら…――。  と…頭がおかしくなりそうな焦らしプレイをされている僕の体は今、それに加えて先ほど「イきっぱなし」というほど絶頂させられたのと、さらには目隠しによって、肉体の感覚というものに否応なく集中させられている状態では、通常の数倍快感というものに鋭敏になっているのであった。  ついでにいうと、口かせをされていては口ごたえをするだの許しを乞うだの、という自発的な解放の方法を(身体の拘束もあってはなお)完全に奪われている状態のために、もはやハルヒさんが満足するまでこの責め苦に耐えるほかない、という絶望、諦めと受容とを強いられているので、なおこの「くすぐり責め」は僕の被虐的なよろこびを高めてしまうばかりに――僕はこの羽根でくすぐられるたび、はっきり言って涙を流しながら感じている。  たとえば今も、こうして足の裏をこしょこしょとされる。すると僕はその忍びがたいくすぐったさに、足の甲を伸ばしたりかかとを突き出したり、また身をのたうたせて何とか逃げようとするのだが、 「んん゛…っ♡ うぅ゛…っ♡ ぐ、♡ ふうぅ゛…♡」  正直、なぜか足の裏のそのこそばゆさが、僕の陰茎や子宮にツーンとした快感と変換されて蓄積されてゆくのだ。が、ただつらい。めちゃくちゃつらい、…くすぐったいのに気持ちいい、気持ちいいのにくすぐったい、これはやめてほしいのほうがギリギリ勝る快感なのである。  ただ…――先ほどまでのローターの刺激によって、およそ亀頭程度と思えるほど敏感になった乳首を、ときどき気まぐれにその羽根でふわ…と撫でられると 「ンう゛…ッ!♡♡」  ……もはやピリッとするくらいの鋭い快感が、しかし今の焦らされている僕には「ご褒美」のようにも感じられて、すると僕の体はビクンッ! ビクビクッと――その前段階を知らなければ大げさなほど、大きく歓びに反応してしまうのだ。  ……しかし僕がみだりがわしく身をよじろうが、浅ましく腰をへこへことさせようが、みじめにもビクンッビクンッと体を大きく痙攣させようが、ハルヒさんはそれをあざけるばかりであった。 「…ほんとうに反省したのー…?」  とからかうように聞きながら、今度も僕のおへそからお腹を――ビクンッ…ビクッ…と痙攣しているお腹を――ふわふわの羽根でこしょこしょとしてくるハルヒさんに、 「…んん゛…ッ♡♡ ン゛う、♡ んふ゛、♡ んぐ…っぅ゛、♡」  ……僕は目隠しの下で泣きながら、また鈍くうめきながらも必死にコクコクとうなずく。今もビクビクとしてしまう腹筋には、もはや明日筋肉痛になる予感さえさせるほどの疲労が重たく溜まっている。――しかし彼は「はは…」とサディスティックに低く(わら)う。 「俺、もう寝ちゃおっかなぁー…。ハヅキ、一晩このまんまで反省しとく……?」 「……ふク…ッ!♡ …ッ♡ …ッ♡ …ッ♡」  僕はそれは許して、と必死に、とにかく必死にかぶりを振る――とチリチリ首輪の鈴が鳴るが、そのくせ僕の子宮はそのドS発言を歓んで、下腹部がビクビクとへこんでしまう。 「…じゃあ俺になんて言うの…?」  とハルヒさんが僕のよだれまみれのボールギャグをカパ、と浮かせて下にずらした。  ……僕は「っは、」と息を取りこんだなり、 「っは、♡ は、♡ は、ご…ごめんなさい…♡」  と猫の尻尾を犬のようにブンブン振って媚びつつ、自分の不出来をどこか本気で悔やみながら、甘ったれたハルヒさんの「犬」になる。 「ごめんなさいご主人様、ごめんなさい…っ♡ ごめんなさい…っ♡ 僕は命令もまもれないどうしようもない駄犬です…っ♡ 何でも…何でも言うことききます、だからゆるしてください、…ぉ…おかしくなっちゃう、♡」 「…んーー。まあいいや…じゃあ許してあげる…」  渋々、というようではあるが、ハルヒさんのその「お許し」に僕は待ちに待った解放の希望を見出し、思わず口辺に笑みを浮かべた。が、…彼は冷笑を含ませてこう続ける。 「でもハヅキ、その代わり、これからは死んでも俺の命令は守るんだよ…? ――たとえば俺が〝イけ〟って言ったら、ハヅキは外でもどこでもすぐにイってー…――俺が〝イくな〟って言ったらぁ…、どんなにイきたくても我慢するの…。…できる…?」 「……ッ♡ は…♡ は…♡」  死ん、でも……♡  ……僕はそのドS発言に陶然と膨らむ妄想――たとえば首輪を着けられたまま、なかにはリモコンで操作可能なバイブを挿れられて「お散歩」を強いられ、不意に動き出すそのバイブ、『ほら、イけよ』と耳もとでハルヒさんに嘲笑(わら)われるまま、人混みのなかで絶頂させられる僕…――に腰をゆらゆらとさせながら、怯えながらもこく…と禁断の首肯(しゅこう)をして、しまった。 「ほんとぉ…? じゃーあぁ…――」  するとハルヒさんはからかうような半笑いの声で、 「――イ…♡ く…♡ な…♡」  と言いながら、僕の勃起をオナホでぐちゃぐちゃと激しくしごきはじめる。 「んあ゛…っ?♡ ひ…っ♡ ぁ、?♡ ぁあィ、♡♡」 「…ふふふ…っ♡ 〝イくな〟だよ…? イッちゃだめー…♡ 絶対(ぜぇったい)射精しちゃだめー…♡」 「ひ、♡ あうぅ、♡ むりれすっむり、♡ ああぁ゛、♡♡ むり、っむりむりイく゛、♡ イく゛…っ♡ ィ、…〜〜〜ッ!♡♡♡」  ……いや無理、!!♡♡♡  そもそも高められていた上に、オナホにぬちょぬちょと根本から抜きとられそうなのだ、全体を深いひだやイボや、ざらざらとしたギミックに、ぬりゅぬりゅと絡みついてくる高粘度のローションにしごかれ――それもあまつさえなかのバイブに根本付近を緩慢にとはいえ刺激されて――、僕は腰をへこへこと揺らし、逃げようとはしているのだが、当然そんなことが叶うはずもない。  するともはや僕はよだれを垂らしながら、泣き叫ぶように許しを乞うほかなかった。 「ごめんらしゃいイきましゅイきましゅ、♡♡ いかせ、♡ っイかせてくらさい、♡ おねが、…おねがいひましゅ…っ!♡」 「……この駄犬…、早速言いつけを破るのぉ…?」 「っごめんらしゃ、ッぐ、…っあぁ゛ーイく゛、♡♡ イく゛イく゛イく゛、♡♡ ゆるひ…ぇ、♡ イっひゃいまひゅ、♡ …うァ゛イ、♡ …ぐ…〜〜――っ!♡♡♡」  僕の腰が、恥骨がぐうっと上がる。  ……結局オナホでイかされてしまった。が、 「……カ、!?♡ ヒッ…〜〜〜〜っ!!♡♡♡♡♡」  らめらめらめらめらめ…――っ♡♡♡♡♡  しかもそうなると、僕の下腹部に当てられている電マの頭がそこによりくい込んで子宮が、…さらには(ハルヒさんは手を止めてくれたらしいものの)電動オナホがぬちょ…ぐちょ…と僕の精液を塗りつけるかのごとく、射精したての勃起をこすってくる上、その快感に力強くすぼまるなかまでバイブに刺激されて、――これは単なる自爆だが、――地獄のような快感だ、… 「…カ、♡ ハ、♡ …〜〜――っ!!♡♡♡♡♡」  死ぬ…♡ イき死ぬ…♡ たすけて、死ぬ…♡ 死んじゃ…――!♡♡♡

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