「ふ……あ、あっ！！！」 トルスの膨らんだ太い先端が僕の慎ましい蕾を突破して、ついに体内へと飲み込まれた。 大きく張り出たカリの部分が入ってしまうと、あとはぐぐぐっと意外なほど短時間で僕のナカの奥へ奥へと進んでくる。まだそんな質量を受け入れたことなどある筈もない僕の初心な内壁は、今はまだ明確に痛みと強烈な圧迫感を感じ取っていた。 「く……んう……っ、……っ」 こんなに苦しくて充足感のある痛みなんて、今まで経験したことがない。 身体の内側を強引に押し分けられるような、肉が引っぱられるような痛みや、内臓がぎゅうぎゅうと圧迫されるような痛みがあって苦しい。でも、ポーションの助けもあるのか長くは続かない痛みだし、なによりトルスのモノが隙間なくミチミチに詰まっているんだという、圧倒的な充足感も確かにあるんだ。 「く……きっつ……大丈夫か、ローグ」 トルスもまだ苦しそう。ああ、早くトルスに僕のナカで気持ちよくなって欲しい。包み込むように優しくトルスを迎え入れたいのに。その一心でなんとか体の力を抜こうと頑張った。 「だい、じょうぶ……幸せ……トルス、好き……！」 僕にぴったりとくっついてるトルスの体。でももっとひとつになりたくて背に回した腕にぎゅっと力を入れる。視線でキスをねだったら、トルスは啄むような可愛らしいキス何度もくれた。 「はー、もう……！　ホントお前、可愛いなぁ……！」 キスのおかげでだいぶ馴染んできたと思ったのに、トルスの逸物が僕のナカでもっと大きくなった気がして、僕は喘いだ。 「ああ……ん、おっきく、なった……？」 「お前が可愛いからしょうがない。くそ……っ、もっと気持ちよくしてやりたいな。さっきの、気持ち良さそうなトコ……」 最後は独り言みたいに言いながら、また柔らかいナカを押し分けながら入ってくるトルスの怒張。ただまっすぐ入ってくるだけじゃなくて、トルスがゆっくりと回すように突き入れてくるソレが、僕のイイトコロをぐりっと刺激した。 「んあああっっ！！？？？　ひ……あ、ああ、トルス、ああっ、そこ、すごい……！」 悲鳴みたいな声が出た。 さっき指で押され挟まれ擦られただけで腰が動いちゃうくらい気持ち良くなってしまったソコ。トルスの硬い大きなモノでグリュンと押しつぶされたりしたらもう、ひとたまりもない。 「く……っ、締まる……！　気持ち、いいのか……？」 「気持ちいい……！　トルス、すごい……！」 僕の喘ぎを聞いたトルスが、そのしこりの部分を先端でぐりっぐりっと刺激してくれる。 思わず僕の後孔がきゅうっと締まった。しこりを刺激されるたびに体がはねる。 「あんっ、あんっ、ああ、ん、……ふああっ、ううっ」 「うあ……すご、ナカがとろけてきた……！　くっ……！」 イイトコロを何度も穿たれて息も絶え絶えになった頃、トルスの怒張がいきなり入り口付近まで引き抜かれ、僕の最奥まで一気に貫かれた。 「ア、アァンッ！！！」 痛いのに気持ち良さの余韻がすごくて、僕はただ喘いだ。指で開かれていない奥はさすがに狭いみたいで、トルスの腰がそこでしばらく動きを止める。 僕も息をするのが精一杯。 トルスが熱い息を吐きながら、僕の体をぎゅうっと抱きしめて密着させてくれる。痛くても、トルスから抱きしめてくれたと思うだけで幸せな気分になった。 僕を抱き込んだまま動かずに……多分馴染ませてくれてるんだろうと思ったら、僕のナカは「トルス、好き」って告白するみたいにきゅんきゅんとトルスのモノを締め付ける。トルスの形を確かめるみたいに勝手に動く内壁が恥ずかしい。 「く……うあ……っ」 僕にきゅうきゅうに締め付けられて、トルスが喘いだ。 うわぁ、色っぽい。トルスのこんな顔、見たことある人いるのかな。無防備に反らされた喉があまりにも扇情的で、僕は伸び上がってトルスの喉仏のところを舐め上げた。 「ひ……っ」 「ああっん、は、あ……」 トルスの体がビクンと動いた拍子にまたイイトコロが擦られて、僕まで喘ぐハメになった。 「トルスも、気持ちいい……？」 「くそぅ、小悪魔め！　気持ちいいに決まってるだろう！」 「んぁあっ！あ、あ、あ、ひあ、あぁんっ！」 トルスが動き出した途端、急激な快感に翻弄される。奥は苦しいけど、トルスが動くたびにあのイイトコロも擦ってくれるから気持ち良くて、壊れたみたいに声が出る。 「あ、あ、あぁ！ あ、そこ、そこばっかり、あぁん！」 「俺がお前のナカにいるって……ひとつになってるってちゃんと感じられたか？」 「うん……！　すっごい、幸せ……！」 何度も穿たれて、もう苦しさや痛さなんて感じなくなっていた。ただ幸せで気持ちいい。もう好きにして……って気持ちだった。 「じゃあ、もういいな」 「へ？　ふあっ！？　ん、うああっ！！！」 急に乳首を舐められ吸われて、僕は思わずのけぞった。 「こんな美味そうな体して、抱け抱けって誘ってくるくせに、ひとつになってるの感じたいから触らないでって……拷問かと思ったぞ」 今度は両手で両方の乳首をクニクニと弄りながら、僕の唇に噛み付いた。