2 / 4

第2話:発展場の密室

ミサキの欲望は、ラブホの一夜で完全に目覚めた。 掲示板に投稿した。「私をいじめてくれる人、募集中。 もっと刺激的な場所で、じっくり支配してください…♥」 マッチしたのは「タクミ」、40代の男性。 「発展場の個室で、1対1で辱める」とあった。 茂は、秘密の場所でのプレイに、恐怖と興奮が混じる。 ミサキとして返信した。「私を…発展場で、支配してください…」 待ち合わせは、繁華街の外れにある発展場、夜10時。 茂は普段の服で車を運転し、発展場の駐車場に到着。 タクミが先に個室を確保し、部屋番号を連絡してきた。 茂はバッグに女装用の服を忍ばせ、個室に入ってから着替えた。 赤のタイトなミニスカート、黒のガーターベルト、8cmのハイヒール、細い鎖のチョーカー。 鏡で見た自分の姿に、茂は羞恥と興奮で震えた。 「71歳で、こんな場所でこんな格好…バレたら終わりだ」と恐怖がよぎるが、「ここでしか味わえない自分になれる」と心が疼いた。 タクミが部屋に入ってきた。 短髪で筋肉質、黒いタンクトップにジーンズ、冷たい笑み。 「ミサキ、71歳でこんなエロい格好、ガチの変態だな」 部屋は狭く、黒い壁と簡素なマット、薄暗い照明。 タクミはミサキを部屋の中央に立たせ、ミニスカートをゆっくりめくり上げた。 「こんな場所に来るなんて、誰かに見られたいんだろ?」 茂の心は、羞恥と解放感で揺れた。 プレイは、発展場の閉塞感を活かしたものだった。 タクミはミサキの手を革のベルトで縛り、壁のフックに固定。 「動くなよ、ミサキ。お前の体は俺の玩具だ」 タクミは冷たいドリンクの氷をミサキの胸に滑らせ、冷や汗と喘ぎ声を引き出した。 「声デカすぎると、外に聞こえるぞ」 茂は、隣の個室の物音や廊下の足音を意識し、声を抑えるのに必死だった。 タクミは100均のクリップをミサキのスカート越しに敏感な部分に挟み、軽い痛みが快楽と混じる。 「71歳でこんな情けない姿、最高だな」 タクミの言葉責めが、茂の羞恥心を燃やした。 タクミはさらに、ミサキを四つん這いにさせ、マットの上で這わせた。 「犬のマネしろ。ほら、吠えながら部屋を回れ」 ミサキは「ワン…ワン」と声を上げ、冷たいマットを這った。 壁越しに、隣の部屋の喘ぎ声や笑い声が聞こえる。 「声デカすぎると、他の客が覗きに来るぞ。 どうする、ミサキ?」その言葉に、ミサキの羞恥は頂点に達した。 タクミは簡易の電動マッサージャーを取り出し、ミサキの太ももに当て、低いうなり音が体を貫いた。 クライマックスは、ドア際でのプレイだった。 タクミはドアを少し開け、廊下の薄暗い光を部屋に入れた。 「ほら、ミサキ、叫べ。 『ミサキは変態M女です、もっと虐めて!』ってな」 ミサキは恐怖で震えながら、囁くように叫んだ。 「ミサキは…変態M女です…もっと、虐めて…!」 タクミは鞭で軽くミサキを打ち、氷とローションで交互に刺激。 廊下の足音や、他の客の気配が、ミサキの羞恥を極限まで高めた。 プレイが終わり、ミサキはマットに崩れ落ちた。 タクミはニヤリと笑い、「ミサキ、いいM女だ。 次はもっと人がいる場所で、もっと恥ずかしい目に遭わせるよ」 茂は部屋で服を着替え、車で発展場を後にした。 帰宅後、掲示板に「もっと…人がいるところで…♥」

ともだちにシェアしよう!