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第2話:発展場の密室
ミサキの欲望は、ラブホの一夜で完全に目覚めた。
掲示板に投稿した。「私をいじめてくれる人、募集中。
もっと刺激的な場所で、じっくり支配してください…♥」
マッチしたのは「タクミ」、40代の男性。
「発展場の個室で、1対1で辱める」とあった。
茂は、秘密の場所でのプレイに、恐怖と興奮が混じる。
ミサキとして返信した。「私を…発展場で、支配してください…」
待ち合わせは、繁華街の外れにある発展場、夜10時。
茂は普段の服で車を運転し、発展場の駐車場に到着。
タクミが先に個室を確保し、部屋番号を連絡してきた。
茂はバッグに女装用の服を忍ばせ、個室に入ってから着替えた。
赤のタイトなミニスカート、黒のガーターベルト、8cmのハイヒール、細い鎖のチョーカー。
鏡で見た自分の姿に、茂は羞恥と興奮で震えた。
「71歳で、こんな場所でこんな格好…バレたら終わりだ」と恐怖がよぎるが、「ここでしか味わえない自分になれる」と心が疼いた。
タクミが部屋に入ってきた。
短髪で筋肉質、黒いタンクトップにジーンズ、冷たい笑み。
「ミサキ、71歳でこんなエロい格好、ガチの変態だな」
部屋は狭く、黒い壁と簡素なマット、薄暗い照明。
タクミはミサキを部屋の中央に立たせ、ミニスカートをゆっくりめくり上げた。
「こんな場所に来るなんて、誰かに見られたいんだろ?」
茂の心は、羞恥と解放感で揺れた。
プレイは、発展場の閉塞感を活かしたものだった。
タクミはミサキの手を革のベルトで縛り、壁のフックに固定。
「動くなよ、ミサキ。お前の体は俺の玩具だ」
タクミは冷たいドリンクの氷をミサキの胸に滑らせ、冷や汗と喘ぎ声を引き出した。
「声デカすぎると、外に聞こえるぞ」
茂は、隣の個室の物音や廊下の足音を意識し、声を抑えるのに必死だった。
タクミは100均のクリップをミサキのスカート越しに敏感な部分に挟み、軽い痛みが快楽と混じる。
「71歳でこんな情けない姿、最高だな」
タクミの言葉責めが、茂の羞恥心を燃やした。
タクミはさらに、ミサキを四つん這いにさせ、マットの上で這わせた。
「犬のマネしろ。ほら、吠えながら部屋を回れ」
ミサキは「ワン…ワン」と声を上げ、冷たいマットを這った。
壁越しに、隣の部屋の喘ぎ声や笑い声が聞こえる。
「声デカすぎると、他の客が覗きに来るぞ。
どうする、ミサキ?」その言葉に、ミサキの羞恥は頂点に達した。
タクミは簡易の電動マッサージャーを取り出し、ミサキの太ももに当て、低いうなり音が体を貫いた。
クライマックスは、ドア際でのプレイだった。
タクミはドアを少し開け、廊下の薄暗い光を部屋に入れた。
「ほら、ミサキ、叫べ。
『ミサキは変態M女です、もっと虐めて!』ってな」
ミサキは恐怖で震えながら、囁くように叫んだ。
「ミサキは…変態M女です…もっと、虐めて…!」
タクミは鞭で軽くミサキを打ち、氷とローションで交互に刺激。
廊下の足音や、他の客の気配が、ミサキの羞恥を極限まで高めた。
プレイが終わり、ミサキはマットに崩れ落ちた。
タクミはニヤリと笑い、「ミサキ、いいM女だ。
次はもっと人がいる場所で、もっと恥ずかしい目に遭わせるよ」
茂は部屋で服を着替え、車で発展場を後にした。
帰宅後、掲示板に「もっと…人がいるところで…♥」
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