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第3話 深夜の公園の木陰

ミサキの欲望は もう誰にも止められなかった。 掲示板に新たな投稿を上げた。 「私をいじめてくれる人、募集中。 もっと人がいるところで、もっと危険に支配してください…♥」 すぐにマッチしたのは 「コウ」と名乗る30代の男だった。 「深夜の公園の木陰で、じっくり辱める」 その一文だけで 茂の体は震え、熱くなった。 ミサキとして返信した。 「私を…公園で、支配してください…」 場所は都心の小さな公園。 深夜1時。 人影もまばらな時間帯。 茂は自宅で女装を済ませた。 紫のシースルーブラウス 黒のレザーミニスカート 8cmのハイヒール 細い革のチョーカー 濃いメイクにショートウィッグ 鏡に映る自分を見て 「こんな歳でこんな格好…近所に見られたら本当に終わりだ」 恐怖が胸を締め付ける。 でも 「深夜なら誰もいない」 そう自分に言い聞かせ 震える手で車のキーを握った。 公園の駐車場に車を停める。 街灯の薄い光だけが頼りだ。 木陰に向かって歩くたび ヒールの音が響き 遠くの車のエンジン音が 心臓を締め上げる。 木陰に 黒いパーカーの男が立っていた。 痩せ型で、静かな目つき。 「ミサキ、71歳でこんなエロい格好… ガチの変態だな」 コウは低く笑い いきなりミサキを木の幹に押しつけた。 ブラウスを乱暴にめくり上げる。 「こんな場所で、誰かに見られたらどうする?」 冷たい夜風が 露わになった胸を撫でる。 茂の体は 羞恥と解放感で震えた。 コウは細い縄を取り出し ミサキの手首を縛り 木の枝に固定した。 「動くなよ、ミサキ。 お前は今夜、俺の玩具だ」 冷えたペットボトルの水を 胸にゆっくりと垂らす。 冷たさと羞恥で ミサキの口から喘ぎが漏れた。 「声、デカすぎると 夜の散歩客に聞こえるぞ」 遠くで 誰かの足音がした気がした。 ミサキは必死に声を抑える。 コウは100均の洗濯バサミを ブラウス越しに乳首に挟んだ。 鋭い痛みが 甘い快感に変わる。 「71歳でこんな情けない姿…最高だな」 言葉責めに ミサキの羞恥心は燃え上がった。 次にコウは ミサキを四つん這いにさせた。 「犬のマネしろ。 ほら、吠えながら木の周りを回れ」 「ワン…ワン…」 冷たい草の上を這う。 スカートはめくれ ケツが丸見えだ。 遠くの街灯の下に 人影が動いた気がした。 「声が大きいと ジョギングの人が来るぞ。どうする、ミサキ?」 その言葉で 羞恥は頂点に達した。 コウは小さな電動マッサージャーを取り出し 太ももに押し当てた。 ブーンという低い音が 夜の静寂を破る。 体がビクビクと跳ねる。 クライマックスは 木陰の端、街灯の光がわずかに届く場所だった。 コウはミサキを立たせ ブラウスとスカートを完全にめくり上げた。 「ほら、ミサキ。 叫べ。 『ミサキは変態M女です、もっと虐めて!』って」 震える声で ミサキは囁くように叫んだ。 「ミサキは…変態M女です… もっと…虐めて…!」 鞭が軽く肌を打つ。 氷とローションで交互に刺激される。 公園の外を通る車のライトが 一瞬、木陰を照らした。 誰かに見られたかもしれない。 その恐怖と興奮で ミサキは草の上に崩れ落ちた。 コウは満足げに笑い 「ミサキ、いいM女だ。 次はもっと人が多い場所で、試してやるよ」 プレイが終わり ミサキはフラフラで車に戻り 着替えながら公園を後にした。 家に着き 震える指で掲示板を開く。 そして書き込んだ。 「もっと…人が多い場所で…♥」 欲望は もう誰にも止められない。

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