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第1話 堕落した幼馴染との不健全な生活
幼馴染の絢斗は隣の家に住んでて幼稚園から一緒だった。それから中高も一緒。
どこへ行くにも俺は絢斗の後ろを追っかけてるだけだった。
同じ大学の法学部法律学科同じ角川ゼミを卒業して以来、職場は違うが休みの日は大抵いつも一緒に過ごしていた。
それは絢斗の単なる趣味で俺は言われるがまま絢斗に指示されてやっていただけだ。
所謂3P。男2女1のやつで俺は男だからもちろん「お前竿役で出ろ」と言われてネットで知り合った女を抱く。
絢斗は俺と女のセックスに加わることもあれば、一歩下がって後ろで見てて勝手にハメ撮りなんかも撮ってた。
いつも俺には前半に女をあてがって、後半になると絢斗と交代する。
毎週変わる女と絢斗のセックスを見るのはなぜかあまりいい気がしなかった。
(は? なんでお前なんかが絢斗に抱かれてんの?)
となぜか女に嫉妬した。たぶんこれ絢斗のことを好きって証拠だと思うけど、女遊びの激しい絢斗に「お前のこと好き。抱いて」とか死んでも言えねえ。
隣にいるだけで幸せとか都合よくこじつけてたのに、あの日の3Pのとき絢斗が俺の身体を開発したから話が拗れた。
あの日の女は絢斗の好みではなかったらしくすぐにホテルから追い出された。
2時間も余った滞在時間を大型テレビで一緒に映画でも見ようかと思ってたらリモコン奪い取られてキス。まじかーってなって一応従順なフリして焦る。
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