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第2話 抱いて欲しかったんだよ、お前に ※
「いや、お前何キスとかしてんの」
って言えば
「あー……ほらお前の唇食べ応えありそうだから」
とか抜かしやがってそのままベッドに押し倒された。
あーもーなんだよその気かよって俺は抵抗するフリしながら内心喜んでた。
やっと絢斗に相手にしてもらえるって。
胸も前も触られて心臓おかしくなって、後ろも知識があるのかご丁寧に慣らしてくれて。
「お前の処女は俺がもらうって前世から決まってるの忘れた?」
って煽られて即挿入。キスだけはまじで上手くて脳みそ溶けた。
なんかもうよくわかんないけど俺の夢叶っててなんか感極まって泣いた気がする。
そしたら
「泣くくらい嬉しいの?」
って甘い声で囁かれてうんって頷いちまった。それがよくなかったんだろうなあ。
絢斗ヒートアップして何度も中に出してくるしいつも隣で見てたけど絶倫すぎてケツが割れるかと思った。ケツが割れて俺が2人に分身するかと思った。
時間ギリギリになっても終わらねえから電話してラブホの店員に
「1時間延長で」
って息を乱さずに後ろから抱かれながら言うのかなり心臓ギュなったよ。
ラブホで延長とかしたことない。
意識飛んでて立てなくなるまで抱かれてんの、俺。会計見たらばか高くてわらった。そしたら絢斗も爆笑してて腰に手を回されて介抱されつつタクシー拾って帰宅。
家が隣で助かったよさんきゅう。
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