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第3話 仲直りえっち②※

久しぶりに触れる夫の肌は滑らかでただ肌を重ねているだけなのに気持ちがいい。 「……安心する」 俺は微睡むような心地でぽつりと洩らす。 すると夫はゆっくりと首を傾けて俺の耳元で甘く囁いた。 「レスの間どれくらい俺がお前を求めてたのかわからせるから」 「……っ」 耳をがじがじと優しく食まれるのと同時に服を脱がされ胸の甘粒を指先でくにくにといじってきた。何度も夫に触れられているそこは簡単に熟れてしまう。 「は……っ……んっ」 今度はその甘粒を直に夫の舌が吸い始める。後頭部は左手でよしよしと撫でられながら、右手は俺の太ももの付け根を優しくなぞる。熱い舌に翻弄され俺は簡単に甘い嬌声を上げる。 「んん……っはあ……っあ」 「ここ、好きだろ?」 こくんと小さく頷けば更に追い立てるように強い刺激を与えられる。俺は腰を震わせてその甘い刺激に溺れていた。 そしてぐずぐずにとろけた顔を浮かべる俺を見て夫は少し嬉しそうに微笑んだ。そして、俺の双丘にゆっくりと手を差し込む。 「久しぶりだからな。痛くないか?」 夫の指先が俺の入口を遠慮がちに広げてから中へ入る。3ヶ月ぶりの圧迫感に俺のつま先がぴくんと跳ねた。 そんな俺を見て夫は胸への愛撫を続けたまま、俺の中を慣らしてくれた。胸の快感に溺れていたから、指の挿入の痛みは感じなかった。3本の指を飲み込んだところで夫は少し息をついてから指を抜いて俺の入口へ硬くなった昂りを宛てがう。 「痛かったらすぐにやめるから。教えて」 「うん……」 少しずつ、少しずつ開かれていく。夫のものが最奥に入るまで時間はかからなかった。俺は中に挿れられるのがこんなに幸せなんだと改めて気づいた。 俺の中も自然と夫の形に合わせるように締めつけを強める。するとくぐもった声が頭上から落ちるのが聞こえた。 「……っ」 感じてる夫の顔も久しぶりに見た。 我慢、してくれてたんだろうな。 ほんとは俺を無理やり抱くことだってできただろうに。こうして話し合いをして俺から誘われるのを待っていてくれた。誘い方が下手くそでも喜んでくれた。それが嬉しくてたまらなかった。 「んっ……ああ……っんん」 夫の律動は優しくて、とんとんとリズム良く内奥を突かれると声が我慢できない。 「ここ好きだろ?」 「う、ん……っ」 夫の優しい抱き方に安堵して、目元が潤み始める。 「痛いか?」 夫が心配そうな顔をして俺を見つめ、動くのをやめてくれた。 俺はふるふると首を横に振って夫の背中に腕を絡める。 「違う……。幸せで泣いてる」 涙声も相まって驚かせてしまったようだ。夫は優しく苦笑を浮かべると俺の身体をぎゅっと抱きしめてくれた。 「俺も幸せだよ」 「……よかった」 「何度愛し尽くしても足りない。もっとお前が欲しい」 「うん。俺も、全部ちょうだい」 夜が明けても俺たちは幾度も重なり、お互いの揺るぎない愛を確かめあった。 翌朝、夫が作ってくれたモーニングを食べながらまったりと話す。 「このスクランブルエッグ半熟でおいしい!」 「でしょ」 もっもっ、と朝ごはんを頬張っているとそんな俺を愛おしそうに見つめる夫の視線に気づいて照れて目を逸らしてしまった。 それが気に食わなかったのか夫は俺の顎をそっと掴むと、横に引き伸ばされた綺麗な唇から言葉を紡ぐ。 「これで拒否柴卒業だね。おめでとう」 「う……ありがとう」 「また拒否柴になることがあったら、その時は俺が優しく抱いてあげるから暴れないでね」 「うん……!」 こうして俺のレス解消作戦は大成功した。 夫と一生添い遂げるためにえっちも頑張ろう! そう心に決めた日曜の遅めの朝ごはんだった。

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