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あなたのもの 4
「は……ァ…っ…は……」
息も絶え絶えな彼を見下ろしながら、イヴィトは唇を舐めた。
果たして自分はこんな聞き分けのない人間だっただろうか、と不思議にすら思った。
誰に何を取られたって、しょうがないとか、自分さえ我慢すれば良いやと思っていたし
別に困らないからあげてしまっても良いとすら思っていた。
だけど、ヴェネッタがもしも誰かのものになるとか、自分以外の誰かがこんな風に触れるとか、
そんな事を考えるとおかしくなってしまいそうで。
「…、め…んなさ……ぃ……」
ヴェネッタは譫言のように呟いていて、謝るのはこちらの方かもと思いながらもイヴィトは彼の太腿に口付けてナカを探る指を増やしていく。
彼のナカは何にも喩えようがないような感触だった。
ぐにぐにとした抵抗を見せながらも、受け入れようと蠢いているような。
そして熱くて熱くて、こんな所に入っていったらどうなるんだろうと思ってしまう。
ヴェネッタは今にも泣き出しそうな顔をしながら、ちょっと身体を起こしてイヴィトの頬に触れ液体を拭おうとしている。
「ん…いいよ、俺嬉しいし」
「は…ぇ…?な、ななな…何を……」
「もっと先輩の匂い付けて欲しい…」
「…っ…!?」
おかしくなった脳が訳のわからない願望を口にしていて、イヴィトは彼の太腿に頬擦りするように顔をくっつけながら
じっとその真っ赤な顔を見つめた。
「好き…ぃ、ヴェネッタ先輩……」
ヴェネッタに触っているだけで頭も身体もどろどろに溶けていくみたいだった。
こんな風になったのなんて初めてで、恐怖すら感じるのに
もっともっと触っていたいような、その顔を見ていたいような感覚だった。
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