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あなたのもの 5

「ん……、ぁ…っ…」 びく、とまたヴェネッタの身体が揺れている。 最初は固く閉ざされていた蕾も先程よりは柔らかくなってきて、2本の指を飲み込んでいた。 「…痛い?」 「……っ…」 ヴェネッタは首を横に振っていたが、口元に手の甲を押し付けている。 ちょっと我慢しているのだろうかと思うと申し訳なくて、イヴィトは身体を起こし彼の片足を担ぐようにしながら深く指を潜らせた。 「はぁ…、っ……ぅ…」 こんな所を触らせるのを許してくれて、悩ましげに眉根を寄せている姿を見ているだけで 心臓はあり得ないくらい跳ねているし、息が上がっていってしまう。 自分の欲望もあり得ないくらい張り詰めていて、勝手に腰が動いてしまうのだ。 すると、必死にシーツを掴んでいたような手が怖々とイヴィトの元へやってきて ずっと我慢させられている中心に触れてくる。 「…、先輩…」 細い指が、白くて長くて綺麗な指がそこにそわそわと触れてきて 先走りで溢れる先端をなぞり、掌で包むように触れてくる。 優しすぎるぐらいの手つきは今は少々残酷で、だけどずっと刺激が欲しかったらしいその場所はますます膨張していくようだった。 「い…イヴィト殿……」 手の甲を押し付けたままヴェネッタはぼそぼそと呟いている。 イヴィトはじっと見つめられていると気付き顔を近付けた。 「ん…?」 「…あ……ぁう……」 ヴェネッタは戸惑ったように一瞬目線を彷徨わせたけど、どこかとろんとしている瞳をイヴィトに向けていた。 「つ…繋がって……ほし…い…」 イヴィトは、はぁ、とため息を溢しながら彼のナカから指を引き抜いた。 そして足を広げさせ、覆い被さるように彼の顔の横に肘をついて、じっとその眼を覗き込んだ。 そんな事を言って貰えるなんて。 好きだとか、イヴィト殿のものにしてだとか、夢なのかもしれないと思うくらいなのに。

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