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第18話

今、五人目の男が一際高い咆哮を揚げて和也の中で果てた。 その余韻に浸りながらも身支度を整えると、すでに事の終えた仲間たちの処へ合流した。 これから次回の集まりについて話し合いが始まるところだった。 「期末テストもあることだし、それが終わってからゆっくりするっていうのはどうだ?」 亮介が提案すると、渉が控えめに意見を出した。 「俺、実は成績上がって先生からも親からも褒められちゃってさ、たぶん目標ができたからだと思うんだ」 皆が「すごいな!」と、感心する。 「だからテスト終わってからより前に集まって、スッキリさせてから臨んでみたいんだ、そしたらまた成績上がるんじゃないかな、なんて思ったりして…まあ、どうでもいいけど……」 「いやいやいや。いいよ、いいよその考え……そうだ、いいこと思いついた。今度のテストで成績が下がった者はこのメンバーから外すっていうのはどうだ?」 「えっ…そんなぁー!」 「それは厳しい…!」 「いいじゃないか、頑張れるキッカケにもなるし、励みにもなる、成績を上げてみろ誰も文句は言わないさ、いい隠れ蓑にもなる。一石二鳥いや三鳥かな?」 と、亮介が主張した。 「え…でもなぁー!」 「まじでぇ!」 などと、不満の声が止まない中、三十分ほど続いた集会の終了を亮介が告げた。 その時、まだ放置されたままになっている和也を一瞥するや…、「始末してやれ」とでも言うように、亮介は佳孝に目と顎で指図した。 その後、私用で亮介は一階へ降りて行った。 長時間、同じ姿勢を続けるのは苦痛を伴うものである。 伸びきった脇や二の腕を軽く揉みほぐしてから自由にしてやった腕をゆっくりと下ろしてやる。 そして、身体を横向きにしてから膝を曲げて下半身を確認した。 そこには最後の男が放った精液が白く濁って肛門の辺りを汚していた。 ティッシュペーパーとウオッシュペーパーを使ってふき取ってやる。 そして、自分も使った穴に指を入れ、皺を伸ばして入口の辺りも綺麗にしてやった。 その間、和也はされるがままで自分では動こうとはしない。 「大丈夫か?」と声を掛け身体を起こしてやる。 疲労しきった和也の顔面は蒼白となり目は虚ろだった。 仲間の一人が隠してあった和也の服を持ってくると、二人掛かりで着せてやった。 「帰るぞ」ふらつく身体を支えてやりながら一緒に階段を降りていくと、亮介が顔を出して…。 「家まで送ってやれよ」 「分かった」 二人は短く言葉を交わす。 そこへ他の三人も降りてきて、五人揃って亮介の家を後にした。 どこから見ても、仲良し五人組にしか見えない。 しかし、数時間前にはその中の一人が仲間たちによって凌辱されていたなどと気づくものは誰一人としていなかった。 やがて彼らにも受験という厳しい試練が訪れた。 その準備の為、一人減り、また一人と……そして、家を提供していた亮介の都合により、その集まりは終了となった。 その期間、およそ一年……。 和也は、この場所を訪れる必要は無くなった。

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