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第15話 学園でも
腕の中には可愛く眠る子猫がいる。
警戒心が強く何もかも疑っているような強い目をしながらも、一度許すととことん甘えてくる。
俺って猫系の奴に弱かったんだな。
早く起きて燃えるような赤い瞳に俺を写し、快楽に溺れる姿を俺に見せて欲しい。
エストレヤ…エストレヤ…。
だめだ…我慢できない。
昨日付けた沢山の痕が存在するのに隙間を見つけ、今日も痕を残そうとしている。
まだ、エストレヤは起きてないのに…。
俺ってこんな奴だったのか?
「んぁっん…んぅん…んっ」
寝言のように可愛らしく喘ぐ声を聞きながら痕を付け続けた。
エストレヤが起きるまで止めることはないだろう。
首筋や胸元に色が付き始める。
「んん゛っんぁっん……ぇ?」
エストレヤが起きたのを知るも止めずに続けた。
「グ、グラキエスさまぁ?……ぁっんっんんっあん」
気持ち良さそうな声を確認しながら俺は更に下へと潜っていく。
「ぁんっんぁ…はぁっんん…ぁんっ」
声は次第にか細く甲高くなる。
エストレヤのモノを咥えると弱々しく抵抗の意思を見せる。
手で俺を引き離そうとしているが、本気ではないだろう。
その手を掴み一緒にエストレヤを刺激する。
あのお綺麗な顔のエストレヤが俺の目の前でオナニーしているのは見ていて飽きない。
布団を被っているので顔をみることが出来ないのは残念だ。
既に自分の意思で扱いているのをエストレヤは理解しているだろうか?
快楽に弱いエッチなエストレヤは俺の好みだ。
我慢できず遂には俺の口の中に放ち、全てを飲みきり丹念に舐め取った。
布団から顔をだせば、イッたばかりのエロい顔のエストレヤがいた。
精液を飲んだ口でキスをするとエストレヤは苦くて顔を歪めるのを知っていた。
知っていてキスをした。
どんな顔をするのか楽しみで舌を絡めた。
激しいキスをすれば苦くるしいのか苦にがいのかどちらともとれる顔でキスを受け入れていた。
目覚めのキスを終え、再び潜っていった。
膝裏を掴み尻を舐めた。
昨日沢山したとはいえ、今はきゅっと絞まっていた。
香油を手に取り解していく。
「ひゃぁあん」
という可愛い悲鳴を聞いたが続けた。
膝をエストレヤの腰下に挿し込み角度を付けた。
俺のモノをピタッと当てるとパクパクしだす。
「欲しいよぉ」と言っているようで堪らない。
腰を掴みゆっくりと中に入っていく。
「…んぁぁぁあん」
シーツを掴みながら俺を受け入れていく。
「エストレヤ?」
挿入する瞬間は目を瞑り顔を逸らす。
そんなことしてたら、誰がエストレヤを抱いているのかわからないだろ?
ちゃんと俺に抱かれているのを脳裏に刻め。
「んっ」
名前を呼べば瞳を潤ませながら俺を見た。
視線を合わせたまま腰を進める。
全て入ると腰を打ち付け、俺の腰に合わせ喘ぐ姿に満足する。
シーツに捕らえられていた手を俺が救い、首に導き俺を受け入れされた。
唇を合わせながら中を打ち付けると良く絞まる。
何度目かの打ち付けでエストレヤがイクとよりキツく絞まり俺も中でイッた。
イッた後も抱きしめ唇を重ね続けた。
ちゅっと軽くキスを最後に唇を離し、繋がりも解いた。
「…ぅっ…ん」
抜いただけで感じてくれるのは嬉しいが、その反応は煽っているようにまたしたくなる。
抱きしめたまま起き上がり、膝の上に座らせた。
「気持ちいい目覚めだな?」
「…ぅん。」
ほとんど「うん」と無理矢理言わせたようなものだった。
エストレヤは恥ずかしそうに下を向いてしまったのて、ピッタリと隙間がないよう抱きしめた。
昨日から抱いていたがお互い裸は今が始めてで、当然互いに裸で抱き合った方が温もりを感じていいな。
「風呂…一緒に入るか?」
「……んっ」
俺の上から降りると途端に恥ずかしがり背を向けるエストレヤが可愛くて堪らない。
背中からエストレヤを抱きしめ、肩に唇をおとした。
腕でそれとなく隠す仕草が可愛らしい。
手を少しでもずらすとビクッと反応する。
そんなに期待されると応えたくなるのが人間。
胸とエストレヤのモノを繊細に愛撫すれば小さく喘ぎだし俺の腕に助けを求める。
そんなことをされて止める奴はいないんだけどな。
うなじに噛みつけば「あぁん」と喜び誘うように身体をくねらせる。
「もう一回する?」
耳元で囁けば顔を手で覆いながら頷く姿に簡単に煽られた。
「俺もしたかった。」
本当は「エッチだな。」って言いたかったが、これ以上追い詰めるとエストレヤは変な方向に拗れてしまいそうだった。
俺が愛撫しだすと邪魔にならないように手を浮かす。
胸を摘まみながら「もう痛くないか?」と尋ねれば、小さく頷いた。
エストレヤのモノを握りながら先端をイジメれば、声が出ないように口元に手の甲を押し付けて我慢していた。
「エストレヤの声…聞きたいなぁ。」
耳元で囁けば口元にあった手が下ろされていく。
無理矢理俺が退けたわけでなくエストレヤの意思で口から手を解放させた。
これ…ヤバイな…。
「両手を付いてお尻はこっちに向けて。」
指示をすれば素直に従い、恥ずかしがりながらもちゃんと感じている。
何処までやっても俺の命令に従うんだろうな…。
もっと酷いことを要求してしまいそうになる自分がいた。
会ったばかりだが分かる、こいつはきっと俺がどんなことをやっても許し受け入れてしまうんだろうな。
俺の全部を受け入れてくれる奴…。
「もう、入れるよ。」
「……ん」
お尻はまだ柔らかいまま、簡単に俺のを飲み込んだ。
中には俺のが入っていて動くと、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が生まれる。
エストレヤの細い腰を掴み揺さぶると次第にエストレヤの腰が上がっていく。
正確には腕の力が抜けベッドに埋もれていった。
腰のラインがエロく誘惑されるように背骨を舐めていた。
背中を舐めながら腰を使うと、ベッドに埋もれながらくぐもった声が聞こえる。
細い身体を力強く抱きしめ、噛み痕を残した。
噛まれた衝撃にエストレヤはイキ、俺を締め付けた。
俺は一滴も溢さないようにエストレヤの中に放ち、イッた後のエストレヤに覆い被さっていた。
荒い呼吸のエストレヤを抱きしめながら横向きになり、エストレヤの心臓の音を心地良いと感じながら囲い込んだ。
「今日休むか?」
「ぇ?」
「休もうぜ」
肩にちゅっとキスをした。
「んっぁっだ、だめ…だよ」
まさかの拒否。
「何でだよ?」
普通こういう日はサボって一日中イチャイチャするもんだろう。
「授業欠席するのは良くないよ…グラキエス様の事…心配してるよ。」
「…んなもんいいよ。俺はエストレヤと一緒にいたい。」
「………。」
「ふふ、今きゅっとしたな…ここ」
エストレヤの腹部をとんとんと指した。
「…ぁっ」
「エロい事もっとしようぜ。」
「……んっだっだめぇ。」
頑固だな。
「…そんなに俺の事嫌い?」
「ちがっ、そうじゃないの。グラキエス様の事は好き…」
「ん~」
好きならしようぜ~と行動で示した。
「僕といるとグラキエス様に悪い噂が…」
「他人なんてどうでも良いだろ。」
「………。」
…困らせてぇ訳じゃねぇんだけどな…。
「わかった…授業終わったら、また来いよ?」
「…えっ?」
「Bクラスだったよな?迎えに行くから先に帰ったりするなよ。」
「……っん」
「なら、風呂だな。」
「ん……んぁ」
風呂にいくためにエストレヤの中から引き抜いた。
「抜いただけでそんな声出すなよ。折角授業に出るって決めたんだろうが。」
「はぁはぁ…ごめんなっさぃ」
エストレヤを抱き抱え風呂場に向かい綺麗に洗い流すも、その間も喘ぐので何度もキスで塞いだ。
「…中に入りたい。」
首を傾けあざとらしく懇願しても涙目で首を振られた。
「授業間に合わなくなっちゃう。」
「…真面目だな。」
大人しく浴室を出て、その後は制服に着替え食堂に向かった。
昨日の今日でかなり噂が広まっていたが、知らない奴もいて注目を浴びるも気づかないふりで先にエストレヤを席に座らせ朝食を取りに行った。
トレイを手にして振り返りエストレヤを探すも多くの人間の視線の先を辿れば昨日と同じように一際小さいのがちょこんと座っていた。
トレイを置き食事を始めても、鬱陶しい視線が絡み付く。
食堂を去り授業の準備と言ってエストレヤは部屋に戻ると言うので俺も付いてエストレヤの部屋を見に行った。
腰に腕を回すのを当たり前にさせ、部屋に入るのも躊躇わなかった。
机に置かれた教科書などを鞄にいれている間俺は部屋を見回した。
ほとんど同じ作りだが若干俺の部屋の方が広いように感じた。
侯爵家と公爵家の違いか?
ベッドに座りエストレヤの後ろ姿を眺めていた。
小さくて細い腰…エロいよな。
「…グラキエスさまぁ?」
「ん?」
「用意出来ました。」
「あぁ」
エロい腰見てたらいつの間にか用意は終わっていたらしい。
「なぁ、キスして。」
「えっ?」
突然の俺の要求に困惑していた。
「エストレヤの部屋でエストレヤからキスされてぇわ。」
「…キス…だけですよ。」
俺がそれ以上を望んでるって思われてるな…。
まぁ隙があればするつもりだったけど。
「あぁ」
鞄を机に置き俺に向き会いゆっくり近付き、焦らしているというより緊張しているのが伝わってくる。
あれだけキスしてまだ緊張している姿に押し倒したくなる。
俺の一方的だったキスをエストレヤにされたくなった。
エストレヤの部屋で。
エストレヤは軽く俺の肩に手を置き、顔を傾け唇にそっと触れ離れた。
…そんなキスしたことねぇよ。
「…終わりか?」
「ぇっ」
「エストレヤ」
俺が強く名前を呼ぶと一瞬にして怯える。
エストレヤの腰に腕を回し強引に引き寄せた。
「キスはそうじゃないだろ?」
「………。」
「出来ない?」
「………。」
「俺がしてやろうか?」
「…ん」
顎をとりキスをした。
舌を絡めるエロいキスを。
「……んっんん…んぁん…はぁはぁはぁ」
唇を離すと荒い呼吸となり俺の胸に凭れてきたのを喜んで抱き止めた。
呼吸が落ち着くまで抱きしめ、エストレヤの香りに気を取られた。
「平気か?」
「………。」
「俺も鞄持ってくるわ、休んでな。」
ベッドに座らせ、俺が立ち上がると制服の裾を掴まれた。
「ん?」
「僕も…行きます…一緒に。」
見上げるエストレヤの誘うような瞳に吸い込まれそうになるも踏みとどまった。
「…平気か?」
「んっ」
「なら行くぞ。」
「ぅん」
腰に手を回し二人で部屋を出た。
その時俺がエストレヤの鞄を持っていた。
何をするにも慌てるエストレヤの反応が可愛い。
一度俺の部屋により荷物をもって学園に向かった。
エストレヤと俺は別クラスで、先にエストレヤの教室の前を通った。
俺の手から離れていこうとするエストレヤを咄嗟に手をとり引き寄せ唇を奪った。
教室の前で多くの生徒がいるのは分かっていたが気にせず、エストレヤは俺のものだと宣言したかった。
「んっんっぁんっんふっんっふぅんっんあむっんっんんっふっふぁんんっあむっんっん」
エストレヤの潤んだ瞳には俺しか映っていないことに満足する。
「まだ、物足りないよな?」
「へぇっ…んっんふぅんっんっぁんっんぁあんっんむっんんふぅんっん」
かくんと膝から力が抜けるのを抱き止め、見せ付けるように抱き抱えエストレヤの教室に入っていく。
「席は、何処だ?」
「ぁっあそこ」
指を指した窓際の前から二番目の席まで歩いていく。
椅子に座らせ鞄を机の上に置いた。
「んっんっぁむっん」
去り際に再び唇を奪った。
俺は元々こんなにキスする奴じゃなかったんだけど、エストレヤを前にするとしたくてたまらねぇ。
何でだろう。
「帰り逃げんなよ。」
「…ぇ…ぅん」
「まぁ、部屋の場所も知ったから逃がさねぇからな。」
「………」
驚いた顔で俺を見つめてくる。
「そんなに見つめて、もしかしてキスのお強請りか?」
必死に首を振る姿は、それはそれで傷つくけどな。
本当、この世界?身体になってから加減がぶっ壊れてる。
このまま側にいたら、いつまでもエストレヤから離れなくなるのが分かった。
エストレヤの頭をポンと撫でてから教室を出て、自身のクラスに向かった。
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