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第32話 二人きりになるには
庭を二人で歩きたいのに、俺達の後ろをぞろぞろと使用人がついてくる。
エストレヤ付きの使用人なのか、侯爵に命令されてなのか話しかけること無くひたすら引っ付いてくる。
明らかに監視されていた。
俺は気にしないがエストレヤは見られながらするのは嫌だろうな…。
興味もないがすぐに帰るわけにも行かず、庭を歩き続けた。
椅子でも有ればイチャつくんだけどな…。
「エストレヤ…抱きたい。」
耳元でエストレヤにしか聞こえないように注意しながら囁いた。
「だっだめっ…お…お父様がっ…。」
だよな。
婚約は認めたが、完全にエロ禁止にされるだろうな…。
今日エストレヤの所に泊まったとしても、監視される。
いっそ俺の家に連れ込むか。
そうしたらやり放題だな。
あのおっさんが俺の家にエストレヤを泊まらせるのを許すかどうか…許さねぇだろうな。
「エストレヤ…。」
抱きたいのを耐えるために抱きしめた。
「愛してる、離れたくねぇ、側にいたい。」
「…ぇっ…んっ…ぼくもっ…んっんんっんぁむっんん」
エストレヤの口に噛みついた。
頭を押さえ逃げられないように唇を重ね、身体が離れようとするので抱きしめていた手を下にずらし尻を揉みながらいつも俺を受け入れている箇所に指を押し込んだ。
キスを止めることも、身体を離すことも出来ないようにした。
抵抗しようと俺の胸を押し返していた手はいつの間にか、俺の服を握りしめていた。
唇を離しキスの終わりかのような仕草をして、油断したところに再び激しいキスを繰り返した。
瞳を潤ませ必死に縋り付く姿に満足しながらも、物足りなさを感じていた。
布越しに指を食い込ませていき、エストレヤの呼吸が荒くなるのを感じ興奮する。
エストレヤから「したい」と言わせたい。
唇が離れ尻から手をずらし腰を抱こうとすれば、ペタンとエストレヤは座り込んでしまった。
「どうした?」
「…だめ…立てない。」
涙目で見上げながら、両手でモノを隠していた。
あぁ、やり過ぎた。
「わかった。」
エストレヤを抱き抱え屋敷の中へと戻った行く。
「エストレヤの部屋は何処だ?」
「…ぁ…ぁっち。」
震える指で指し示す方へ歩き出す。
エストレヤの部屋を訪れたいとは思っていたが実行に移そうとは思っていなかった…が結果俺にとって好ましい展開に進んでいる。
「ぁ…ぁっここ…」
「ここがエストレヤの部屋?」
「…ぅん。」
「開けるぞ。」
「うん。」
がちゃ
扉を開け、エストレヤの部屋に足を踏み入れた。
ばたん
付いて来た使用人を部屋の前に置き去りにし扉を閉め二人きりとなった。
ベッド脇でエストレヤを下ろし、ズボンに手を掛けた。
「ぁっ…グラキエス様?」
「ズボン汚れちまったろ?着替えなきゃな。」
そう言うとエストレヤは抵抗を止め大人しくなる。
人を疑わないと悪い人間に付け込まれるよ…。
俺はエストレヤなら付け込む。
ストン
エストレヤのズボンを落とし、しゃがみこみ目の前のパンツを押し上げる膨らみを口にした。
「グラキエス様っ」
「これもどうにかしないと…だろ?」
見上げれば、エストレヤは困惑しながらもそうするのが正しいことなんだろうと抵抗せず受け入れている。
「んっ。」
パンツの上から口に含みいつもより強く刺激する。
腰を抱きしめ逃がさないようモノにしゃぶりついた。
エストレヤも俺がしゃぶりやすいように立ち上げている。
「んゃっ…グラッ…キエス様…。」
「どうした?」
「パンツ…、!」
「ん~?パンツがなに?」
「んっん…」
「恥ずかしくて言えない?」
「んっ」
「ならこう言えばいいんだよ。」
立ち上がりエストレヤの耳元で囁いた。
「「して」って言ってごらん。」
「……して…」
消え入りそうな小さな声が聞こえた。
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