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第59話 社交ダンスは甘くみるな

今日から社交ダンスを習い始めた。 日本にいた頃から授業でダンスもあったし、カラオケもよく行ってたからリズム感は悪くないと思っていたがそれ以前の問題だった。 それは…。 姿勢 これが一番大事だった。 背筋を意識し肩を上げず、視線と首は上を向き首が延びているよう意識する。 ダンスのステップ以前の話で苦戦していた。 その後も手を重ねる際も、親指の付け根を~とこれで間に合うのかと不安になったが雑念を捨てダンスに向き合った。 二曲目の婚約者同士のみが許されるダンスをエストレヤと一緒にするために。 一日目は…疲れた。 頭のな中は「疲れた」という言葉しか浮かばないほど疲れていた。 魔法の練習で疲れるのとは別の疲れだった。 早く帰ってエストレヤに癒されてぇ。 学園から一人寮に向かい、疲れていた足取りは重いはずだが部屋へ近付くに連れ体力を取り戻したようにペースが上がる。 こんこんこん がちゃ 扉が自動で開くわけもなく、中にいる人物によって開かれた。 現れた人物を抱きしめ唇を重ねた。 何の前触れもなく突然のキスにも関わらず、抱きしめられている人物は俺のキスに応えようと舌を絡める。 「ただいま」 「おかえり」 一度唇が離れるも再びキスをした。 ソファまで移動し肘掛けに凭れさせエストレヤの足の間で休みなが細い腰に抱きついた。 「ダンス…大変だった?」 「…すげぇ疲れた。」 「あんまり無理しないでね。」 「…エストレヤ」 ズボンとパンツをずらし、反応を見せていないエストレヤのモノに口を付けた。 「あっアティラン…疲れてるでしょ…こんな事…休んで。」 「ん~」 エストレヤの俺への気遣いだと分かるも、聞き入れることはなく口を離さなかった。 鼻にかかる吐息に耳をそばだて、エストレヤの反応を楽しんでいた。 「エストレヤ」 「…ぁんっ…はっぃ」 気持ち良くなってくれるのはありがたいが、少し不安になる。 エストレヤは俺じゃなくても簡単に快楽で流されてしまいそうだ。 「頭、撫でて。」 「…こ…こう?」 「そっ」 再びエストレヤのモノを口にした。 最中、優しいエストレヤの指が頭を撫で俺の髪に触れる。 イク瞬間、足で俺の身体を挟み込むのか愛おしい。 「…だめっ……。」 「ん~?」 「どうして…飲んじゃうの?」 「嫌か?」 「…アティランは嫌でしょ。」 「嫌だったらしねぇよ。」 「…それ…苦いのに?」 「俺はエストレヤのならいくらでも飲める。」 「…ぼ…僕も。」 俺を見つめながら告げるエストレヤの表情は真剣だった。 「ん?」 「僕も…アティランの…飲みたぃ…。」 それって…。 「してくれんの?」 「ん」 俯きながらも頬がほんのり赤く染まっているのが分かった。 あの、エストレヤが…。 主張せず、我慢してしまうあのエストレヤが。 エッチな事には疎く消極的と言うか、俺に流されてしまうエストレヤが初めて自らエッチな事を望んだ。 これが興奮せずにいられるだろうか? 無理だ。 「なら、やって。」 「うん」 体制をお越し、肘掛けに凭れながらエストレヤを待った。 「ぁっ」 自身のモノが未だに露出していたことに気付き恥ずかしがりながら、急いで隠し俺の股間に狙いを定めている。 さわさわと俺のズボンをずらしパンツにも手を触れる。 固くはなりつつも完全ではない俺のを見つめ続けるエストレヤが可愛くてたまらない。 気付けばエストレヤの頭を撫でていた。 「無理することないぞ。」 「うんん、する…したいの。」 「したい」その言葉が嬉しかった。 いつも俺から願うばかりだった。 昨日の「エッチな格好」もだが「おかえり」と言わせてるのもそうだ。 それが、エストレヤから「したい」と言われた。 お尻を高くし俺のを両手で添わせながら、小さく口が開いた。 ちゅっと唇が触れ、舌で撫でられていく。 ペロペロと小刻みに舐められると擽ったいが、堪らなく満たされていく。 ちょっとずつエストレヤの口の中に含まれる量が増えていくも、口の中で包んでもらえずにいた。 警戒心が強く、身持ちが固いらしい。 鼻息が掛かり擽ったいが、一生懸命なエストレヤを見ていると温かく見守りたい親の気持ちになってくる。 あの侯爵がエストレヤを溺愛するのは仕方がないと理解してしまう。 親としての愛情から鉄壁にエストレヤを守ってきたのだろう…俺はそれをありがたく頂いた。 おっさんには感謝している…これは本当。

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