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7話 その理由

 俺は金山が誰かに取られるのではないかと恐れていた。  顔の痣を理由にずっと家に軟禁して、妙な友達ごっこをする。それで満足しなければならないと、自分に言い聞かせていた。しかし、近所に買い物に出た金山の帰りは遅くて、もうこの家に帰って来ないのではないかと思った。  ベッド脇に落ちていた金山のスマホを手に取りタップするがロックが掛かっていて、しかし画面に残った指紋の跡から推測した数字を入れるとロックが解除された。それは何故か、俺の誕生日だった。  メッセージアプリを確認するが、空本と海野の名前しか無く、それも未読のメッセージが溜まったままになっている。興味を無くしてスマホを元の位置へ戻すと、金山が帰って来た。  その瞬間、計画していた事を実行する決断をした。 「金山、我慢は身体に悪いぞ」 「⋯⋯」  拘束した金山にシチューを食べさせてから数時間後。自由になる脚をもじもじとさせて、明らかにトイレを我慢しているのに、排泄しようとしない。気を失っているうちにおむつを穿かせておいたから、いつでもして良いのに。 「っ、」  金山は一瞬目を瞑り、その後でこちらを見上げて来る。その目には涙の膜が張っていて、今にも零れ落ちそうだ。  しかし、その奥に欲望が灯っている事にも気付いている。 「見ててやるよ」 「ふっ、んっ、」  小さな声を上げながら、おむつに排泄している様だった。横になったままでは腹に力を入れないと思う様に出ないのかと思ったが、我慢していたのは大便だったらしい。下してる訳では無さそうで、音もしないが、ほのかな匂いに興奮する。 「はぁ、はぁ、」 「出たか?」 「⋯⋯」  小さく頷いたのを確認して、おむつのサイドを破って広げると、バナナ状の便が二本出ていて、健康的だなと思う。  おしりふきで汚れた肛門を拭くと、わずかな喘ぎ声が聞こえる。ふとそこを見ると緩く勃ち上がっていて、笑ってしまう。 「うんち出して、気持ち良くなっちゃった?」 「んぁっ、んっ!」  軽くしごくとあっけなく果てた。  新しいおしりふきで精液も拭い取り、まっさらなおむつを穿かせる。上はスウェットで、下はおむつだけ。そのアンバランスさが可愛いと思う。    あれから夕食を食べさせて、風呂は逃げられる危険があるので、濡れタオルで身体を拭いてやり、何度かおむつを替えて夜を迎えた。 「そっち、ぎりぎりまで詰めて」 「⋯⋯一緒に寝るのか」 「ベッド一つしか無いしな」  鎖が伸びる限界まで奥に押しやって、俺も隣に横になる。好奇心でその身体を抱き締めると、金山は身を固くした。 「何、緊張してんの」 「⋯⋯」  何も答えない金山は、少しだけ顔を赤くしていて、散々な事をやって来て、今更そんな反応するのかと面白くなった。  ついでにほっぺたにキスをして、俺は眠りに就いた。

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