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18.※尿道責め
鼻に来る不快感を覚え、上手く呼吸が出来ずにもがき苦しみながらも必死になって固形物と共に飲み込んだ。
少しずつ顔にかかる水のかさが減っていくのを感じた時、地獄の苦しみから解放されたかのように思え、心の余裕が生まれ始めた愛賀は焦りを抑え、ゆっくりととはいえ悠長にしているといつ客の機嫌が損ねるか分からないため、先ほどよりもやや遅くそれでも早く飲もうと努めた。
気が変わるかもしれない客のことを伺っている最中、ついに最後の一滴をぺろりと舐めた。
「水も飲み終わったか。ったく、手間をかけさせやがって」
文句を言い、ぶたれるかと身構えたが、掴んでいた手が離れてからも何もしてこなかったために、そこでようやく生きているという実感が芽生えた愛賀は、身体の緊張を解き、咳き込み、肩で大きく息を吐いていた。
ところが、それも首に掛かっていた骨型の口枷を咥えさせられたことにより、間もなく終わりを迎えてしまった。
フーッフーッ、と僅かな隙間から漏らすまだ整えてない息を吐いていると、客が言った。
「そんなに息を荒くしてどうした? もしかして発情してんのか?」
口角を上げて嘲る。
ついさっきした行ないを目の前でしていたのに、すっとぼけた態度をし、からかうように指先を顎で掬うように触ってきた。
睨みつける、なんて立場上出来るはずがなく、「く⋯ぅん⋯⋯」と甘えているような声を漏らしていた愛賀だったが、客が不意に下腹部の輪っかに指を引っかけ、それをゆっくりと引き抜いた時、喉に詰まったようなくぐもった声を上げた。
同時に忘れかけた頃にやってくる痒み。
「く⋯っ、う⋯っん⋯っ」
「このナカを棒でいじくられて悦んでいるのか? 変態犬め」
「うぅ、ん⋯⋯っ!」
ズルッと、半分ぐらい急に引き抜き、その唐突な刺激に下腹部が反応してしまった。が、すぐに痛みに変わった。
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