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20.※玉袋 床擦り付け
「股間を擦り付けて、マーキングのつもりか? 発情してるとところ構わずするんだな。全く情けない犬畜生だ」
「くぅん、うっ、ん⋯っ」
そんな意味でこのような行動をしているわけじゃない。
喋れることができたら簡単に伝わることが、そんなことさえ簡単にできないもどかしさ。
どうしたら伝わるだろうか。
ただ腰を振って、擦り付けているだけではマーキングをしているようにしか思われない。
とはいえ、躾もトイレに行きたいとしか躾られてないためにどうしたって伝えることができない。
だとしたらやはり、自分で解消しなければならない。
腰を下ろし、唯一出ている玉袋を床に付けた。
ひんやりと伝わる床の冷たさが、火照っている身体に気持ちよく感じられ、ぶるりと震わせた。
冷たさに腰を浮かせてしまったものの、当初の目的であった気持ちよくなりたいという欲が勝り、床に擦り付けた。
「うっ、ふ⋯っん、くぅ⋯ん⋯ふぅ、うぅ⋯っ」
客に惨たらしく虐められた部分は若干の痛みがあり、またそれに痛みを加えることとなってしまったが、今は尿道に挿入された棒の方にも同じくらいの痛みが分散されている上にそれが快感に拍車が掛かり、メスがオスに誘うような甘えた声で鳴いた。
「今度は床に擦り付けているのか? 本当、発情しているとろくでもないな。だが、お前はメスだろ。どこを擦り付けて興奮してんだ」
「ふっ、う⋯ぅ!」
愛賀が動いていたことで出ていたのだろう。持ったままでいた棒を一気に押し戻し、その急な刺激に情けない声を上げ、ビクビクッと痙攣させた。
「もしかしてイッたのか? お前は何やっても興奮してしまうんだな」
今のは達してしまったのか。
と客に言われたことで自覚させられた直後、棒を一気に引き抜いたようだった。
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