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第48話
店を出て
駅までの道を歩く。
夜風が少し冷たい
別れ際、いつもの場所で足が止まる
もう少し一緒にいてもいい気がした。
理由は無い
ただ帰りたくない
そんな気持ちに気づいてしまって目を逸らした
「じゃあ、またな」
彼はいつも通りで何も残さない
それが逆に胸に残る
-これはただのご褒美
そう思いながら
次に会う日を考えないようにした。
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