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第49話

帰りの電車で 窓に映った自分の顔を見る。 疲れてるはずなのに さっきより少しだけ楽しそうだ -ご褒美か 彼とのご飯を そう思ってしまったことに 胸の奥がザワつく。 頑張ったから会える 今日を乗り切ったから 一緒に食べられる そんなふうに 無意識に結びつけている。 よくないと思う でも、やめようとは思えなかった。 次に会う日を楽しみにしてしまう自分から 目を逸らしながら。

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