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番外編⑤ モンスター化の呪い⑥
「はぁ~~~~……やばかったぁ……」
箱の中から上半身を出した俺は、思いっきり息を吸い吐き出す。このダンジョンの中ってこんなに空気が美味しかったんだな。
深呼吸を繰り返す俺の手を取った触手が、手のひらに『大丈夫?』と文字を書いた。
「ん、大丈夫だ。ありがと。ふぅ……さてと」
俺は地面に両手をつく。今俺は腹のあたりを箱と蓋に挟まれている状態だ。痛くないように触手が俺の身体を覆うように巻きついているから、もう少し締めつけれもらえば箱の外に出てしまうことはないだろう。
俺は四つん這いのポーズになると、腰を揺らしながら後ろを振り返る。
「シュン♡ このままヤろ♡」
また窒息の警告で中断されるのは嫌だし、なんか下半身だけ見えない状態でヤるのって興奮するだろ。そう続けると、触手がつんつんと頬をつついた。
「へへ、だって俺は淫乱くんだからな。な、シュン。いいだろ?」
すりすりと箱の表面を撫でながら言えば、すりすりと触手が尻を撫でてきた。きっと呆れながらオッケーしてくれたんだろう。呆れながらも微笑む表情や、くすくすと笑う声を頭に思い浮かべる。
(早く呪いを解いて、いつものシュンに会いたい……)
そう心の中で呟き、俺は再び前を向いた。いつでもいいぞ、とナカを締めれば、ちんぽ触手がゆるゆると動き出す。乳首にも触手が伸びてきて、くりくりと弄り始める。
「ぁ、ん……っ♡ はぁ、もっと……♡」
吐息混じりの声が空間に響いて、少しだけ恥ずかしい。だけどそれ以上にゾクゾクして、身体が熱くなっていく。
シュンも乗り気になってきたのか、わざと音を立ててちんぽ触手を抜き差しし出す。じゅぷ、ずちゅ、と卑猥な水音が響き渡る。
「あ゛はぁっ♡ ぎもぢいっ♡ お゛~~♡ おぐ、ちんぽ触手でめちゃくちゃに突いてぇ゛……ッ゛♡」
徐々に律動が激しくなっていく。俺も両手で身体を支えながら腰を振れば、じゅぷじゅぷとという音ととともに箱がガタガタと鳴る音が響き渡る。
乳首は舐るように弄られ、ちんぽは絡みついてきた触手にしゅこしゅこと扱かれていく。耳にも細い触手が伸びてきて、ぬるりと舐められた。
「耳舐め、しゅきぃ゛っ♡ ぉ゛っ♡ シュンッ♡ 耳たぶ、かぷってして、ぇ゛……っ♡」
言い終わってから、今のシュンには口がないことを思い出す。だけど俺の要望をなんとか叶えてくれようとして、触手で耳たぶを挟んでくれる。甘噛みほどではないけれど、ヌルヌルでぷにぷにの感触が気持ちいい。
「ん゛ぃ゛っ♡ ぁりがと、ぉ゛っ♡ しゅき、好きぃ゛っ♡ ア゛ッ♡ またイ゛ぎそ……っ♡」
全身への愛撫にまた絶頂感がこみ上げてくる。シュンも達しそうらしく、ナカの触手が膨らみピストンが強くなっていく。
乳首やちんぽへの愛撫も速く激しくなり、俺はガクガクと全身を悶えさせる。
「ァ゛ぁ゛~~~~ッ゛♡ イ゛ぐっ♡ シュン、ナカにっ♡ ナカにザーメン♡ いっぱい、らしてぇ゛ぇ゛っ♡ ぉ゛♡ ぉ゛ぐ、っ♡ ~~~~……ッ゛♡♡」
俺がイくと同時にちんぽ触手が勢いよく最奥を穿ち、ドクドクと脈打つ。再び最奥に熱いザーメンが流し込まれ、腹を満たしていく。俺も射精しながら、流れ込んでくる白濁に感じ入った。
「ほ、ぉ゛~~~~♡ ぃ゛……♡」
腕の力が抜け、腹に巻きつく触手越しに箱のフチに身体を預ける。ビクビクと身体を震わせる俺の耳を、触手がぬるぬると舐ってきた。ぬめり気を帯びた感触は気持ちいいけれど、熱い吐息や囁く声、首筋に当たる髪の感触が恋しくなっていく。
柔らかい唇の感触も、俺を見つめる熱の籠もった瞳もなくて、心にぽっかりと穴が空いたように感じられた。
「シュン……ぉ゛ッ♡!?」
寂しさを紛らわせるように声をかけようとすると、まんこに挿入ったちんぽ触手がぬぢゅぬぢゅと動き始めた。まだ敏感なナカを擦られ、媚肉がビクビクと悶えてる。
「シュ、ンっ♡ まっで、オ゛っ♡ ちゅよ、い゛ぃ゛~~ッ゛♡ ぉ゛ァ゛♡ ちんぽっ、ちんぽちゅよい、ぁ゛ぁ゛あ゛……ッ♡」
スイッチでも入ってしまったのか、俺の制止を無視して律動を再開する。全身に巻きついた触手によって身動きを封じられ、抜け出すこともできない。
「待で、ってぇ゛、ぉ゛~~~~ッ♡ 乳首っ♡ しゅうの、やぁぁ゛っ♡ お゛ほっ♡ 両方、吸うの、しゅごひぃ゛ぃ゛っ♡」
乳輪ごと乳首を包み込んだ触手が、ぢゅうっと乳首を吸い上げる。さらに、触手の内部から舌のような触手が伸び、突起を舐っていく。両方の乳首を口で愛撫されているように錯覚してしまう。
「どうし、ぉ゛ぉ゛っ♡ はげし、ぃ゛ぃ゛っ♡ 前立腺も、奥もっ♡ ちゅお゛ぃ゛~~~~っ♡」
急にどうしたのだろう。まるで本物のモンスターにでもなってしまったかのように、ただひたすら俺を捕食するように貪る。
少し怖さを感じつつも、俺の身体は着実に興奮を覚えていく。もしかしたら早く呪いを解きたいのかもしれない。それなら協力しなきゃな。そう思い、俺は強すぎる愛撫に身を委ねることにした。
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