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番外編⑤ モンスター化の呪い⑧

「は、ぁ゛っ♡ もっとじゅぷじゅぷしてッ゛♡ ザーメンびゅーって、してぇっ♡」 「……あの!」 「……っ!? お゛、んぇ……っ♡?」  媚肉を震わせザーメンを絞り取る気満々の俺の耳に、誰かの声が届く。顔を上げれば、先ほど俺が襲われていると勘違いした男性プレイヤーが近づいてきた。 「んひ、ぉ゛っ♡ なにか、ありました、ぁ゛……っ♡?」  俺たちの状況は一度説明したからか、シュンは止まることなく動き続ける。ただ、俺が話しやすいように律動を緩めていく。焦らされているような動きになり、俺のまんこが不満げにちんぽ触手に吸いつく。  早く話を終わらせて奥まで穿ってもらいたい。なにも言わずこちらを見つめる男性プレイヤーに、俺は再び声をかける。 「ん、ふぅ……♡ えっと、んっ♡ 俺たちに、なにか用事があるんじゃ……ぉ゛♡ ないんです、か……? んぁ……♡」 「あ、その……! 君とミミックが恋人なのは重々承知なんだけど……えっと……」  男性プレイヤーはもごもごと口ごもったあと、しゃがみ込んで俺の前に手を差し伸べた。男の顔は赤くなっていて、どこか瞳に熱が籠もっている気がする。 「よかったら、僕にしませんか? モンスターとじゃ意思疎通できないだろうし……急に攻撃してくるかもしれないから……それに、僕の方がずっとずっと、君のことを気持ちよ、く……っ!?」  ぱしっと音を立てて、俺に差し伸べられた手を触手が払いのけた。男性プレイヤーは目を丸くしたあと、触手を睨み剣を取り出す。 「痛……! 攻撃してくるなんて、やっぱり危険な……」 「あ、いや! 違くて……! お前も待てって……!」  律動を止め、ぶんぶんと触手を振り男性プレイヤーを威嚇するシュン。俺はぎゅっと触手を握り、落ち着かせるように口づける。ちゅ、ちゅ、と何度もキスをすれば、触手は大人しくなっていく。  俺は男性プレイヤーを見つめ、小さくため息をついた。 「すみません。説明が足りなくて誤解させちゃったんですね。このミミック、モンスターじゃなくてプレイヤーなんです」 「え?」 「モンスター化の呪いでミミックになってる、俺の恋人なんです。解呪するためにセックスしてて……」  俺の説明に、男性プレイヤーは困惑しながらもなるほどと呟いた。俺は触手を優しく撫で、続ける。 「……それに、俺はこの人がいいんです。この人だけがいいので……ほかの人とはセックスできません。したくないんです。ごめんなさい」 「あぁ……そっか。ごめんね、邪魔してしまって」  しっかりと目を見つめ謝ると、男性プレイヤーはしょんぼりとした表情を浮かべる。男は立ち上がると、少しの間じっとこちらを見たあと、とぼとぼと去って行った。 「行ったか……ん゛っ♡ ぉ゛っ♡ ちんぽ、ぉ゛、ほォ゛……っ♡」  再び男性プレイヤーの姿が見えなくなると、シュンがちんぽ触手で媚肉を抉ってくる。中断され焦れた身体が待ちわびたと言わんばかりに悦ぶ。 「ぉ゛ほ♡ きもぢ、い……っ♡ ん゛、んぶ……っ♡」  ナカを穿つちんぽ触手の動きが再び激しくなり、身体に絡みつく触手たちの拘束も先ほどより強くなる。口にも触手を突っ込まれ、たっぷりと甘美な蜜を流し込まれる。 「ん゛おぉ゛……っ♡ んぐ、ぁ゛ぁ……っ♡ イ、イ゛っぅ゛……っ♡」  中毒性の高い蜜を嚥下し、また思考がぐずぐずに蕩けていく。愛撫や締めつけ、律動――シュンから与えられる刺激すべてが気持ちよくて、深い絶頂の波が訪れる。 「い゛ぅ゛♡ ぉ゛、オ゛ぉ……っ♡ イ゛ッ゛ッ゛♡ ぅ゛~~~~ッ゛♡♡」  身体を仰け反られ、俺は達した。飲み込みきれなかった蜜が口の端からぽたぽたと零れていく。まんこの方は、一滴も零さずにシュンのザーメンを飲み干した。  口から触手が出ていくと、俺は大きく深呼吸する。 「は~~~~……♡ ん、はぁ……」  広い空間内に、俺の息づかいだけがこだましていく。  幾度か中にザーメンを出されたが、俺の身体にはいまだに触手が絡みついている。優しく撫でられ、徐々に絶頂の余韻が落ち着いてくると――先ほどの男性プレイヤーの言葉がふと頭に浮かぶ。 (モンスターとは、意思疎通できない……)  たくさん愛撫され、絡みつく触手から愛情は伝わってくる。だけど、それだけじゃ物足りない。急に寂しさがこみ上げてきて、俺はぽつりと呟いた。 「……シュン……俺、シュンの顔が見たい……声も聞きたい……キス、したい……」  先日、壁尻プレイをしようとしたときのことを思い出す。あのとき俺の尻しか見えなかったシュンも、こんな気持ちだったんだろうか。今になってようやく彼の気持ちをちゃんと理解できた。  もういっそ今日はログアウトしてしまって、解呪セックスはまた次にログインしたときにしよう。そう提案しようと、俺は口を開く。

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