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第19話 リオン先生
お昼
ゼェロゼェロ、ゴロゴロしてくる。気持ち良く寝れそうだったのに。布団をぐるっと巻いて今度こそバレないように。。
キキ「お邪魔するよ〜」
そら「げっ!んん」
リオン「お邪魔します」
朝言ってた通り来たキキちゃんに、続いて入って来たのは薄茶のもこもこ毛皮のクマさん。
そら「クマさん!ケホ あれ?つきにぃは?」
キキ「会議 長引いてる
先に診察してしまおうか」
そら「後でいいよ! やらなくても良いし!」
キキ「ああ 吸引と診察な
リオン先生よろしく」
リオン「あっ! はい えっと手握るね」
どこか緊張した面持ちのリオン先生がぷにぷに肉球で手を握ってくれる。キキちゃんは容赦なくズロロと鼻の奥に突っ込んでくる。
そら「んっん〜 うえっ もう終わり!」
キキ「ああ 終わりな 次
起き上がってみてくれ」
ベットに手をついてグッと起き上がる。薬を入れた直後じゃなければ、起き上がっても問題ないのに、悩ましげにをみてるキキちゃん。
そら「ねぇ もー良い?」
キキ「んー 今直腸に入ってるの?」
そら「、、、はぁぁ ないけどぉ?」
キキ「ん なら背筋伸ばして
寄っかからない 1人で座って」
注文がビシビシ飛んでくる。仕方なく言われた通りにする。早く終われ!
キキ「うん 姿勢悪い 維持出来てない
運動、散歩 メニューに入れとく」
そら「はぁ〜 散歩って俺この部屋から
出れないんだけど?」
キキ「出られないって、、、
まぁ 急性期は抜けたから動くように」
そら「はぁ〜 寝てたい〜
あのさ会議ってキキちゃん逃げて来たの?」
キキ「ん 逃げたんじゃなくて抜けて来た」
そら「あっそう バイバイ〜」
キキ「はぁ リオン先生が面談したいって」
そら「面談? そう言えば2人の関係って?」
キキ「んー? 元弟子?」
リオン
「はい 研修医時代お世話になりました。
今は院内カウンセリングを担当してて、言わずにすみません。」
そら「あー うん 知ってます。それで面談って言うのは? 俺は別に大丈夫なんだけど?」
リオン「面談と言っても、雑談のようなお喋りが出来たらと思っていて、どうですか?」
そら「あぁ 考えてみます」
キキ「かったっいなぁ〜 さっきまて甘えてたのに距離取りすぎ、、、二人とも」
そら「うっさいなぁ!モードが違うんだよ!」
キキ「ああ 獣族苦手だったな」
そら「はぁ!? なんでそうなんだよ!」
キキ「ん? 苦手じゃなかった?」
そら「それは、苦手じゃないし!」
キキ「だと そんな縮こまんなって
今までのはカウンセリングから
逃げてただけだろ」
そら「えっ あー」
リオン「、、、そんな直球に聞きます?」
キキ「直球で聞いてもはぐらかす」
リオン「ふふ 話したく無いことを無理に話す必要は無くて 話したいことを話してくれたら僕は良いなと思ってます」
そら「ふぅ 話したい事ねぇ あ!ここのトイレ最悪なんだよ!?」
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