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第20話 手伝い?
散歩
キキちゃんが散歩しろって言うから部屋出て来た。ちょうどトイレ行きたかったし。ただ、この階に面白いとこ無いよなぁとブラブラする。
「あっ! そら君!」
バシッと手を掴まれる。ビックリした〜
そら「え? うわっ! なに?なに?」
「助けて! ちょっと?かなりヤバいの!」
そら「えー! ヤバい事に巻き込まないでよ
こっちもまずい事になるし〜」
「大丈夫だって! そら君ならすぐにしてくれるでしょ?」
そら「え、え! 俺なんかやらされるの?」
「このスティック挿れて!」
はい?どこに?何て聞かなくても分かるけど、お願いってパッンと手を合わせて見てる。
そら
「スティックって自分で挿れるヤツじゃん
自分で体調管理するための最初の道具」
「そうなんだけど〜 うまく入らないの!
午後いちで試験だから助けてください!」
そら「午後いちって? アウトじゃん?」
「まだ大丈夫なはず! 先生たち忙しいみたい
だから ねぇ どうしたら良いの?」
そら「んー? 取り敢えず挿れてみて
いつも通りに 挿れることは出来るでしょ?」
「うっ んー 分かった」
ホントに時間がヤバいらしい。モジモジをそこそこにペットに行った。部屋のドアを閉める。全室個室で基本ドアは開けとくのがルールだけど、前準備の時は閉めて良い。ただ友達が部屋に居る時は開けとくルールもあって、俺居るけど、、、。
そら「ストップ! ゴムは?
それ持ち歩いてたでしょ」
「あっ! 忘れてた! 今からつける」
そら「その前にアナルほぐした?」
「えっ! スティックでグチグチ
すんじゃ無いの?」
そら「決まりは無いよ 好きな方で」
「えーえっ 先ほぐす〜 やり方教えて!」
そら「ん ふっ ゴム指につけなぁ」
もう共犯になってるし良いかと思って教える事にした。吸水シーツの上で胸をベットに付けて腰をあげる治療姿勢。ゴムをつけた指でアナルをクルクル、グチグチほぐしてる。
「んっふっうっっ」
そら「ゆっくりね ふーて息吐くと良いよ」
「ふっんっふぅ〜っ」
そら「どう? ほぐれた?」
「ふ〜っん わっかんっない〜」
ズブズブ指を挿れてる。スティック挿れても大丈夫そう。
そら「そろそろスティック入れなぁ」
「うっうっ〜 いっ痛いかなぁ?」
そら「今は? 指で痛かった?」
「痛くないけど、これ痛かった〜」
そら「そっか ジェル足してみたら?」
「こ、これに?良いの?」
そら「うん 痛いってのは傷ついてるって事だから、ジェルいっぱい使いな」
「う、うん これで大丈夫かな?」
そら「心配ならもっと足しても良いんだよ?
後は好みのジェル探すのも良いと思うなぁ」
「い、今そんな時間無いって!!」
アナルに突き刺す様にしてる手を掴んだ。
「なんで〜 出来そうだったのに〜!」
そら「押し込んだら痛いよそりゃ 指と同じ感じで、んー 座ってみる?」
「え〜 分かんない! 痛いのはヤダ〜」
そら「ゆっくりやってみぃ ほぐすの上手かったし出来るよ」
「え、え ホントに? ここに来てから初めて言われた〜」
そら「?? なにを?」
「上手って! 前は良く言われてたんだよ!」
そら「そーなの? ここじゃ言われない?」
「うん、言われ無い 僕間違えてばっかり」
そら「ふーん 緊張して?」
「!? なんで分かるの!」
そら「え? 当たり? ふふ」
「むー そら君なら緊張しないのにー!」
そら「ええ それはどうなの?」
「ふふ だって そら君優しいから」
優しいかな?どうだろう?まぁ俺は治療には関わらないから、治療担当の先生たちより優しく見えるのかも?それに、今だって自分でスティック挿れようとアナルに当てて頑張ってる。俺が言える事無いなぁ〜
コンコンッコン
「ちょっとごめんね!! そら君!居た!」
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