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第5話 過度な事前準備 **

風呂ではノルディアスに身体を洗われ、寝る時はノルディアスと手錠で繋げられた。 人質なのだからそこまでは当然ではあるが、自由がない割にはどこへ行っても分不相応な歓待を受けることにカルロは首を捻る。 「カルロ、城に着いたら直ぐに結婚式を挙げることになっている。それまで毎日、尻穴を綺麗にしてこの張形で徐々に解しておくんだ」 「かしこまりました」 カルロはノルディアスの見ている前で、男根を受け入れるための準備をさせられた。 猛獣ではなく輪姦コースか、と思いながら淡々と作業をこなすカルロだが、いきなり犯されるのではなくまさかの慣らし時間が与えられて逆に戸惑う。 「お前の肌は、どこもかしこも綺麗だな」 「おやめください、舐めないで……っ」 途中、ノルディアスの指や舌という邪魔がちょこちょこ入り、カルロはくすぐったさに笑みを漏らす。 そして普段は無表情なカルロが表情を崩すと、ノルディアスはわかりやすく上機嫌になった。 そんなところは、一緒に学んでいた頃の雷震と、全く変わらない。 「いいだろ、味見くらい」 「いいわけないでしょう」 城に近付くにつれ、最初は親指大の棒からはじまった後孔の拡張作業も、今ではカルロの膨張前の陰茎に近い太さまで挿入できるようになっている。 「ふぅ……っ」 「カルロ、手で扱いてくれないか?」 「全く、仕方のない人ですね」 兄王に嫁ぎに来たのだとわかっているのだろうか、と思いながらも、カルロは前世のようにノルディアスの陰茎を軽く握った。 どうせ前線での輪姦コースならば、そこにはノルディアスもいるに違いない。 ならば多少、タイミングが早まっただけだ。 雷震は昔から性欲旺盛で、蘭雪はよくその発散に付き合わされたものだった。 お互いに口淫したり、手淫したり、性器同士を擦り合わせたり。 出したそばから元気になる雷震に呆れながらも、面倒見のよい蘭雪は空になるまで付き合った。 その腐れ縁……いや爛れた縁は、どうやら今世まで続いたようだ。 ちゅこちゅこ、とノルディアスの陰茎を手で扱くと、尻をこちらに向けろ、と命じられる。 そしてノルディアスから命じられたことに、他律志向な人間でありながら主人不在中のカルロの胸はざわりと昂ぶった。 「ん、ぁ♡」 「どこがいい?」 同じ性欲発散でも前世と違うところは、こうして自分の尻をノルディアスに弄られることだ。 張形には媚薬成分を含んだ潤滑剤がたっぷりと仕込まれていて、拡張作業をはじめて一週間もすれば、カルロの菊門はすっかり何かを突っ込まれることに慣れてしまった。 「ぁ♡ あ……ッ♡ そこ、そこ、イイです、ノルディアス……♡」 普段はキリッとした表情をトロンと緩ませ、カルロはお尻を振って喜びを現す。 ノルディアスはその淫靡な姿にごくりと喉を鳴らしながらも、じゅぼじゅぼ張形を動かすと同時にカルロの性器も手淫して、尻穴を弄くることが気持ち良いことなのだとカルロの脳に錯覚させた。 「女性器のようないやらしい穴に仕上がってきたな、カルロ」 「あぁ、んん♡ あなたの、せいですよ……っ♡」 「そうだ、俺がそう育てた。こっちもな」 ペニスを扱いていたノルディアスの手が伸びて、カルロの乳首をきゅう♡ と抓る。 「んああッ♡」 どぴゅ、と勢いよく放たれたカルロの精が、ノルディアスの逞しい腹筋に泉を作った。 「はは、ど淫乱な身体だな。陰茎ではなく乳首を少し弄られただけで、こうも容易く達するとは」 「ううう……♡」 カルロの白い肌は、羞恥で朱に染まる。 「舐めて綺麗にしてくれないか?」 「はい……」 小さく薄い舌は何度も口内と肌の上を往復して、ノルディアスの身体に付着したカルロの精を舐め取った。 しかし、その痴態を目に焼き付けるノルディアスの肉棒はますます元気になる一方だ。 「手がお留守だぞ」 「もう、注文の多い方ですね……!」 「疲れたなら、太腿を貸せ」 「?」 ノルディアスはおもむろに起き上がるとカルロを四つ這いにさせ、閉じた足の間に自分の性器を挟み込ませる。 そしてカルロの鍛えられた太腿を使い、そのまま達するまで腰を激しく打ち付けた。 「カルロ、カルロ……っ」 「ぁあッ♡ 性器がっ、擦れて……♡」 ノルディアスの逞しい男根が、袋とペニスの裏筋を何度も刺激し、カルロは悶える。 やがて二人は同時に、大量の白濁した液体を飛び散らせたのだった。

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