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第11話 口でするのも上手になったと褒められたの巻 ※
「ほら、おすわり」
「なっ!?」
海皇に無理やり身体を押さえつけられて、ソファの下の床に座る。ご丁寧にカーペットの上におしりを保護する目的のクッションまで渡してくれた。肉まんの形をしたクッション。この前、ゲーセンで海皇が500円でゲットしたもの。
脚を開いて見せてつけてきては、不敵な笑みを浮かべやがる。
その余裕ぶった顔、絶対歪めてやる。俺のテクニックで。
俺は犬のようにしりをぺたんとクッションにのせて、口を海皇の昂りに近づけてゆっくり息を吐く。
「……」
ぴく、と僅かに腰の震えるのが見える。バスタオルを剥ぎ取り、期待してるのか濡れた先端を人差し指でねっとりと撫で回す。
「っ」
不埒な吐息が頭上から聞こえてきた。
「糸引いてるじゃん。まだ触ってもないのに。淫乱」
「……」
必死の言葉責め。俺は余裕しゃくしゃくなフリ。でも本当は、心臓が爆裂しそうなくらい緊張してる。けどそんなの、コイツにだけはバレたくないから冷静そうな顔をして楽しむ。
下から上へ下を這わす。竿の裏筋から先端まで丁寧に。けど、ときどき荒っぽく適当に。
じゅぷじゅぷ、と鳴る唾液の音。鼓膜に響く。
─あれ、何で。俺はフェラしてる側なのに身体が熱くなって……。
海皇の熱がそのまま口移しに移ったみたいな感覚。火照る身体。疼く身体。爪先がきゅうっと捩る。無意識に。
「なんだ。結構上手くなったな」
ぽんやりする頭のまま、頭をよしよしと撫でられて不覚にも頷いてしまった。
あ。やべ。
「なあに? 今日はやけに大人しいじゃん。お利口さん」
「ひゃっ」
つん、と胸の飾りを指先で弾かれた。不意打ちの快感に頭が追いつかない。海皇に開発されたそこは微弱な刺激も喜んで受け取るようになっていた。それが憎い。
「フェラしながらこんだけ乳首勃たせてさあ。俺のこと煽ってるよな」
「うぁっ!?」
くりくり、と胸の飾りを押されて小粒を弄られる。きゅん、と腹の中が潤い始める。自分でもわかるようになったのも、うざい。
「ほらほら。ちゃんと舐めろよ。余所見すんな」
「や、めろっ……!」
「やめない。そんなに嫌なら無理やりやめさせてみれば?」
「んなっ!」
ふつふつと溜まっていた俺の怒りボルテージがマグマ噴火した。
海皇の手を片手でまとめて退けて、そのまま口内に導く。たっぷり濡れたそこに挿れてしまえば俺のターン。早漏だからすぐにイくだろ。
1番太いカリのところを口内へ導く。飲み込んでから、喉奥まで誘う。どくんどくんと激しく脈打つのが伝わってきた。
こいつすげえ興奮してんのか?
ぎゅっと喉輪を締めてみると、押さえつけている海皇の腕がびくっと跳ねた。陸に打ち上げられた魚みたいに。
「……やっば。お前の口まんこ濡れすぎ。イくかと思った」
「ふぃふぇお(イけよ)」
「っ喋んな。まじで出る」
快感に揺さぶられる一軍男子を下から見上げるのも悪くないな。
仕方ない。もう抵抗はしなそうだし。レポートの手伝いとラーメンのお礼。
「あらた?」
俺は片手でまとめていた海皇の手を握りしめ、それぞれの手を恋人繋ぎにしてやった。
こうすると俺の彼氏は喜ぶと知っているから。
「お前さあ、ほんと……」
「んぐっ!?」
「ちゃんと奥まで開いて待ってろよ」
「ん……」
「酸欠で涙目なのもそそるけど、手加減しないよ」
「んんっ」
ドSに豹変した海皇に繋いでいた片手を解かれ、後頭部を押さえつけられる。がぽがぽと力任せにイラマさせられる。こんなに激しいのは初めてだ。
喉の奥に先っぽ届いてる。デカいと思ってたけど、このまんまだと俺たぶん死ぬ。
息もできない。鼻でするしかない。
けどやっぱ、口離したり吐き出したくないのは俺がこいつのこと好きだからなのかな。
真っ白になる頭の中でふとそんな乙女チックな考えが浮かんだ。急いで意識を戻して頭の片隅に追いやる。
海皇は俺の頭を固定させてそこへ腰を振る。ゆっくりと激しいのを繰り返して気持ちよさそうに腑抜けた声を洩らす。
「あっ……やば。奥、締まる」
「んんっ」
海皇の脈動が速く激しくなる。俺の身体も熱くて溶けそう。
「イく。イッていい?」
顔面国宝が快感に歪むところを見れる特等席。俺はかわいいと思いながら笑顔で頷いてやった。
「ふん(うん)」
「出すよ」
俺の許可を得て喜ぶ海皇が、一際最奥まで穿った。直後、脈打つのが喉を震わせた。こいつの身体と俺の身体が一体になってるみたいだ。
「っはあ」
びゅ、びゅく、びゅ。と喉奥を叩きつける音が鼓膜に響く。息もできなくて苦しいはずなのにどこか満たされていた。
最後の1滴まで出させてやろうと思って、竿に手をかければわかりやすく動揺していた。
「え?」
俺の唾液と海皇の我慢汁でローションみたくぬるぬるしている竿を上下に扱いてやれば、簡単に悶えた。
「待って……イったばっかで敏感……っだから」
制止の言葉も聞かずに、搾り取る。最後にずるりと竿が口内から出ていって、ゆっくり口を開いてやった。
「えろ……」
ごくりと唾を飲む込む音が聞こえてきて笑った。
「俺ので口汚しちゃったね」
海皇は舌先に残る白蜜を指ですくって見せつけてくる。あろうことか、それを俺のおしりに塗ってきた。
「んん!?」
「今度は俺が新を気持ちよくする番」
「……っ」
形勢逆転スタートした。
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