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第13話 おまけ小説

 放課後、俺は特別棟の東雲の元へ向かう。  ドアをノックして、返事を聞く前にドアを開ける。 「東雲、生徒会の書類――」 『あん!あっ!!あああ!』 『本当に悪いと思ってるのか?』 『ってる、思ってる!ごめんなさ、ごめんなさいっ』 『もうしないか?』 『しないっもうしないから……あ!!あっ!!あん!!~~~っっ』 『許可なくイッたらお仕置きだと言ったろ』 『イッてな……出てない』 『ナカでイッたろ、バレてんだよ』  ――バチン! 『ひぎっ』  ――バチン! 『痛っぁあ!!』 『お仕置きなのにこんなに尻を締め付けて……いけない子だな』  バサバサバサー。  抱えていた書類が床に舞い落ちる。 「ん?ああ、九十九か」  一時停止ボタンを押した東雲が椅子に座ったまま振り返る。 「なっ……なっ……なん……えっ……」 「どうした」 「なんつーもんをなんつー場所でなんつー見方してんだあんたは!!」  プロジェクターでスクリーンに映し出されるは、俺達の情事。  壁一面の大きなスクリーンに俺の痴態と良い身体をした東雲のまぐわう姿が映っている。  しかもこれ、この間東雲の部屋に複数設置してある監視カメラの映像を消してやろうと勝手に東雲のPCを弄っていたらバレてお仕置きプレイされた時のやつだ。  お仕置きと称して尻を叩き続けられて、叩かれればナカの東雲のモノを締め付けてしまい、結果煽られた東雲が俺をイかせ続け責めまくって俺もその気になっちゃってはからずしも滅茶苦茶盛り上がってしまった時のやつだ。  初めて寝バックで犯されて全体重をかけられて尻の奥まで犯された時のやつだ。 「たまには大画面で見るのも悪くないかと思ってな」 「ああああアホかあんたは!!急に誰か来たらどうすんだよ!無駄に画質良いせいで俺もあんたもがっつり顔映っちゃってるよ!こんなの見られたらいっかんの終わりだよ!!ふざけんなよ今すぐ消せよ!!」 「まあ落ち着け」 「落ち着けるか!!!」  今日寮に帰ったら即行東雲の監視カメラの回線をハッキングしなければ。  回線ごと乗っ取ってクラッシュさせてやる……!! 「九十九」 「なんだよ。良いから消せよ。プロジェクターで映すの辞めるだけじゃなくて動画ごと消せ」 「こんなに良い動画なのに、消して欲しいのか」  頭おかしいんかこの教師。  監視カメラの映像と言えば綺麗に聞こえるかもしれないが、言ってしまえばこれはハメ撮りである。世の中に流通しているか、していないかの違いだけで実質AVと変わらない。  そして出演、俺。東雲。  そんなもの、この世に存在しないに越したことは無い。 「まあそんなに消して欲しいというなら俺も鬼ではないからたまにはお前の言うことも聞いてやらんことは無いが」  鬼のように美しい顔をして東雲が言う。 「じゃあ消せ。今すぐ消せ」 「だが人にお願いをするときはそれ相応の態度を見せてもらわないとな」 「へ?」  東雲に下から強く腕を引っ張られ、俺は跪く。東雲の股間に顔が埋まる。  ジジジ……と東雲が自身のズボンのジッパーを下げる。 「……えっ」  思わず声が漏れる。  下着の上から見てもわかる。  いつもの、あの凶悪なチンコがいきり立っている。

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