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01.βと結婚した既婚Ωは、次の発情期からαの為のサロンでαの発情ラット処理を手伝うことが法律で定…
この世界には出生時から判明している『男・女』の『第一性 』の他に『α ・β ・Ω 』という『第二性 』があるっていうのは、中学に入ってから教えられた。
β同士の男女では女の方が妊娠出産をするものだけど、このカップルには『発情期 』というものが無いのが特徴。
かえって第二性 の方は複雑で、Ωには発情期 と呼ばれる時期があった。
Ωは男女問わず孕むことが出来るが、Ωを孕ませることができるのはこれまた男女問わずのαのみ。
そうは言ってもΩなら誰でも妊娠できるという訳では無いらしく、統計的には不妊Ωの方が多いらしい。
発情期 時しか妊娠可能なタイミングがないから、そもそも着床のチャンス自体が稀だったりするのだろうが。
Ωの発情 に中 てられたαが『発情 』を起こし行われる交尾 、そのαとΩの関係を『番 』という。
これは本来一晩限りなどの刹那的な関係ではなくて永続的なものなのだけど、そもそもαもΩも少数派 にあたるので普通に出会える機会は少なかった。
それに能力も体格も優良に生まれつき更にカリスマ性まで発揮する者が揃っているαと違い、Ωの方はだだの凡人だ。
子を産める性であることから、第一性が男性であるにも関わらず女性の姿で生活するいわゆる女装Ωも多いようだが、普通にしていれば普通のβ男性と変わらぬ見た目とスペックをしていた。
発情期 に遭遇しなければ、Ωだということはまずバレない。
特にΩだということがバレると男女問わずαだけでなくβからも性対象として扱われるため、日常生活ではごく近しい身内以外にはΩであることを隠すのが常識となっていた。
昔はαとΩのお見合いの場を設け、αにはβの正妻の他に性的奉仕を目的とするΩ妾を囲うことも多かったようだが、今どきそんなことをする奴はいない。
せいぜい番 契約をしてパパα相手に媚を売る職業愛人Ωくらいのものだろう。
番 を持たないΩは、Ωと周りに気づかれぬままβと結婚している場合が多い。
βとでは番 になれないが、抑制剤で発情 を制御して結婚する。
しかしβと結婚した既婚Ωは、次の発情期 からαの為の『サロン』でαの発情 処理(『本能的な性欲処理』がこれにあたる)を手伝うことが法律で定められていた。
俺も嫁も生まれる前からそういう制度になっていたし、俺がΩであると嫁にカミングアウトし、それでも結婚を考え関係を深く強くしていく過程には俺たちなりの葛藤もあった。
事実婚に納めていれば性奉仕(発情 処理)の義務は生じないのだし、婚姻関係に拘らなければ穏やかに2人だけの生活をしていけだのだろう。
だけど俺には発情期 があって、その抑制剤にかかる医療費は国からの補助を受けても莫大なものだった。
発情期 はおおよそ50日に一度の周期でやってくるから、毎月という訳では無いし続いてもその日数は3~5日程度なのだが、それでも俺ら平均的共稼ぎ夫婦世帯の経済状況を圧迫する。
これでは夫婦の間で子をなすこともできないだろう。
だから俺らは何度も相談しあって、婚姻をしαサロンでの性奉仕活動へも従事することを決めた。
αにもΩにもそれぞれ男・女どちらの第一性も居るが、それでもαは圧倒的に男性が多い。
挿入側にあたる女性経験ならともかく男性とのセックスの経験が多くはない俺には、不特定多数の男との行為に抵抗感は強かったが、それでも背に腹は変えられないのだから抱かれる側のセックスを受け入れるしかない。
更にαサロンでのセックスでの避妊は許可されていなかった。
投薬も体内に埋め込む式の器具も、もちろんコンドームも使用不可だ。
発情 を煽られたαは同じく発情期 のΩを本気で孕ませるための交尾 を求めるし、体外射精 なんてことはしない。
妊娠確率はβ女性より低いΩ男性だが、それでもα男性とΩ男性によるα出生率の高さもあってΩ男性によるα男性の婚外孕ませは政府も承認しているという。
実際に妊娠すれば『補助金』が与えられるし、αからの『[[rb:支援 >サポート]]』もある。
出産まで到れば親権を持つα側に子どもは取り上げられてしまうが、国から『祝い金』が貰えるしやはりαからの支援もしばらく続くらしい。
生まれた子がαだったら、しかもα男児だったら『祝い金』も高額であるし、生活の保証は生涯続くだろう。
生きていくのに一生困らない生活が得られるかも知れない可能性があったとしても、俺は……俺たち夫婦はαとの交尾 での妊娠は望んでいなかった。
俺は事前のチェックで自然妊娠の可能性はほぼ0%に近いのだという検査結果をもらってはいたが、それでも不安はあったし俺ら夫婦の間に他人の生殖行為が介入する恐怖も感じていた。
αはそのスペックから社会的成功者が多いため、α専用に創られたサロンという施設も豪華なものだった。
建物自体はこの制度が導入され始めた100年ほど前からあるらしいが、設備は整っているし空調などの過不足もない。
αは発情期 のΩが発する『フェロモン』にあてられて発情 を起こすので、その時までは実に紳士然とした涼しい顔をしているもので、娼館や風俗店に通うβ男性のような露骨に欲にまみれた淫靡な空気感などは微塵も感じさせなかった。
俺は発情期 の始まる前日から会社には休暇申請をして、サロンへ前泊する。
嫁と結婚した翌月に周期の来た発情期 から10ヶ月になるから、今回で6度目の奉仕になる。
発情期 を前にして抑制剤が手元にない不安はいまだにあるが、もう無理やり抑え込まなくても良いのだという解放感もどこかにあった。
これはとても嫁には言えない感情の動きだったが、言ったところでΩにしか分からない感覚なのだろう。
前泊する最初の夜はゆっくりと眠れたが、翌日の昼前には次第に発情 が始まってきた。
熱っぽくなり、時々目眩に襲われる。
心拍もいつもより速め。
ちんこはゆる勃起を続け、先っぽは常に濡れ始める。
そして乳首も敏感になり、我慢しなくては無意識のうちから自分自身の手が触ろうとしてしまう。
口寂しくて飴を舐めても治まらなく、しまいには自分の指をしゃぶっている。
それにアナルからも『愛液』と呼ばれるヌルついたガマン汁のような透明な体液が滲み出て来て、下着がぐしゃぐしゃになるほどになったら内線でサロンの『コンシェルジュ』に連絡をする頃合いだ。
この頃にはもうΩの性フェロモンで部屋中が満たされているらしいが、俺には俺自身のフェロモンの匂いなど分からなかった。
吐息を吐きながら乾く唇を舐め、その時を待つ。
ベッドのサイドボードの引き出しにあるチョーカー型の『頸 保護具(首輪 )』を着けて、自分で暗証番号を設定できる貴重品用の金庫へ首輪 の鍵をしまう。
4桁の暗証番号は俺と嫁の結婚記念日だ。
インターホンが鳴り、鍵はコンシェルジュによる遠隔操作で開かれた。
ここから発情交尾 が終わるまで、俺はαの生殖欲を満たすためだけの性奴隷となる。
◇
今夜のα様は若い男だった。
αはルックス的にも優れている者が多いため、年配の男でもいわゆるイケオジとか言われる整った見た目をしている。
筋肉のつきも良く、ハイステイタスな人らはジム通いなんかもストイックに続けているらしい。
腹の突き出たデブキモオヤジやホソガリキモ男などほ見たことがない。
今夜は25歳の俺と同世代か、歳上? と思ったが、28歳の既婚αらしい。
最初に提示されるカードに名前と年齢、職業が記されているが持ち帰ることはできないのでサラリと眺めただけだ。
彼もΩとの着床は望んでいないため、俺のような不妊Ωでも構わないとのこと。
部屋に入った直後のαはやはり平然とした素振りをしていたが、俺がカードを返した頃には目つきが違っていた。
αのちんぽはその精力の強さからか、ホルモンから違うのか、みんながみんなして立派だったりする。
結腸に届くほどの長さはあるし、亀頭も大きいし。
バキバキに血管を浮かせ完全勃起するのはΩのフェロモンも浴びた時が特別だというが、その硬さと子どもの腕くらいありそうな太さは驚異的だった。
俺はこのサロンでの奉仕活動を始めるまでαとセックスしたことはなかったし、こんなちんぽを見たこともなかったから驚愕した。
だけど同時に興奮もしていて、思わず毎度目が釘付けになってしまう。
そのたくましく立派なちんぽを一度でも味わってしまった後なら尚更だ。
俺が今まで寝てきた男はみんなβだった。
そもそもこの世界で圧倒的[[rb:多数派 >マジョリティ]]はβで、神に選ばれし少数の優生者がα、神が何かの拍子に誤って生み出してしまった劣等種がΩだとされるのが神話時代からの話だ。
今でも宗教的観点からそれを信じΩとは交わらない生活をしている敬虔なαやβもいるらしく、Ωを迫害する国もあるくらい優生劣等の思想は根強い。
第二次成長期にあたる中学生くらいで第二性 を発現させ、大抵のΩはそこから様々な男たちから性対象とされるのは既に述べた通りだが、俺みたいにバース診断結果を告げた担任から強姦されるのも良くあることらしかった。
その時の担任もβ男性教師で、俺は初めての発情期 も来ないどころか未精通なうちに担任によって犯された。
それは目撃されることになり当然学校側にも知れてちょっとした事件になったが、アフターピルを飲まされ自宅療養をした後、別の中学へと転校させられた。
俺に精通が来たのはその3か月後で、初めての発情期 が来たのは半年後のこと。
既に男を知っていた俺の身体は、発情 に身悶えながらディルドを使って自分を慰めるしかなかった。
抑制剤を処方されマシにはなったが、それでも男に抱かれることを知った俺の身体は知らない同い年のΩよりも渇きが強かったらしい。
近所のβ男子大学生の部屋に連れ込まれ発情 した身体で強姦されてからは、彼とのセックスで渇きを癒すようになっていった。
それでも抑制剤を飲んでいたからか狂うまではいかなかった。
俺は彼に恋心を抱いていると錯覚していたし、彼も俺を恋人と認識し優しかった。
だけど発情期 にαに抱かれるということは、どんな情動ともセックスとも快感とも快楽とも違う、まさに『[[rb:交尾 >こうび]]』という言葉がぴったりな狂乱の交合だった。
初めは抵抗感も拒絶感もあったはずの行為が、3日目には自ら股を開きα男性の立派な雄ちんぽに媚びながらもっともっとと悦び、可能な限りの最奥に種を欲しがるメスの獣に変わり果ててた。
嫁は絶対に見せられない、知られる訳にはいかない堕ち切ったその姿を俺は確かに受け入れ、悦びさえ感じていた。
全て本能のままだった。
こうしてα男性に抱かれ種付けされるために生まれた家畜のような姿が本来の俺の姿なのだと知らしめられるメス堕ちはまさに覚醒のような瞬間で、夜のうちに何度も種をねだって[[rb:生殖性器 >まんこ]]に成り果てたアナルを一晩中濡らし続け、α男性にキスまでねだってはベロベロと舌を舐め合いうっとりと笑っていた。
そうしてαの種を注ぎ続けられるのを重ねるうちに、俺の身体にはαとの発情交尾 の跡が残り始めていった。
αは発情交尾 の際にΩのフェロモンの発生源である『うなじ』を本能で噛み絞めたくなるものだが、首輪 が邪魔をして噛めないものだから何とかそれを剥がそうとジレた指に引っ掻かれ首すじに傷がつくこともある。
何よりも理性を無くしたα男性に噛み絞められないうなじの代わりに肩へと噛みつかれ、歯形が残ることも多い。
一度目の種付けを終えたαが、[[rb:仮初 >かりそめ]]の番 のようにして種を受け入れた身体を労いのキスをするからキスマークも残される。
ふた晩め以降は前夜までのαの跡に嫉妬のような感情を燻らせた当夜のαによって、尻や太ももに噛みつかれることもあった。
剥がそうとされる首輪 自体が擦れて、首すじに擦過傷を残すこともある。
それらは帰宅して数日のうちに癒えて消えていくものではあるが、それでも一緒に住む嫁には見られてしまうし愛欲の残滓のようなそれを見つけた嫁の表情が固く曇るのには気づいていた。
例えお互いの感情を伴わない関係だとしても、それが俺たちの生活ためではあっても、愛する人が他人と……しかもどこの誰とも知らない男どもと跡を残すほどの激しい交尾 をし尽くしたのを見せられるのは、理性で理解しているつもりでいる彼女とて感情が追いついていかないのだろう。
俺も傷つく彼女の表情に胸を痛めたり、快楽に耽った夜を思い起こしては罪悪感を募らせた。
だけどまた発情期 が近づくと、α男性のちんぽを思って腹の奥が疼き出しどうしようもなくソワソワしてしまうのを誤魔化しきれずにいた。
抑制剤を飲んでいた頃は気だるい微熱や腹の重い疼痛で体調不良としか感じなかった身体の変化が、抑制剤から解き放たれ発情 を許され子種をもらえるようになってからは切ない微熱に変わり甘い疼きに変わっていった。
以前は4日、長くても5日だった発情期 が前回は7日も続いて、7日間たっぷりと快楽を楽しんだ。
もう最後には嫁の顔すら思い出せないほど狂い、朝が来て帰ろうとするα男性を引き留めてでもちんぽを欲しがるのが止まらなかった。
交尾するαは1日に1人だけと決められていたので、朝になったからといって逃してしまっては次の夜までもうちんぽをハメてもらえないのだと必死だったんだ。
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