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◾️1 妄想爆発の日常 ~春華の恥じらいメイド調教~
春輝の部屋は、今日も甘く淫靡な空気に包まれていた。
「は、春華……もっと、恥ずかしがって……?」
藍の声が、熱を帯びて震える。
ベッドの上に正座した春輝――今は完璧な「春華」モード――は、淡いピンクのメイド服の裾を両手でぎゅっと握りしめ、頰を真っ赤に染めていた。
膝上丈のスカートから覗く白い太ももが、藍の視線に晒され、微かに震えている。
「藍……もう、こんな格好で……声まで女の子みたいにって、ほんとに必要?」
「必要だよ。春華のその可愛い声、最高に萌えるんだから……。ほら、もっと上目遣いで『ご主人様、春華は今日もご主人様の……お、おもちゃですか……?』って言ってみて?」
藍はスマホを片手に、すでに数十枚の写真とメモを撮りながら興奮を隠せない。
藍は、春輝の最愛の弟。
病弱であまり家から出られず、もっぱらBL同人誌を読み漁り、二次創作を書き、兄である春輝の男の娘姿を「理想の受け」として徹底的に愛で毎日を送る、重度の引きこもりブラコン腐男子である。
そんな藍の願いを叶えるため、春輝は彼たっての願いである女装を始めた。
一年がたち女装のクオリティを極限まで上がった。
長いまつ毛を強調したメイク、柔らかいウィッグ、女の子らしい仕草。
そして何より――心の底からの恥じらい。
春輝は深呼吸して、甘くかすれた声で囁いた。
「……ご主人様、春華は今日も……ご主人様の、えっちな……おもちゃ、ですか……?」
その瞬間、藍の瞳がキラキラと輝いた。
「うあああっ! 尊い……! 春華がこんなに恥ずかしがってる顔、BLのウケそのもの……!」
藍は飛びつくように春輝を抱きしめ、首筋にキスを浴びせながら耳元で囁く。
「可愛い……春華、可愛すぎて、頭おかしくなりそう。もっと……もっとエッチな妄想、叶えてほしいな」
春輝は藍の熱い吐息を感じて、股間のものが疼くのを必死に堪えた。
最近では、女装で藍の指示通りの事をすると何故か興奮してしまう自分がいる。
男の娘として藍を喜ばせるのは好きだった。
でも、藍の妄想は日々エスカレートしている。
****
夜更け。
二人でソファに横になりながら、いつもの「BL妄想トーク」が始まった。
藍は頰を赤らめ、グラスを傾けながら本音をこぼす。
「なぁ、アニキ……。毎日こうやって春華を可愛がってるの、すごく幸せ。でも……俺、本物のBLが見たい。男同士の、ガチの……」
「……またその話?」
春輝は苦笑する。
藍は、春輝の胸あたり頭を預けた。
藍の指が春輝の胸の膨らみ(パッド)を優しく撫でる。
「イケメンの攻めに押し倒されて……服を乱暴に脱がされて……『お前、こんな可愛い顔して男かよ』って言われながら、強引にキスされて……首筋吸われて、胸まさぐられて……最後には春華が泣きながら『あっ、だめ……イッちゃう……』って感じちゃうやつ……」
藍の声が次第に熱を帯び、息が荒くなる。
藍は春輝の耳を甘噛みしながら、妄想を続ける。
「春華が恥ずかしがって腰をくねらせて、でも体は正直に感じて……攻めの人に『可愛い声出せよ』って耳元で囁かれて、イッてるのにガン無視で何度もイカされて……。それを俺が、すぐ近くで全部見てる……やばっ、想像しただけで勃ってくる」
春輝の顔が一瞬で真っ赤になった。
股間が熱くなり、スカートの下で小さく反応してしまう。
「藍……俺、中身は男だぞ?……そんなの、ほんとに興奮するのか?」
「するよ。春華が他の男の人にもてあそばれて、男の娘のまま犯されて、でも最後は快楽に溺れてイッちゃう……それが、俺の究極の妄想だな」
「お前なぁ……実の兄で変な妄想するなよ」
「いいだろ? 俺、アニキの事、愛してるんだから……」
「……ったく、お前って奴は」
ため息をつく春輝。
病気のせいで狭い世界でしか生きていけない不憫な弟。
少しぐらい愛情の方向性がこじれていても、それが何だというのか?
それで健康でこれからも生きていってくれるならどうという事もない。
「なぁ、アニキ……」
藍の瞳はとろりと潤んでいた。
藍は春輝の唇を奪い、舌をねじ込みながら手をスカートの中に滑り込ませる。
「ん……っ、藍、待って……」
「春華のここ、すでに硬くなってる……。俺の妄想で興奮してるんだろ? 可愛い……」
藍の指が、春輝の敏感な部分を優しく包み込む。
ゆっくりとした手淫に、春輝は甘い吐息を漏らした。
「はぁ……藍、俺……」
その夜、藍はいつもより大胆だった。
春輝をベッドに押し倒し、女装のまま前戯を長く引き延ばし、最後には兜合わせしながら耳元で囁き続けた。
「想像してみろよ……筋肉イケメンが、春華を後から犯して……。春華が『やめて……藍、見ないで……』って泣きながら、俺の名前を呼びながらイッちゃうの……」
絶頂の瞬間、春輝は藍の肩に顔を埋めながら果てた。
****
事後。
藍は春輝の胸に頰を寄せ、本音をポロリとこぼした。
「……アニキが、俺と他の男と……3Pで、俺のBL妄想を全部叶えてくれたら……死ぬほど幸せかも。春華が本物のイケメン攻めに、女装したままめちゃくちゃにされて……俺がすぐ横で見てる……そんなの、腐男子として天国すぎて……」
春輝は一瞬固まった。心臓が激しく鳴る。
不憫な弟の願いを叶える。
それがせめてもの兄の務め。
「……藍が、そんなに本気で望むなら……俺、やってやる。ほら、誕生日もうすぐだろ?それをプレゼントにしてもいい」
藍の目が、瞬時に輝いた。
「ほんとに!? 」
「ああ……でも、相手は絶対に信頼できる人に限る。藍に危害を加えてくるような奴は断じてお断りだ」
「マジ、アニキ大好き……! じゃあ、幼馴染の怜司くんがいい! あのクールな顔と、体育会系の筋肉……春華を押し倒して、強引に犯すのにぴったり……! 怜司くんに春華の男の娘処女を捧げてほしい……」
夢中で話す藍。
春輝は顔を両手で覆い、耳まで真っ赤にしながら小さく頷いた。
「……わかった。藍のためなら……俺、怜司の前で春華になって、BLの受け……やるよ」
藍は歓喜の声を上げ、春輝に何度もキスを浴びせた。
「最高の誕生日プレゼントになるぞ……。春華が怜司くんに抱かれて、感じまくってる姿……もう、今から想像しただけでイキそう……」
部屋の明かりが落ち、甘く淫らな吐息だけが残った。
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