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第10話 熱い胎 **
アダルバードにしつこく口内を舌でかき混ぜられながら、乳首を散々弄られた。
ピン、と尖った乳首を摘まれて引っ張るように伸ばされ、身体がビクン、と大きく反応する。
顔を背けて、懸命に言葉を紡ぐ。
「ゆ、許ひて……っ! も、おかしくなりゅぅッッ」
ジェレミーには尻穴をじゅぼじゅぼとかき混ぜられながら、ちゅこちゅことペニスを扱かれる。
「あひ♡ あぁあぅッッ♡♡」
「兄さんの報告書では、この魔道具での新しい性器の定着は一カ月ほどかかるんだよね?」
ジェレミーに尋ねられたが答えることなんてできずに、ただ喜悦の涙をポロポロと流した。
今まで経験したことのない激しい快感に襲われ、脳が焼き切れ壊れてしまいそうだ。
どこに注意を向けていいのか、わからない。
胎の奥が、熱くて仕方ない。
「お願、もっと、ゆっくりぃ……っ♡」
与えられる快感から逃れたくて、腰を捻る。
それなのに、ジェレミーの手は離れるどころか両手のピストンを速めて、私を昂らせた。
「やば、兄さん腰ヘコ可愛い。僕の手でシコってるの?」
「ゆっくり? もっと乱暴にして欲しい、の間違いじゃないのか。すっかりトロ顔に仕上がってるぞ」
アダルバードは私の頬を両手で包み、一度唇を離すと嬉しそうに微笑む。
「兄さんの穴、ひくつきヤバイ。一カ月の間にこっちの穴、しっかり拡張しとかないとって思ってたのに、準備万端だ」
「どれ……お、本当だ。ジェレミーの指をぐっぽりと美味しそうに咥え込んでるな。まさか、自分でこの穴、弄ってた?」
二人のとんでもない発言に、私はぐずぐずと鼻水を啜りながらブンブンと首を横に振る。
私は奥手だったが好意の対象は今までずっと女性で、排泄器なんて汚くて触れたこともない。
「じゃあ、やっぱり魔道具の副作用か。これじゃ完全に性器じゃねぇか。早く埋めてぇ……」
「抜け駆けしないでくださいね。一ヶ月後、同時にって約束ですよ」
「ああ、わかってるよ。お前も我慢しろよ」
二人はそうのんびりと話しながら、手と舌はしっかりと動いて私の全身に愛撫を施す。
まるで私の身体はどこもかしこも性感帯になったかのように、シーツの擦れですらも、快感へと変換して脳内にその情報を送り込んだ。
「あああんッッ♡」
「兄さんの前立腺、膨らんできてわかりやすい。触って潰してっておねだりしてる」
「一カ月の間に、後ろでイけるようメスイキ調教しておけよ」
「ん、そうだね。じゃあ前だけでイかないように、栓をしておこうか。ほら兄さん、ひとまずぴゅっぴゅしちゃっていいよ」
「んああ゛ッッ!!」
絶妙な力加減でペニスをシコられ、私はなすすべもなく絶頂する。
くったりした男根の皮を引っ張られ、尿道口を軽く開かれると、そこに長細いものがゆっくりと挿入されていった。
「ひぅ……ッ♡」
「深呼吸して。そう、上手」
違和感はあるのに、スルリと何かが尿道に吸い込まれていく感覚が、堪らない。
ペニスの内側を擦られるという異常な状態に、快感と恐怖という相反する感情を脳が持て余す。
混乱を宥めようとした頭がそれを快感であると位置づけ、ゾクゾクとした感覚が背筋を駆け上って喘ぎ声が漏れる。
ジェレミーは私の様子をじっくり観察しながら、ゆっくりと時間をかけて、それを装着した。
普段は短気なアダルバードも、一切急かすことなく、むしろその光景を嬉しそうに見物するだけだった。
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