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第1話 寝取りとレ○プ。最悪の初体験から始まる『わからせ』。
※強制・背徳的描写あり
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俺、成宮栞 には中学3年の時、好きな女子に告白した。その子には好きな人がいるらしい。獅堂颯 だ。
中学生のくせに、身長175センチ越え、シュッとした切れ長の目、笑うと女子がきゃーきゃーうるせー。そしてその子は獅堂と付き合い始めた。
はぁ、俺も身長高くて、かっこよくなりたい〜 好きな人と付き合いたい〜
身長が162センチしかない俺には夢の又夢だ。
父を見る限りそんなに高くはならないだろうし? 俺母親似だし? カッコよくなれる要素がない。獅堂颯は敵だ! よし、そうだ。もう好きな子は取られないぞ!! 人間は中身で勝負だ!
案の定、獅堂と女の子は1週間足らずで別れてしまったそうだ。
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「獅堂くん、別に私が好きなわけじゃなくて、すぐエッチさせてくれそうだから付き合ったって言ったの……」
「えーー? 最低!! あんたさせたの?」
「……だってしょうがないじゃない?! 好きな人がしたいって言うのに……断るなんて無理よ……」
「何で別れたのよ??」
「……良くなかったって。私と体の相性良くないって」
「はい?」
「気持ち良くないって言われたのっ!! 最悪っ!!」
わーー……すっごい話。俺、この子にも冷めちゃったわ。男も女も案外みんな軽いんだな。俺はお父さんとお母さんみたいにちゃんと大恋愛して、みんなに祝福されて結婚して、沢山子供を作って幸せになる!
これがささやかな夢だ。
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その後も現在の高校2年生になるまで、獅堂はずっとヤリチン……もとい、モテモテで、女が途切れることはなかった。
俺はいつも獅堂のことを軽蔑の目で見ていた。あちらも気付いているようだ。たまに睨み返して来た。
こんな俺にも初めて彼女が出来た。まさかの、初めて告白されたのだ。
「胡桃ちゃん、お待たせ! 帰ろう」
俺たちは毎日一緒に下校して勉強したり、遊んだり、高校生らしく過ごした。そして、ついに初エッチも済ませた。感想は……んー? 気持ちいいけど……こんなもん?
俺が下手なんかな(笑)
「あっ、あっあっ、栞くんっ! いいっ! イっちゃう! あぁ!」
大袈裟に喘いでくれる(笑)
胡桃ちゃんはかわいい。セックスの経験はかなり豊富な様で、そこは少し引くけど……
まぁ、それでもそれなりに上手くいってたんだ。
あの時までは……
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その日は部活の片付けの当番で遅くなることを胡桃ちゃんに伝えておいた。だが、早く終わったので、連絡せずに早めに行って驚かせようと思い、いつも待ち合わせしている化学室へ向かった。
「──」
「──」
……中から声がする?
中を覗くと……胡桃は男とセックスしていた……
腕を男の首に絡ませ、片足を抱え上げられて下から突き上げられている。
「あ、あ、あんあんあんあん、はぁ、いい、いいわぁ、ひぃ! 最高、気持ちいぃ、もっと奥〜 ぐりぐりしてぇ。」
その男は……獅堂かよ。もうあんまり驚かない。
俺は扉を思い切り勢いよく開けた。
『ガラガラガラっ バターンっ!!』
「きゃっ!! 何!? ……っ! 栞くん?! 何でここに?! まだっ……」
「まだ部活じゃないかって? 早く終わったから迎えにきたんだよ」
そう言ってにっこりしてやった。
スタスタと二人の所へ行くと、獅堂の顔にビンタした。
『ばっちーーーーんっっ!!』
「いってぇな。何で俺が巻き込まれんだよ。どう考えてもこの女が悪いだろ? こいつから誘ってきたし、彼氏いないって言ってんだから。てか、お前が彼氏? お前女だろ(笑)チンコ付いてんの? オタクらレズとか? かわいー」
カッとなって、顔に熱を持つのがわかった。
「このやろっ……!!」
俺はジタバタと両手を振り回して獅堂をたたいた。その隙に胡桃は逃げた様だ。
「おっと、大人しくしなよ。あいつ帰っちまってどうしてくれんだよ、これ?」
獅堂は勃起したそれを指差した。
「知るかよ! バカかお前、死ねよ。」
「まあいい、男なんてキモいけど、アンタならイケそう。下脱いで、ケツだして? ジェル確か持ってたような……」
血の気が引くのを感じた。この男、自分を犯そうとしている。
さっきまで俺の彼女とヤってたのに? 俺とヤる?
意味がわからない。
彼女に突っ込んでいたモノを? 俺に突っ込むの?
気持ちが悪い。吐きそう。
「ごめっ……吐きそ……うっっ……うぇぇ」
水道まで走ると|嘔吐《えず》いた。
「どうしたの? 気持ち悪いなら、横になってシようか。こっちにおいで。」
抵抗も虚しく、抱えられて獅堂の学ランの上に寝かされる。
股を開かされてジェルをたっぷりと塗られた。指を2本抜き差しされて、性急に長大な獅堂のものを押し付けられた。
「ごめん、ずっと我慢してっから、早くイきたい。中、挿れるぜ。」
思いっきり突っ込まれた。躊躇なく挿れられて、感じたことのない衝撃と痛みで目の前が白くなった。
身体を揺さぶられ、好き放題に動かれて自分の体じゃない様に感じた。
「あっ、もうイクっ……くっっ!」
獅堂はやっとイった。
……思ったよりなげーよ。
ギリギリ意識を保っていた。俺、彼女に浮気され、その相手にレイプされた……
涙が横に伝い、床に溢れる。痛い。悔しい。何でいつもこいつに。何もかも負けて……
絶対に許さない。
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「お前、良いわ。さっきのクソ女より……てか今までで一番かも? めちゃくちゃ良いよ。俺ら相性最高。またしようぜ」
俺は立ち上がり、服を着るとよろよろとドアに向かう。
「するわけないだろ? 本当に頭がおかしい。何でお前みたいなやつがモテんだよ? おかしくないか?」
「……俺が何も考えてないから頭空っぽのバカが寄ってくんだろ……モテてる訳でもねぇよ」
獅堂は真面目に言っていたが、俺にはどうでもいい。あんなクソやろーには二度と関わらない。
……もう彼女もいらねー
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