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第1話

「おい公翔、今日…」 「ごめん!今日は用事があって家に戻らないといけないから。じゃ、また明日!」  桂公翔(かつら きみと)は、自宅までの道を帰っていた。同級生の誘いも断って、電車で2駅の道のりを急ぐ。  今日は大切な用事があった。  昨日の夜、母親から届いたと知らされた宅配便。それは公翔が待ちに待っていた代物だ。  自宅最寄りの駅からは、ほぼ駆け足の状態で家まで帰った。玄関の前で呼吸を整えながら鞄を探り、自宅の鍵を取り出して鍵穴に差し込む。 「ただいま」  一応一声かけるものの、今日は自宅に誰もいない。  両親は共働きだが、いつもなら夕方には帰っているはずの母親は今日は送別会とかでいない。父親は早くても帰ってくるのは20時を過ぎる。しかも最近は、繁盛期とかでいつだって終電ギリギリだ。弟は修学旅行で今日から帰ってこない。いつもは真面目に参加している空手部も、今日は家の用事でとさぼった。  つまり、今日は夜中まで公翔が家に一人だけ。これは公翔にとって、千載一遇のチャンスだった。  中から玄関の鍵をかけ、ついでに家中をぐるっと回って窓の施錠まで確認した。そうしてから二階へ続く階段を上がり、廊下の一番奥にある自室へ足早に向かう。勉強机の上にカバンを放り出した。 「…………」  階段を駆け下りるようにして一階に向かい、脱衣所で手早く全裸になり風呂場へ入る。カランを捻ってシャワーを出すと短く刈った頭から湯を浴びる。  暖かい湯の流れが体を撫でていくと、心地良さについため息が漏れる。普段から身内でさえ三白眼だのキツイだの言われる一重の目を閉じて、ごしごしと顔を擦った。  うなじから流れた湯が年の割に発達した胸筋の上を滑り、割れた腹筋の溝を通って下腹部へ落ちていく。背筋をなぞった湯の筋は、部活動で鍛えられ締まった尻を流れていった。これからの事を思うと、公翔はその湯の流れでさえあえかな快楽を感じて背筋を震わせてしまう。  体を擦っていた手が乳首に触れるとそこは立ち上がっていて、指先が触れる度にジンとした感覚が腰に走る。知らず手を伸ばした仮性包茎のチンポは、もう頭を持ち上げていた。 「っふ……、ぅ♡」  片方の胸筋を包み込むように揉みしだき、先端の乳首を軽く弾いてから強く摘まむ。ビリッ♡と電流のような刺激がチンポに走り、一気に硬度を増すそれを握って皮を剥きながらわざとゆっくり扱いた。そうしてすぐに手を離し、プリプリのキンタマを包んで揉む。腹の奥がきゅんとするような感覚に、はぁ♡、とだらしないため息が零れる。 「っん゛♡んぅ゛♡」  指先を擦り合わせるようにして摘まんだ乳首を捏ねながら、反対の手を背後に回し尻の狭間に滑り込ませる。筋肉がむっちりと盛り上がった尻の奥、そこだけ色の濃いアナルは指先が掠める度に縁を蠢かせる。 「っ、ぁ♡……あ゛ぁ……♡」  指の腹がアナルの表面を撫でるだけで、力の抜けたため息が公翔の口から零れ落ちた。ヒクつくアナルに指先を押し込んでしまいたい衝動を堪えながら、公翔はゴクリと生唾を飲み込んでからシャワーヘッドを手に取った。 ****  シャワーでさっぱりして全裸のまま自室に戻ってきた公翔は、ベッドの上にバスタオルを放り投げてクローゼットの下段にある衣装ケースの一番下の引き出しの奥にあるナップサックを引き出す。ベッドに腰掛けて中を開けると、一番上にはナップサックと同じく家庭科で作ったエプロンが丸めて入れてある。それを引っ張り出すと小学生の頃浸かっていたシューズバッグがあり、その中には紙袋が入っていた。  小学生の時に家庭科で作ったナップサックもシューズバッグも捨てられずに何となく残していたモノたちだが、今は用途が変わっていた。 「…………」  紙袋を逆さまにしてベッドにぶちまけたのは、ローションやアナルバイブと言った大人の玩具達。公翔には欠かせないオナニーの相棒だ。  空手部に所属し、心身ともに鍛え体格のいい公翔のはまっているオナニーは自分のアヌスを開発する事だった。強面とも言える男らしい外見と裏腹に、体内に異物を受け入れて女のように快楽を得ると言う倒錯的な感覚に耽溺していた。  そして、今日はまた別のアイテムがあった。  机の一番下の引き出しから取り出した宅配便の袋を無造作に破って取り出したのは、大きさの違うボールを縦に並べ、根元にビーズのようなイボの連なった部分のあるアナルバイブだった。紫色のグロテスクなそれは、ボールの部分にやや柔らかさがありイボの部分が硬く作られていた。 「うぁ……すげぇ……」  舐めるようにそれに視線を這わせる公翔は、ベッドにバスタオルを広げるとその上に俯せる。紙袋の中身とアナルバイブを一緒に枕元へ寄せ、ローションで濡らした指をアナルに這わせた。 「んん゛……ふ、ぁ゛♡」  風呂場でナカまで綺麗にしたアナルは、今度こそ押し込まれてくる指先をきゅんきゅん♡締め付ける。括約筋を抉じ開けられ直腸を逆向きに擦られる異様な感覚を、すでに快感として捉えるようになった公翔は堪らず尻を上げて声を漏らした。  いつもは布団をかぶって声を漏らさないよう奥歯を噛み締めてするアナルオナニーも、今日は誰に気を遣うこともなく楽しめる。 「っんぐ♡……あ゛ぁ♡ぉ゛♡」  すっかり性欲に眩んだ視界の隅に入るエグいアナルバイブに、急かされるような気持ちを抑えながらアナルにもう一本指を増やす。きつく締め付けてくるアナルも、ローションの滑りを使って押し拡げれば慄きながらも指を受け入れた。性急に開かれる感覚は、公翔の頭を蕩かせていく。 「んぁ゛♡おぐ、っぁ゛♡ぉあ゛♡」  指が三本入る頃には、公翔の腹の下はローションとチンポから零したカウパーに濡れてドロドロになっていた。触ってもいないチンポはガチガチに勃起したまま涎のように先走りを垂れている。じゅぷッ♡じゅぷ♡と指でアナルを犯しながら、反対の手で乳首を抓る。風呂場でしたような軽い力ではなく、押し潰すように力を込めた。 「っは♡っは♡っ……ぁう゛ッ!♡ん゛おぉ゛……!!♡」  痛みと共に強い快感が脳天を突き抜けていき、腰がヘコヘコと動く。チンポがゆらゆらと揺れて腹を叩き、カウパーが飛び散った。 「はひ♡ひ♡ちくびっ♡」  指で捏ねられ引っ張られる乳首が痛いのに気持ちよくて、アナルは指を締め付けて離さない。公翔の頭の中にはもうイくことしかなかった。イきたい。もっと気持ち良くなりたい。そんな欲に突き動かされるように尻から指を抜くと、枕もとのアナルバイブを手に取った。 「っん゛♡ぁあ゛……♡」  ローションで濡らしたそれを、軽く扱いて馴染ませる。そうしてから尻の狭間に滑らせ、アナルに押し当ててゆっくりと押し込んでいく。 「あ゛♡あ゛♡ぉお゛お゛……♡♡お゛♡」  ゆっくり押し入れられる凸凹の一つ一つが肉の輪を通り抜けるのを感じながら、少し入れては抜いて、また押し込むのを繰り返す。抜けていくときの感触に弛緩しきってだらしない声が漏れ、口の端から涎が伝い落ちていく。 「ぉお゛♡っはぁ゛……、ぁ゛う゛♡ぅ゛う゛……♡」  バイブが奥を開いていくのにベッドに頬を擦り付けて身悶えし、やがてコツン♡と奥に当たった。広がり切ったアナルが締まる度にぞわっ♡ぞわっ♡とケツから脳を蕩かせる熱が走る。 「ぉお゛……んッ♡きもぢぃ♡ケツぎもぢぃいい♡♡あへぇ♡」  あまりの快感に腰が震えて止まらない。それでも、すぐにただ咥え込んでいるだけでは物足りなくなって、バイブを引き抜いていく。アナルの縁を弾きながら抜けていく凸凹に、足の爪先をぎゅうと丸めておかしくなりそうな感覚に身悶えた。 「ん゛ぉ゛っ♡……ッほ、おおぉ゛……!♡♡ケツもぎもぢぃ゛♡♡」  じゅぷぷ……っ♡と押し込んでは引き抜く動きを繰り返し、性欲に囚われ快楽に浸され蕩け切った顔でヘコヘコと腰を振る。その姿はアナルでの快感を貪るメスでしかなく、勃起したまま放っておかれているチンポから漏れるカウパーが、糸を引いてバスタオルに滴り落ちていた。 *****  倉田幸助(くらた こうすけ)は、のんびりとスーパーで買い物をして帰路についていた。ふんふんと鼻歌交じりに歩いているのは、仕事終わりにスマホへ届いていた留守番メッセージが原因だった。 『こうちゃん、公翔の母です。悪いんだけど、今日、公翔のご飯作ってあげてもらえないかしら。私も遅くなるし、家に誰もいないの。あの子、一人で大丈夫なんていうけど、料理なんてできないし、心配なの。悪いけど、お願いね』  相手は家族ぐるみで懇意にしている近所の女性。特に母親同士の仲がとても良く、幸助も子供の頃からお世話になっている。その女性の息子二人は、幸助が子供の頃から親しくしている幼馴染の公翔とその弟だ。その彼女が、今日は家に誰もいないからぐうたらの長男に晩飯を作ってやってくれないか、ということだった。  何で俺が、と普通の23歳独身男性なら言うだろう。だが幸助は個人的な下心もあって、二つ返事の了承メールを返していた。 「久々だなぁ、あいつに会うの」  5つ下の公翔は、幸助が20歳から働くようになってからあまり顔を合わせなくなっていた。もちろん生活スタイルが違うため、会う時間が少ないと言うのもある。父親の経営する建設会社で朝から晩まで現場仕事をしている幸助は、朝早くに迎えのバンに乗って現場へ行き、仕事終わりには同僚と酒を飲んで遅くに帰ってくる。そのせいもあって、幸助が幼馴染の兄弟と会うのは今では正月だけになってしまった。  会うのを控えている理由はもう一つ。幸助が抱く邪な思いのせいだ。5歳も年下の少年に、幸助は性欲込みの人には言えない行為を抱いている。 「足りるかなぁ……」  手に持ったビニール袋の中身を思い浮かべながら、幸助はひとり呟く。会いに行ける大義名分を得たことで、浮かれている自覚はあった。  身長も高く、空手部に所属して鍛えた体つきをしている公翔を、幸助は好いていた。気持ちに気が付いたのはまだ彼が中学生の頃だったが、その頃だって公翔は特に女っぽいわけでも華奢という訳でもなかった。その彼を、単に好ましいと思うだけでなく、押し倒して快楽漬けにしてぐちゃぐちゃに泣かせたいと強く思っていた。  自分は男もイケる人間だと気づいたのも同じ頃だ。というか、公翔を好きになった事でその性癖に気づいたと言ってもいい。  公翔以外の男は違う、何てこともなく自分は女性より男性を好んだ。それも、公翔によく似たタイプの男だ。一重で吊り目で三白眼の塩顔。一見強面だが、笑うとくしゃっと可愛らしくなる。そんな男ばかり好きになるし、公翔の事は未だに忘れられていない。  幸助が異変に気付いたのは、公翔の母親に教えられた合鍵の隠し場所を探し当て家に入った時だった。公翔は空手部の練習があるはずだから、夕方の17時を回った辺りの現在は家に誰もいないはずだ。けれど、玄関には公翔のスニーカーが脱ぎ捨てられている。 「いるのか……?」  きゅ、と締め付けられたような感覚がした心臓がバクバクと音を立てる。これまで、自分の邪な思いから二人きりになることをさりげなく避けてきたが、今は二人きりだ。静かな玄関先でそれを実感してしまった。  とりあえず買ってきた食材を全て冷蔵庫に押し込んで、玄関の扉が開く音がしたのに降りて来ない公翔に首を傾げる。公翔は今日、自分以外の家族が遅く帰ってくるのを知っている。なのに玄関の扉が開いた。その音が聞こえていないはずないのに彼は降りて来ない。 「寝てんのか」  体調でも崩して部活を早退したのだろうか。それならと思ってリビングから再び玄関へ続く廊下に出る。玄関の方へ回り込んで階段を上がり、二階の廊下に出た。 「…………」  ふと、異様な雰囲気に気が付いた。僅かに物音が聞こえ、どことなく、空気が湿っている。  ゆっくりと廊下を歩きながら、彼の部屋を訪ねるのも久しぶりだなと幸助は考えた。顔を合わせるのは外か、家の仲ならリビングが多かったから、お互い数えるほどしか自室を訪ねたことはない。  どんな部屋に住んでいるのか、そう思いながら扉の前に立った時、幸助はようやく理解した。 『ぉ゛♡お゛ぅっ♡ぅ゛う゛……っ!♡』  部屋の中から聞こえてくる声は、明らかに男の喘ぎ声だった。幸助の経験に照らし合わせると、オナニーならば人より少し派手な大きさだ。公翔が、自分の部屋でオナニーをしている。 『っほ、ぉ゛……♡ぉ゛お゛ッ♡お゛♡お゛……♡』  かぁッと頭に血が上るような興奮に見舞われて、チンポが急激に勃起する。あの公翔が、扉一枚隔てた向こうで自慰行為に耽っている。扉に手をつき顔を近づけて息を殺し、耳をそばだてた。そろそろ絶頂も近いのか、公翔の声はどんどん切羽詰まっていく。 『ぃ゛あっ♡ぁ、あ゛っ♡ケツ♡ケツぎもぢぃ゛♡あ゛ぅ゛♡』 「は……っ?」  聞こえた喘ぎ声に、幸助は思わず声を漏らした。そしてごく、と息を呑み、ドアノブに手をかける。ゆっくりとノブを回し、極力音をたてないように開いた。ドアの開く隙間が広がるにつれ喘ぎ声は鮮明になり、こちらに尻を向ける形で四つん這いになっている公翔の姿も見えてきた。 「……っ♡」 「あ゛♡あっ♡あひッ♡ケツぎもぢいぃ♡♡おぐぎもちぃよぉ♡♡♡」  トロトロに濡れたメス声が幸助の耳に届く。その声の合間に聞こえる水音。幸助のいる入り口側に尻を向けているせいで、顔は良く見えないが快楽に耽溺しているのは声で分かる。その光景に、幸助は興奮しすぎて鼻血が出るかと思った。 「ぉ゛♡あ゛ー……っ♡」  両肩をベッドにつき枕に顔を埋めた公翔は、尻を高々と持ち上げた状態でアナルをほじっている。いや、ほじっているのではない。 「ん゛ぉ♡お゛っほ♡お゛ぉ゛……っ♡」  公翔のアナルには、紫色をしたバイブが深々と突き刺さっていた。唸るようなモーター音を上げているそれが抜き差しされる度、先端が回転しているのが分かる。あれで内壁を抉られ掻き回されて、公翔は熱っぽい吐息を漏らして腰をヘコヘコと振っているのだ。まるで、幸助へ見せつけるように。 「ぉお゛♡お゛ッ♡ケツぎもぢぃ♡♡」 「はー……♡」  思わず漏らした溜息は熱い。あの公翔が、まさかアナルオナニーに耽っているなんて。衝撃から戻ってきた幸助の頭は興奮と性欲に支配されて、理性が溶けかかっている。 「ぁひ♡ひ♡イぎだい゛♡イ、ぉお゛ッ♡」  泣きじゃくるような声で言いながら、公翔がグジュグジュに濡れた自分のチンポを握っているのを見たらもう駄目だった。夢中で尻を弄っている公翔に近づくと、アナルバイブを掴む。 「ッえ゛…!?誰!」 「公翔、随分気持ち良さそうにオナってんじゃねえか」 「へっ、あッ、こうちゃん!?なんで!?」 「お前の母さんから頼まれてな。晩飯作ってやろうと思ったんだけどさ」  起き上がろうとする公翔の頭を身を乗り出して押さえこみ、掴んだバイブをゆっくりと引き抜いていく。抵抗しようとしていた公翔は、バイブが抜けていく感覚に全身を震わせて再び枕に突っ伏した。 「こうちゃん何すんの!?」 「手伝ってやるよ。人にやってもらう方が気持ちいいだろ」 「やだっ、や、……ッぉ゛お゛……っ!♡」  半ばほど引き抜いたバイブをまた押し込ながら言い、チンポを握り込む。揺れる腰はどう考えても幸助の手にチンポを擦り付けようとしている動きで、拒絶されていないのが手に取るように分かって幸助はほくそ笑む。 「ンぐぅ゛う゛……ッ♡んぉ゛ッ♡ぉ゛、ぅ゛う゛……♡」 「ほら、デカい声出していいぞ。さっきはそうしてただろ」  ぐいんぐいんと回転するバイブで奥を捏ね、また引き抜く。尻を震わせながら枕に噛みついて声を殺す真っ赤な耳を見下ろしながら、チンポから手を離してコリコリに勃起した乳首を摘まんだ。 「ぉ゛ッ♡っほぉお゛……ッ!!♡」  がくんっ♡と頭を跳ね上げた公翔が蕩けた声を晒して大きな声を上げる。バイブを強く締め付けて痙攣するように腰を振り、枕を握り締めて身悶えた。 「いつからやってんの。もうグズグズじゃん」  笑みが混じる声で揶揄う幸助に、目元を真っ赤にした公翔が振り返る。快楽に蕩けたその顔に、幸助のチンポが痛いぐらいに勃起して作業ズボンを押し上げた。 「っこぉ゛♡っ……♡に、からっ♡高2の、夏から♡っずっと……♡」 「は?」  今日の事を聞いたのに返ってきたのは違う言葉で。1年近く尻穴を弄っては悶えていたのかと思うと、手をこまねいていた自分が馬鹿らしくなる。苛立ちと共に興奮も高まって、幸助はバイブを引き抜いて公翔の腰を掴んだ。 「ん゛ほぉ゛……ッ!!♡♡」 「だったら別にいいよな」 「へ、ぇ?♡ぁに……?♡」  片手で作業ズボンのホックを外し、ジッパーを下ろしてボクサーパンツを押し下げる。跳ね上がるように出てきたチンポはガン勃ちして血管を浮き立たせ、いつもより大きく猛り立っていた。 「ぉ゛?♡何……っ♡ぉあ゛ッ♡これ♡これぇ……ッ♡」  チンポの根元を握って公翔の尻の間に亀頭を押し込むと、さんさん弄られ熱を持っている穴に擦り付ける。当惑して前に逃げようとする公翔の腰を掴んで引き留めながら、幸助は腰を押し進めた。 「っほ、ぉ゛……ッ~~!!♡♡」 「っあぁ……♡きっつ……ぅ♡」  にゅぷ♡と括約筋を押し拡げて侵入を果たした亀頭を、濡れた肉襞が締め付ける。無機質なアダルドグッズではなく血の通った勃起チンポにアナルを拡げられる感触に、公翔が仰け反って全身を強張らせた。その強い締め付けに、幸助が思わず声を漏らす。 「ぉ゛♡お゛♡お゛ぉ゛……♡」 「すげぇ、うねってるっ♡」  腰を前後させながら少しずつ奥へチンポを押し込む。まだ奥の方は開発され切っていないのか、少し狭く肉筒がみっちりとチンポを絞り込んできた。 「おら、分かるだろ。チンポ入ったの」 「チンポ……っ♡ほ、お゛ぉっ♡ほ、んものぉ……?♡」  ぱちゅん♡と公翔の尻に腰を叩きつけ、すぐには動かずに尻肉を揉んで待つ。じれったそうにシーツに身を擦りつける公翔が悶えながら、こちらを振り返った。真っ赤になったその泣きそうな顔が、幸助の性欲を殊更に煽った。 「こ、こうちゃ♡こうちゃんの…?♡」 「おぉ♡俺のチンポ、っ♡」  見つめ合ったまま、尻肉を強く掴んで腰を擦り付けて奥を捏ねると、腹の奥から込み上がる快楽に顔を歪ませた公翔が嬌声を漏らした。 「んぅ゛う゛ツ♡んぉ゛♡おく♡奥までぇ……ッ♡!」 「抜くぞ♡」 「お゛♡ぉおお゛……♡ぬけ、ぁう゛♡ぁあ゛ー……!♡」  しっかりと質量のあるチンポが抜かれていくのが堪らないのか、また顔を伏せた公翔が腰が抜けたような力ない悲鳴を上げる。そんな声を出しながらも、公翔のアナルはチンポを引き留めようと強く締め付けてくる。幸助は込み上がる射精感をやり過ごしながら、またチンポを押し込んでいく。 「ぉあ゛ッ♡お゛ぉおっ♡またっ♡またきた……ぁ゛ッ♡」  嬉しそうなトロ声を上げる公翔から、チンポを引き抜く。 「はああぁ゛……♡あ゛ぁ゛、あ゛……♡」  また、押し込む。 「う゛ぅ゛ん……ッ♡ぅお゛っ♡お゛♡ぐう゛ぅ゛っ……!♡」  また引き抜く。さらに引き抜いてアナルに先端のくびれを引っ掻けた。 「っひぃ♡ぁ゛♡い、ぁあ゛♡ぬ、抜け、ぅ゛……♡」  おかしくなったように首を横に振る公翔が、腕を突っ張って後退りながら尻を押し付けてくる。その腰を押さえつけてチンポが奥へ入らないようにすると、普段は鋭い目を蕩かせ涙を浮かべて振り返った。 「こうちゃんッ……♡」 「何、抜いたほうがいい?」 「や♡や♡抜かないで♡もっと奥までしてぇ♡」  チンポを強請る公翔の声は、すっかりメスじみた色だった。無意識になのか自ら腰を振り、チンポを迎え入れようと媚びてくる。 「ぉ゛♡お゛♡おくぅ、奥ほしぃ……っ♡」 「じゃあケツ上げろ。そのほうが奥まで届くだろ」 「……っ♡こうちゃん……♡」  幸助の指示に公翔は素直に反応して尻を上げ、自ら両手で尻を割り開き濡れたアナルを曝け出す。ヒクつくアナルは幸助のチンポを咥え込み、今か今かとその先を待っていた。 「いくぞ♡」 「ぉ゛ッ♡ほぉお゛……ッ!♡」  尻に腰が当たるほど強くチンポを突き込むと、その一回で公翔の体がベッドに崩れ落ちた。それでも幸助は構わず公翔にのしかかる。じりじりと開く公翔の足の間に膝を押し込んで開かせ、寝バックの姿勢で腰を振った。 「お゛♡お゛♡んぉおお゛……っ!♡♡」 「っはぁ……っ♡ん、っ♡」  公翔の頭の横に両手をついて、激しく腰を打ち付ける。そのリズムに合わせて嬌声を上げる公翔は、ほとんど悲鳴のような声を上げながらベッドマットを引っ掻いた。 「ぉお゛♡こうちゃッ♡おぉお゛ッ♡ほ、んものチンポっ!♡しゅご……ぉっ!♡」 「なんだよ、やりまくってんじゃねえの?」 「ちがぅう゛う゛ッ♡知らないぃい……っ♡こんなッぁ゛あ゛……!♡」  公翔を抱きしめるように腕を回し、勃起乳首を指先で押し潰す。キュン♡と反射的に窄まったアナルがやわやわと蠢動して、生意気にも幸助のチンポを責め立てた。 「あ゛ッ!♡お゛っ♡んぉお゛ッ!♡こ、こうちゃぁ……あ゛♡あ゛ッ!!♡♡」 「……っはぁ……あ゛ー……♡」  どちゅんっ♡と強く腰を打ち付け、乳首を摘まんで捻りながら奥まで突っ込んだチンポで捏ね回す。ベッドに押し付けられた公翔の腰がもじもじと揺れ、つま先がもどかしそうにベッドの上を滑った。 「お゛♡こうちゃん゛……♡おく、ぅ゛……♡」 「奥よりパコられるほうがいいか?」 「ぉほッ!♡お゛っ♡お゛ぉ゛ッ♡ぉ゛ん゛♡」 「ほら、どっちだよ」  強請るような声で言うから、乳首をつねりながら激しく腰を叩きつける。見悶えて声を上げる公翔は、奥を捏ねられるのはまだ苦しさが残るらしく、激しい抜き差しのほうがよさそうだった。 「あ゛♡ぉッ♡お゛っほ♡んぉお゛♡」 「ケツイキしたことあんの?」 「ぉ゛っぐ♡なぃ゛ッ♡できないぃ゛……♡」  こんなに気持ち良さそうに食らいついてくるのに、まだケツイキしたことがないという。  俄然やる気になって、幸助は一旦腰を引いて公翔の体を仰向けにひっくり返し両足を抱えた。いきなりチンポを取り上げられたアナルに再度チンポを押し付けると、喜んでしゃぶりついてくる。 「こうちゃ♡……っはぁあ゛!♡あ、あ゛……っ!♡」 「こっちのほうがイキやすいから♡ほら、自分で足持てって」 「ん♡ぉ、お゛ッ!?♡♡お゛ひッ!♡ぃい゛……!!♡」 「お♡当たったな♡」  公翔に膝を抱えさせ、幸助はピストンしながら角度を探る。何度目かの突き上げでごりゅん♡と前立腺を抉った瞬間、目を見開いた公翔が声を裏返させた。場所を覚えた幸助が、そこばかりを狙ってチンポを突き入れる。 「あ゛♡お゛ッ♡お゛ぉお゛ッ!♡♡ほッ♡おぉお゛♡しょごぉお……♡」  ずちゅんっ♡ずちゅんっ♡と一定のリズムで突き上げる。幸助の腰の動きに合わせて公翔が腰を振り、チンポに媚びるように絡みついてくる肉襞をぞりぞりと擦り上げた。泣きじゃくるような声で喘ぐ公翔が、次第に膝を閉じ体を丸めてひっ♡ひっ♡と浅い呼吸をし始めた。その膝に手を置き、幸助は角度が変わらないように調整しながらピストンを続ける。 「ぉほ……ぉ゛♡お゛♡」  真っ赤な顔をした頭がガクンと枕に落ち、公翔が自分で抱え込んでいる足先が突っ張る。内ももが不規則に痙攣し、後頭部をベッドに押し付けるようにして体が仰け反っていった。膝を抱える腕が許容範囲を超える快楽に耐えようとして力が籠り、筋肉が隆起する。 「っぉ゛……ッ――!!!♡♡♡」  声もなく、公翔はケツイキをキめた。むっちりとした尻で咥え込んだチンポが、絶頂に至った肉筒の痙攣で扱かれる。思わず腰を叩きつけ奥までチンポを突き入れた状態で動きを止めた幸助は、その肉壺が精液を搾り取ろうと必死に絡みつく感覚に奥歯を噛み締めて耐え、公翔の初めてのケツイキを余すところなく見つめた。 「は……ッ♡ぁ、あ゛ー……ッ♡」 「っふー……♡……っ」  真っ赤に茹った顔が、トロトロに蕩けている。呼吸のたびにヒクヒクと慄く内壁が時々強く幸助のチンポを食い締め、公翔が息を詰めて肩を竦めた。  今しがた生まれて初めて他人のチンポでケツイキしたばかりだというのに、どん欲な媚肉は絶頂から降りるか降りないかで既に新たな快楽に溺れかけている。それに気づいた幸助の腹の底から、煮え滾るような興奮が噴き上がった。 「公翔……♡」 「ん……ッ♡ぅん……ッ♡」 「っふ、はは……っ♡立派なケツマンコじゃねえか」 「ん゛ぁ゛ッ!♡あ゛……ッ!♡やッ♡まだ♡ッ~~……!!♡♡」  幸助がゆっくりと腰を使い始めると、公翔の喉から嬌声が押し出された。ケツイキから降り切っていない公翔を他所に、腹の内は悦んで痙攣しながらチンポにしゃぶりつき、幸助の腰使いに合わせてぐねぐねとうねる。 「や゛っ♡や゛っ♡まって♡こぉちゃ♡ぁ゛ッ♡」 「っは、は……ッ、公翔……っ」 「んぉ゛ッ♡おッ!♡お゛~……ッ!!♡」  行き過ぎた感覚に幸助の体を押さえようと肩に手を付く公翔の腰骨を掴み直した幸助が、泣きながら善がるのを無視してより強く腰を打ち付けた。ばちゅん♡ばちゅっ♡と濡れた音が部屋に響く。 「あ゛ッ♡や゛っ♡こぉちゃっ♡まってぇっ♡」 「ッ、ん……!」 「んぉ゛……ッ!♡♡は、ぁ……ッ♡」  体重をかけて圧し掛かり、もう自分では持っていられない公翔の足を掴んで開かせる。いやいやと首を振って咽び泣く顔は逆効果でしかなく、幸助の腰使いが容赦なく激しくなった。 「あ゛……ッ♡あ゛ー……ッ!!♡♡んぉ゛♡お゛っ♡ほォッ!♡♡」 「公翔、公翔……っ」 「お゛ぉ……ッ!♡♡んんッ♡んぁ、はへっ♡」  肉同士がぶつかるほど激しくピストンする幸助の切羽詰まった声に応えてか、公翔の中が激しく蠕動した。縋りついてきた腕の力が存外強く、引き寄せられるまま体を倒した幸助は眼前に迫った公翔の唇を躊躇いなく塞ぐ。 「んぇ、っふ……ッ♡んぅ♡ぉう……ッ♡ん゛ーっ……!!♡♡」  緩んだままの唇に自らの下を差し込むと、一瞬目を見開いた公翔が幸助の首に腕を回して抱き着いた。恐る恐るといった風情で、それでも従順に舌を差し出してくるのに煽られて、乱暴に舌を吸って口内を貪る。 「んぉ゛ッ!!♡おッ♡♡ふぎっ♡ふぐっ♡♡」 「っは、……っ」 「お゛……ッ!!♡♡んむッ!♡♡んぉ、んぇ゛……ッ!♡♡」  強く叩きつけた腰を擦り付け、亀頭で奥の内壁を捏ねるように動かす。公翔が体を強張らせて苦しそうな声を上げるから、少しだけ唇を話して問いかけた。 「奥、痛いか?苦しい?」 「ん゛っ♡ぉ゛♡おッ♡♡」  ごりゅ♡ぐりゅん♡と腰を揺する。幸助の固い陰毛が公翔の尻にしつこく擦り付けられ、苦しそうだった公翔は哀れなほど感じ入った様子でガクガクと体を跳ねさせた。 「お゛……ッ!♡こぉちゃっ♡んぇ゛……ッ♡」 「っは、ぁ……っ」 「や゛ぇ♡っぉ゛♡おくやら゛あッ♡♡」 「……っ♡いー顔すんじゃん♡」  ぼろぼろと零れる涙を舐めとり、唾液まみれの唇を軽く吸う。鍛えた体なのに冗談みたいに力が抜けていて、チンポが奥を抉るのに合わせてひっ♡ひぃ♡としゃくり上げた。 「んぇ……っ♡んぉ゛♡♡お゛~……ッ♡♡」 「奥気持ちよくなってんだろ?」 「んぇ♡へぅ……♡こぉちゃ♡あ゛ッ!♡」  ずろろ……♡と腰を引くと、幸助の首に回された公翔の腕に力が籠る。引き留めようとするその動きに公翔自身が気付く前に、ばちゅんッ!!♡と一気に奥まで腰を叩きつけた。 「……ッッほ、ぉ゛お!!♡♡」  腹の奥へぶつけられる衝撃に、公翔の体がバネのように仰け反りぶるぶると震える。熱くぬめった内壁がチンポの淫虐を喜び、蠢動してチンポを愛撫した。その快感が、大きく息を吐きだして射精の衝動を堪える幸助を焦らせる。 「ッはー……っ」 「お゛……ッ!♡お゛っ♡んぇ゛♡あ゛ー……ッ!!♡♡」  焦燥感に逆らわず、肉筒でチンポを扱くような乱暴なピストンを繰り返す。ギッ♡ギッ♡とベッドが軋む音もお構いなしに、咽び泣く体を揺すり上げた。 「んぉ゛っ♡お゛ッ♡♡ぉ゛……ッ♡♡」 「あ~……やべ……♡」 「ぉひッ♡ぃ゛、ぁあ゛♡あ゛♡あ゛、ぁ……ッ♡」  年上で、経験値があるはずの幸助の自分本位な腰使いにも関わらず、公翔は気持ち良さそうに腰をくねらせ半勃起のチンポから先走りを跳ねさせた。 「あ゛……ッ!!♡♡♡んぁ゛♡♡あ゛♡ぁ゛あ♡ん゛ッ!♡」 「公翔、公翔……」 「こぉちゃ♡ん゛ん……ッ!♡♡こぉちゃ、ぁ……っ♡」  幸助が名前を呼ぶと、それに応じるかのように中がきゅうっと締まる。涙で蕩けた瞳が幸助を捉え、震える手が伸ばされた。その手を掴んで指を絡めて握るとほぼ同時に、締め付けるばかりの肉が一瞬緩んだかと思ったらみっちりと圧し包んでくる。 「や♡ぁ゛♡また♡く、る♡♡ぅ゛……ッ!!♡」 「ん、っイきそ……?♡」 「ん゛ぅ♡ん゛ッ、ィ♡♡くっ♡イく!!♡イ、っちゃ……♡♡」  あ゛……♡あ゛……ッ♡と断末魔のように糖度の高い濡れた声を引き攣らせた公翔の体から、ゆっくりと力が抜けていく。抜け落ちそうになった手を引き寄せて覆いかぶさると、公翔はぴくぴくと薄く開いた瞼を細かく痙攣させている。 「っは、ぁ……!?♡うわ、すげ……っ」  決して強い締め付けではないのに、その内壁がチンポに隙間なく密着して騒めいている。奥へ、奥へと誘い込むようなその動きは、絶え間なく幸助のチンポを扱き絞り上げた。 「っぁ……♡♡♡」  全身から力が抜けきっているのに、公翔は絶頂の最中にいるようだった。メスイキしているのだと気づいた瞬間、幸助の背中にもどっと興奮が沸き上がる。  前立腺を弄られてケツイキするのは、まだわかる。随分と以前から前立腺の開発をしていたようだからだ。 「公翔、お前……♡」 「こうちゃ♡……俺ぇ♡きもち♡ぃ♡」  ふわふわした緩い口調で公翔が薄く笑う。その仕草があまりにもいやらしくて、幸助は堪らず公翔に口づけた。 「んっ♡んぅ♡ん゛ッ♡んんー……!♡♡」 「公翔♡きみと♡」 「んぅ、ん゛~……ッ♡♡♡」  口づけて舌を絡めると、きゅっ♡きゅぅう♡♡と中が強く締まって公翔の体が震えた。絡めた舌が奥に引っ込んで逃げようとするから、甘噛みして引き戻し上顎を舐める。舌の付け根も擽ってやると、絡めていた指先に力が込められる。 「んん゛ぅ……っ!♡♡」 「……っはー……動くぞ♡」  その宣言は余裕を失った幸助の、最後の気遣いでもあった。公翔は幸助のキスですっかり蕩けて、もうまともに言葉も紡げない。それも構わず、幸助は自分の射精だけを求めて腰を叩きつける。 「っは、はー……ッ♡」 「ん゛♡ぉ゛、っほぉ゛♡♡あ゛、ぁ……っ!!♡♡」  さっきまでの熱烈だがゆったりした愛撫とは一変し、突き上げるたびに媚肉は激しく痙攣し絡みついてくる。掻き分けるようにして肉壁を抉り、奥を叩く。トロトロとメスイキの多幸感に蕩け切っていた公翔が襲い来る強い性感に悲鳴じみた声を上げた。 「あ゛ぇ!♡らめっ♡♡イってう!!♡♡今まらイってるからぁッ!!」 「ふー……っ」 「ぃぎィ~~……ッ!!!♡♡♡♡」  がくん、と体を仰け反らせた公翔がシーツを蹴って身悶える。幸助は僅かに浮いた背中に手を回すとそのまま公翔を抱き締めた。そして強引に体を引き寄せてh本気ピストンを続ける。 「お゛ォ……ッッ♡♡♡ひ♡ィい゛♡♡♡」 「ん、ぐ……ッ♡」 「んぉ゛……ッ!!♡こぉちゃっ♡♡ぁえ゛!♡あ゛~……っ!♡♡」  膝立ちになって腰を動かすと、その勢いで公翔の体が上下に揺れる。幸助が腰を揺するのに合わせてガクガク揺さぶられた公翔が、涙と唾液を垂れ流しにして泣き叫んだ。 「お゛っ♡♡ほォッ!♡お゛~~……ッッ!!♡♡♡」 「はー……ッ♡くそ、……出るッ♡」 「こぉちゃ♡♡ぁ♡あ゛……~~っ!♡♡」  公翔の肉筒は、幸助が射精寸前であることを悟ったかのように締め付ける強さをより増した。既に何度もイっている内壁は雄チンポに甘えるように絡みつき、精を求めて搾り取ろうとする。その反応に逆らうことなく、幸助は深々と腰を押し付けて公翔の奥にびゅるるるるッ♡♡♡と重く濃い精液を叩きつけた。 「ッふー……ぅ゛う゛っ……!♡」 「お゛……ッ!?♡♡♡ひぎ、ぃ……ッ!♡♡」  残らず出し切るために、いまだ絶頂の最中にある公翔の肉筒をどちゅ♡どちゅ♡と緩く深く穿つ。軽くイってしまっているのか不規則に痙攣する腸内が射精直後のチンポを舐めしゃぶり、幸助はその快楽から逃れるように更に腰を揺すった。 「こぉちゃっ♡♡や♡こし、とめて♡ぁ♡あ゛♡」 「公翔、あんま煽んな……♡」  へこ♡へこ♡と腰を振っているのは公翔も同じなのに、甘く濡れた声で幸助を詰ってくる。強面の公翔が泣き顔を晒して甘えてくる様子に、余韻を楽しむための緩い腰振りが快感を煽るものに変わるまで時間はかからなかった。 ***  じゅぶ♡じゅぼ♡とぬかるみに突っ込むような酷い音を立てながら、寝バックの体位で公翔の尻に腰を叩きつける。枕に顔を埋めた公翔は、もじもじとつま先をシーツに擦り付けながら身を捩っている。 「ぉ゛♡お゛♡お゛ぐッ♡おぐばっか♡しない、れ♡」 「奥気持ちいだろ♡」 「ん゛♡ん゛ぉ゛♡ぎもぢぃ♡ぎもぢぃがらぁ゛♡ら、め♡ぇ……~~ッ!!♡♡♡」  ピン♡とつま先まで伸ばして仰け反った公翔がメスイキをキめ、仰け反った首元に腕を回されて白目をむいたトロ顔を晒して喘いだ。 *** 「ほら、ちゃんと自分のイイとこ当てろよ♡」 「あ゛♡ぁ♡ぉ゛……~っ!♡♡」  ベッドに寝そべった幸助の上で、膝立ちになって自らの尻にチンポをずっぽり咥え込んだ公翔が泣きながら腰を上下させる。うまく腰を振ることができずにいる尻を掴んで下から突き上げると、すっかりチンポになついた肉筒がきゅん♡きゅん♡と締め付けた。 「あ゛ー……♡すげ、ナカ痙攣してる♡」 「ひぐッ♡♡こぉちゃっ♡もぉ゛♡お゛ぐ♡やぇ♡」 「嘘つーくな♡」 「お゛……~~ぐっ!♡♡んぉ゛♡っ、ほぉ、ッ~……ッ!!♡♡♡」 *** 「ん゛♡ぅ゛んん゛♡ぐ、ぅ゛ッ♡ん、っ……~~ッ!!♡♡」 「はー……っ、公翔♡」 「ん゛♡♡こぉちゃっ♡♡……ん、ん゛ッ!!♡♡♡」  正常位で抱え込んだ公翔の唇を吸いながら、奥までハメ込んだままぐりゅぐりゅ♡と腰を擦り付ける。濡れた唇を舌で舐めると、半開きのそこから甘えた声と共に舌が差し出された。その舌を絡めとって、柔い粘膜を擦り付け合う。 「ん、♡ふぅ……ッ♡」 「ん♡公翔……♡」  最初のキスこそ驚いていた公翔だったが、すっかり気に入ったようで気持ち良さそうに目を蕩かせる。その様が可愛らしくて、何度も何度も吸い付いた。 *** 「あー……、生きてるか」  散々好き勝手に貪って、幸助が公翔を解放したときにはもう日は陰っていた。薄暗い部屋の中は独特の湿り気と匂いが充満し、公翔はと言えばぐったりとベッドに身を沈めている。うつぶせたその背中が上下しているのを見て、とりあえずは生きているのを確認して幸助は立ち上がった。  ようやく訪れた賢者タイムの中で、目まぐるしく思考が回る。何よりまず、証拠隠滅が浮かぶ。控えめに言って合意とは言い難いし、相手はまだ学生。幸助にとっては片思いの相手ではあるが、公翔は年上の幼馴染としか思われていないはずだ。 「こうちゃん……」  とにかくまずは二人ともいろんなモノでべたべたしている体を綺麗にして、服を着てから考えよう。  全てを後回しにする、と決めた幸助は、ギ、とベッドを揺らして立ち上がる。その動きにようやく気付いたらしい公翔が、億劫そうに身を捩って横向きになった。膝を曲げて丸まったような姿勢から、こっちを見上げている。 「どっか痛いか?」 「……、痛くない」  何やら言いたげな公翔の様子に、幸助はベッドに腰かけた。またギ、とベッドが軋んで。散々揺らしたからどっか壊れたかな、と何となく考える。けれど公翔は違ったらしく、音もなく顔を赤くして視線を反らした。 「音……」 「あ?あぁ、ベッドの?」 「うん、それ」  幸助が体を揺らして上がったベッドの軋みに、はぁ、と熱っぽい公翔のため息が混じる。眉尻を下げた困ったような顔をするのに、薄く口元が緩んでいた。 「今日のこと……思い出しちゃうから……」 「…………」 「ずっと、音するたびに……っ」  変な気持ちになる、と湿ったシーツを撫でながら掠れた声で言われて幸助は頭を抱える。 「……それ、わざとか?」 「……?」  きょとん、とした顔が小首を傾げる。その仕草は幼いのに、熱を孕んだ視線だけが妙に色っぽい。 「お前なぁ……」 「え?な、なに?」  もう今日は何も考えられない。とりあえず体を綺麗にしてからだ。  それだけを胸に、幸助は公翔の腕を掴んで引っ張り起こした。風呂で己の理性が保たれることを、祈りながら。

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