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第2話

 土曜の朝、幸助はひたすらに惰眠を貪っていた。  昨日、つまり金曜の夜は、施主への接待だった。  父親の工務店で働く幸助にとって接待という場は、時にはボンボンと揶揄されたり、時には二代目と持ち上げられながら、見定めもされている面倒な時間である。  だが今回は、施主が父親の代から付き合いのある誠実な取引先で、担当者が年嵩で業界の人間としても先輩でありながら、年下の幸助にも敬意を払ってくれている相手だった。  そのおかげか、単純に飲みに誘われたような気軽さがあった。  接待が始まったのも、それほど遅い時間ではなかった。元々予定に入っていた打ち合わせの後に、という約束だったからだ。19時になる頃にはもう居酒屋で乾杯していたし、23時ぐらいには相手が常連だと言うキャバクラにいた。 幸助も酒を断れるわけでも、また酒自体が嫌いな性質でもなく、大量に飲み、ちゃんとベロベロに酔っぱらった。  途中、酔っぱらって女の子に凭れ掛かってしまった場面があった。ごめんねと謝って体勢を立て直した幸助に、大丈夫ですかぁ?と甘ったるい声で触れてくる手に強烈な違和感を感じた。  こんな細くねーし。  こんな爪ギラギラしてねーし。  つか筋肉ねーし。  公翔を思い出して、つい、そんな風に思ってしまった。  恋とは恐ろしい。  とはいえ、幸助は別に先日突発的なきっかけで襲うようにセックスしてしまった幼馴染の公翔に対して申し訳なく思っているわけではない。  仕事で行ったキャバクラで、仕事として接してくれている女性に、酒を飲んでいる間だけ寄り添ったとしても、別に構わないと思っている。  相手も仕事、自分も仕事。その間に甘ったるい不埒な物は一つも無い。  ただ、違和感だけが残ってそれが疲れに変わった。  どうせなら、公翔の硬い腹筋を枕にしたいなぁと頭が沸騰したような事を思ってしまった。  そんなわけで、土曜日の朝、幸助はカーテンを引いた自室でただただ寝入っていた。  遮光性の高いカーテンは、日差しを確実に防いでくれるおかげで快適だ。  幸助の部屋は、実家の家屋の端にある離れのような場所に立っている。離れとは名ばかりで、一階にはキッチンとリビングと主寝室。二階には個室が二部屋という間取りの完全な一戸建て、間取りは3LDKと言うそれなりの造りだった。  元々この家は幸助が10歳ごろまで両親と住んでいた家だ。けれど、先代の社長、つまり幸助の祖父が引退の際に事務所兼母屋の方に引っ越しをした。その後、事務所兼母屋は、事務所の移転と共にリフォームして完全に住宅となっている。  それを機に祖父母は悠々自適のセカンドライフを送るために祖母の実家近くへ引っ越し、母屋には幸助の両親が住んでいる。  幸助自身は、父の工務店で働くことが決まった時に、空いている家の管理を口実に幸助に離れの家に住むよう言い付けた。  幸助にとっては実家暮らしの良い所と一人暮らしの良い所を同時に味わえると渡りに船だったが、両親は口を揃えて自分の事は自分でしろと言い放った。  結局、幸助はこの離れでほぼ一人暮らし状態だ。  だから、土曜日の朝っぱらから眠っていても誰も文句は言われないはずだった。  合鍵は両親と言えども渡していないから、家族は誰も入って来られない。  はずだった。  幸助が眠りの沼から引き上げられたのは、妙な寒さと熱を感じたからだった。  全身がひんやりとしている。まだ朝晩は冷える時期だから、布団でも蹴っ飛ばしたのかもしれない。だがそれにしては、腰、というか股間、の辺りが妙に暖かい。そして何かが上から乗っているような重みを感じる。  飲み過ぎて浮腫んだ瞼を無理矢理押し上げてみると、目の前で筋肉の乗った裸の背中がくねっているのが見えた。 「ああ?公翔……?」 「んっふ♡ぅ゛う゛…っ♡」  名前を呼ぶと、きゅう♡とチンポを締め付けられて思わず息を詰める。筋肉の詰まった引き締まっている公翔の尻が、幸助の腰の上に乗っていた。前屈みになって両手をついているせいで少し尻が浮いて、ローションに濡れたアナルがチンポを咥え込んでいる所が良く見える。公翔の尻と太腿の向こう、幸助の膝辺りにハーフパンツと下着がぐちゃっと絡まっていた。どうやらずり下ろされたらしく、寒さの原因が思い当って、幸助はため息をつく。 「っふ、ぅう゛う゛……んん゛ぅ♡」 「はぁ……ッ♡」  もじもじ腰をくねらせていた公翔が、ついに痺れを切らして腰を上げた。ご丁寧にもきっちりゴムを装着された自分のチンポが、ローションに塗れた状態でアナルから抜けていく。締まる肉の輪に扱かれ、その気持ち良さに声を漏らしそうになって奥歯を噛み締めた。 「ふぅうう……ッ♡」 「公翔ぉ」  もう抜ける、という所まで来た時に、幸助が公翔の肉厚な尻を指が食い込むくらい強く掴んで引き下ろす。ずっぽりと最奥まで貫かれて、公翔が濁った悲鳴を上げた。 「ぁ゛、こうちゃんッ!?♡ん゛ぉお゛……っ!♡♡ぉ゛ッ……!♡う゛……ッ♡♡」  耳を真っ赤に染め上げてブルブル震える背中を、汗が一筋滑り落ちていく。幸助のチンポを食い締める公翔の内壁は、手放しかけた剛直を咥え込んで悦びにうねっている。公翔の体に力が入る度に、きゅ♡きゅん♡と熱を帯びた媚肉が締まって幸助に快感を与えた。 「やっべ……ッ♡きもちぃ♡」 「お゛っ♡ぅう゛ッ♡♡」  言いながらも、公翔は幸助の脚の方に体を倒し、這いつくばるような姿勢になる。そうしておいて、結合部を見せつけるように従順にも腰を振り始める。 「ぅん゛っ♡ん゛ッ♡ん゛ぉ゛、ぉ゛……♡こぉちゃ、ぁ゛、うッ♡♡お゛ッ……!♡♡」  目の前で揺れている公翔の尻たぶをバチンと叩くと、公翔は腰をビクつかせてまたチンポを締め付けた。狭い肉筒にぎゅうぎゅう絞られて、幸助も堪らず下から揺すり上げる。 「あ゛っ!♡ぉお゛っ♡ぉほっ♡こぉちゃ、ぁ゛っ!♡♡♡」 「はー……♡」 「ぁ゛ッ♡んっ♡んっん゛ぉお゛ッ……!♡♡♡」  目の前で肉厚な尻が揺れ、チンポを咥え込んでいる様は興奮を掻き立てる。公翔は両手をベッドについて必死に尻を振っていた。自分のチンポを扱くより、幸助のチンポをケツマンコに咥え込む快感に夢中になっていた。  気づいた幸助の唇が、自然と吊り上がる。 「お゛ッ!♡ぁ゛う゛っ♡ぁ゛あ゛……ッ♡」 「なぁ公翔、こっち向けよ♡」 「ぁ゛う゛ッ!♡こうちゃん……♡♡」  擦り付けるように動かす腰を下からいきなり突き上げてやり、ビクビクと震える背中に声をかけた。既に蕩けた顔でこっちを見ると、息を荒げながらゆっくり方向を変えてこちらに向き直ってくる。 「人が寝てんのにさぁ♡ずっぽり咥え込んじゃってさ」 「だって……♡」  すでに何度か射精しているらしいペニスは精液に塗れ、足りないとばかりにカウパーを垂らして勃起していた。性欲を含んだ幸助の視線に晒され、公翔は蕩けた顔で真っ赤に腫れた乳首を片手で弄りながらまた腰を振り始める。 「やるならしっかり腰振ってくれよ」 「ぁっ♡あ゛っ、こうちゃん……ッ♡」 言いながら、中途半端に開かれた膝を大きく開かせる。見られている恥ずかしさからか、所在なさげだったピストンが、次第に早くなっていく。抜けそうになる直前まで腰を上げ、また一気に腰を打ち付ける。ぐちゅん!と濡れた音がして、公翔が喉を反らした。 「お゛っ!♡♡ぉぐう゛ぅう゛……ッ!♡♡♡」 「はぁ……ッ♡」  普段はきつい三白眼が、とろりとして目じりが下がっているのがエロい。半開きの唇から荒い息と濁った喘ぎがひっきりなしに漏れ出して、顔も耳も真っ赤に上気しているのが公翔の興奮の度合いを表していた。  本人は自分は強面だからと言っているが、幸助にしてみれば好ましい顔だった。一重の目は細いが切れ長だし、鼻筋だって通っている。今は唾液に塗れた肉厚の唇も形は悪くない。可愛いとも綺麗とも格好いいとも口が裂けても言えないが、男としてはそれなりにいい顔だと思う。  その顔が、自分の前でドロドロになっている。これほどに興奮を煽ることがあるだろうか。 「ん゛ぉ゛……っ♡こ、ぉちゃ♡ぁ゛うッ♡♡こうちゃんッ♡♡」  自分で腰を振ってメスの快楽に耽溺しているのに、縋るように名前を呼ぶのが堪らない。尻を上下させる大きなストロークに疲れた公翔が幸助の頭の横に両手をついて身を屈め、尻を擦り付け奥を捏ねる。  一人でディルドオナニーに耽っていた頃は怖がって責められなかった奥も、幸助が小突いて捏ね繰り回したおかげで立派な性感帯になっていた。 「ぁ゛あっ♡ぉおッ!♡♡んっほ、ぉっ♡♡お゛♡奥♡ぅ゛んッ♡」  ぐりゅ♡ぐりゅ♡と腰を回す公翔は、腹の底をチンポで抉られる快楽に夢中だ。大きく開いた膝を立て、足の裏をベッドにつけて、少しでもチンポを奥へ呑み込もうと尻を押し付ける。 「ぉぐ♡奥きもちぃ♡ぉ゛♡っん゛ぃ゛……きもち♡ぃ゛♡っほ、ぉ゛……♡お゛♡お゛♡」  公翔が上体を倒しているせいで、公翔の乳首が目の前に来る。コリコリに勃起した乳首は、服の下から浮きそうなほど存在を主張している。弄り回して気持ち良くなっているのがモロバレのエッチな乳首だ。 「自分ばっかりじゃねぇかよ。ちゃんと腰振って俺も気持ち良くしてくれよ」 「ん゛い゛ぃいッ!!♡♡」  両手で乳首を強く摘まみ上げると、途端に顎を跳ね上げて高い悲鳴を上げる。痛みに泣きそうな顔をするのに、悲鳴にはねっとりとした甘さが籠っていた。  ぎゅう♡と幸助のチンポを締め付けてくる媚肉が、摘まんだ乳首を指先で挟んでグニグニと転がす動きに合わせて蠢動する。 「っは……♡は……ッ♡っひ、ぃん゛ッ!♡♡ぅ゛ふ……う゛う゛っ♡」 「これも気持ちいいんかよ♡」 「んぎっ♡ぃ゛ッ!♡……ぎもぢぃ♡ぃ゛い……っ!♡」  眉根を寄せて歯を食い縛っている表情は、痛みの中に快楽を感じている証拠だ。公翔が腰を動かす度に幸助の腹筋に当たるチンポも、萎えずに勃起したまま先走りを飛び散らせている。 「んぉ゛♡おッ♡♡お゛♡おぅ゛う……っ!♡♡」 「おら、ケツ止まってんぞ」  幸助が尻を鷲掴みにして前後に揺すってやると、ガクガク震えながら腰を浮かせた。半ばほどまで抜いて叩き付けるように尻を押し付け、時折思い出したかのように奥を捏ねる。男の手に乳首を好き放題弄られながら、最早どう動いても気持ちがいいのか必死に腰を振り立てていた。 「んぉ゛♡お゛ッ♡い゛ぐっ♡お゛……ッ!♡♡ぃッ♡」 「う゛……ん゛ッ♡」 「ぁう゛ッ!♡あ゛っ!♡あぁ゛っ!♡♡」  顔を真っ赤にしてケツで快感を貪る公翔を眺めながら、摘まんでいた乳首を指の腹で優しく弾く。チンポを扱く肉筒が引き絞られ、熱い肉が竿を圧迫してきた。 「は、あ゛あぁ゛…♡い゛っ♡くぁ゛、……あ゛♡あ゛♡い゛ぐ♡い゛ぐッ♡ぉお゛っ…お゛、っ!!♡♡」  陶然とした表情で腰を揺すっていた公翔の口から獣のような低い呻きが漏れると同時に、あられもなく開かれた脚の間で先走りを飛び散らせていた公翔のチンポが脈打つ。とろり♡とろぉ♡と濃い白濁液が尿道から溢れて滴るのと同じタイミングで、幸助のチンポを内壁が呑み込むようにビクつく。 「ぉ゛……!♡ほぉ、ッ……!!♡お゛♡♡」  顎を反らしたまま体を強張らせてトコロテン絶頂に耽溺する体を、幸助は歯を食い縛って見上げている。気を抜けば、媚肉に搾り取られて今にも射精しそうだが、公翔にされるがままなのが癪だった。 「っは、ぁ゛……♡……ッ♡」  精液が溢れる度に、公翔のケツマンコがチンポを締め付けてくる。硬いモノをトロトロの柔らかい粘膜で締め付けるそれがまた快楽を呼ぶのか、公翔がビク♡ビク♡と体を強張らせる。 「ぁふ♡ぅ゛、う゛……♡」  次第に波が収まってきたらしい公翔が、甘えるようにべったりと体を密着させ幸助の肩口に額を擦り付けてから恨めし気にこちらを見上げた。情欲に塗れたままの濡れた目で見られて、幸助は背筋を走る興奮を抑えて聞き返した。 「昨日帰ってくんの、遅かっただろ……」 「何だよいきなり」 「だって酒臭ぇし、……俺、待ってたのに」  拗ねた口調で吐き捨てた公翔が、体を起こして離れようとする。ちょっと待てと手を掴んで引き留めたら、睨まれてしまった。  街中で見れば道を開けるだろうと思うような鋭い視線だが、甘えているのだと知っている幸助にとってはむしろ可愛らしくさえ思える視線だ。 「何だよ」 「何だよじゃねえだろ。勝手に人のチンポでオナったくせに自分だけ満足して終わろうってか」 「だってこうちゃんがいつまでも起きないから……ッ!」  幸助は公翔の手を掴んだまま、反対の手を背後について起き上がる。離れようと重心を後ろにかけていた公翔は自然と背中から倒れ、驚いて目を丸くしている間に彼の片足だけを持ち上げて自分の方に引っ掛ける。もう片方の足は、自分が跨いで松葉崩しの体位を取る。 「次は俺の番だろ」 「ちょっと待って、俺まだッ……ッぉ゛♡ぉお゛ぉ゛ッ……~~ッ!!♡♡♡」  嵌め込むように腰を押し込むと、体位のせいでチンポが奥深くまで突き刺さる。これまでにないほど奥に亀頭が届き、公翔がシーツの上を滑って仰け反るが幸助ががっちりと足を抱えているせいで少しも離れなかった。それどころか抱えた足を自分の方へ引き寄せながら、腰を回してケツマンコの奥を掻き回され奥の奥を刺激されて頭を抱えて身悶える。 「お゛ひっ!♡♡ごぇ゛ッ♡無理ぃッ!!♡♡♡ッぃ゛あ゛♡あ゛ー……!!♡♡」 「は……っ♡奥弱ぇなぁ……ッ♡」  さっきまでこちらを睨みつけていた三白眼はどろどろに蕩け、強い性感を受け止めきれずに泣き出す寸前のように歪められるのが好ましい。自分でケツマンコを弄って開発していた公翔が怖がってできなかった奥は、幸助のチンポを悦んで受け入れ歓待する。 「お゛ぉ♡奥♡っふ、ッあ゛ぁ゛♡あっぅ♡奥いぃ゛……!!♡♡♡」 「っはぁ、すげぇ締め付け♡」 「あ゛ひ♡ッひ、ぃんんっ……!♡深っ、♡い、お゛ぁっあ゛あ゛…っ!♡♡」  幸助のチンポが奥の窄まりを捏ね回すと、公翔が喉を反らして声を上げながらシーツを蹴る。奥まで咥えさせれば、ぎゅぅっと引き絞られる媚肉の感触に、幸助が身震いしてストロークを大きくする。じゅっぽ♡じゅぷぅ♡と淫猥な音がして、内壁を擦り上げられる公翔が潰れた蛙のように絶叫した。 「い゛ひィッ!!♡♡♡あぉ゛お゛♡っほおぉおおっ!♡♡♡」 「っはぁー……ッ♡」  あっさり射精しそうになって腰を引き、クビレをケツ穴に引っ掛けるように浅く腰を使う。奥を突かれなくなった公翔が、じれったそうな顔で腰をヘコヘコと揺すった。 「あ゛♡おッ♡なんでぇ……っ♡」 「気持ちいいのは奥だけか?こっちも好きだろ?」  幸助が問いかければ、公翔はこくこくと首を横に振る。角度を変え前立腺を抉ってやると、全身を引き攣らせて身悶えた。 「お゛ッ!♡そこっ♡♡あひ、ぃい……入り口もッ♡好きっ♡すきぃ゛い゛っ!!♡♡♡」 「出口だっつーの」 「んぁ゛♡あ゛っぁふ……ッ♡ぉお゛おッ♡だって、ぇ♡こうちゃん♡ッ、するからぁ゛……♡♡」  ローションと体液の絡む粘着質な音が、公翔の甘えた声に重なる。  幼い頃からの付き合いだからか、幸助と話す時の君とは少し幼い口調になる。それはこうしてセックスする前からだったし、最近はさらに顕著になった。そのギャップが、強烈に幸助の性的興奮を刺激して掻き立てる。もっと泣かせたい、ドロドロに泣かせて、快楽の密壺に突き落としたい。衝動は強く、幸助を突き動かす。  「何?俺がなぁんだって?」 「んぉ゛♡あひ、ぃい゛ッ!!♡♡♡奥っ♡おくぅううッ!!♡」  ばちゅんっ♡と音を立てて腰を叩きつけ、更に体を倒して顔を近づける。足を抱え込まれたまま胸に押し付けられる格好になった公翔は一瞬苦しそうに息を詰めたが、すぐに奥を抉ってくるチンポに声を上げた。腰を押し付けたまま緩やかに揺すりながら、幸助は目の前にある乳首のすぐ横に吸い付く。 「ッひん♡そこ♡違、ぁ゛♡」 「んー?ほら、言えよ。俺が何するって?」 「ん゛ん゛ぅ♡っこ、こうちゃんが…ぁ♡」  汗ばんだ肌を舌で嬲りながら、赤く腫れて触ってほしそうな勃起乳首はわざと避ける。不自由な体勢で体を揺する公翔は、目に涙を浮かべながら言われるまま口を開いた。 「こうちゃ、が♡……っち、ちんぽでぇ♡」 「んー?」 「俺のケツに……ッ♡ぃ♡チンポ入れるからぁ゛……、ぁひッ!♡♡♡」  羞恥に顔を歪めているくせに、ケツマンコはチンポを締めつけて感じている。その淫乱さが堪らなく可愛くて、幸助は抱え込んでいた足を下ろして大きく開かせると正常位で上から覆いかぶさった。ごりゅ♡と体内で回転したチンポに肩を跳ね上げた公翔は、自分の頭の両脇に手をついて見下ろしてくる幸助をうっとりした顔で見上げてくる。  その顔は、無邪気な年下の幼馴染ではなく、屈強な空手部に所属する高校生でもなく、チンポに夢中になるメスそのものだった。 「俺がチンポ入れる前からケツいじくってたのはお前だろっ」 「あ゛♡ぁぎッ!♡♡ひっう゛ぅうッ!!♡♡♡」  言いながら、幸助が上から叩きつけるように腰を使う。ピストンされる度公翔のチンポから潮なのか精液なのか分からない液体が飛び散り、快楽に蕩けた表情が淫らに歪んでいく。肌のぶつかる音に混じって上がる淫猥な水音が、遮光カーテンの惹かれた薄暗い部屋に響いた。 「ぉ゛おッ!♡っほ、おぉ……っ!!♡♡ぎもぢぃッ♡んほぉお゛……!!♡♡」  こちらに伸ばされた公翔の腕が引き寄せてくるまま、幸助も公翔の背中に腕を回す。腰に回された脚ががっちりと組み合わされて、体がぴったりと密着した。合わさって下腹部は、公翔の体液とローションでぬるぬると滑っている。 「んぅ゛♡ぅ゛ん゛……ッ♡ん゛ぉ゛♡ぉ゛ん゛ん゛ッ♡♡」  間近に酔った唾液塗れの唇に食らいつき、差し出される舌に自分の舌を擦り合せて絡め、熱い口内を舐め回した。くぐもった声を上げる公翔のケツマンコは、幸助が彼の口内を舌で弄ぶ度にグネグネとうねる。キスでの快楽を如実に表す反応に、柄にもなく胸が熱くなった。 「ん゛ぉっ♡ぉお……っ!♡♡ッふ、んん゛ぅ……♡」 「はぁ、公翔……♡」  背中に指先が食い込むが、空手のために短くされた爪は立たない。しがみついてくる公翔の体を抱き返しながら、幸助は射精に向かって腰を振り立てる。乱暴な腰遣いにベッドが悲鳴を上げているが、気に留める余裕はもうなかった。 「お゛♡お゛っんぉ!♡♡ひ、ぎぃ……っ♡イ゛ッ!!♡♡♡」 「っふ……!っふ……!」  ぐりゅんっ♡と強く前立腺を抉り上げ、ばちゅんッ♡と亀頭で奥を抉る。公翔は幸助の本気ピストンがもたらす悦楽に仰け反ってガクガクと震えながら甘ったれた声で鳴いた。 「お゛っ♡お゛ぉっ♡お゛っぐ♡ぅ゛お゛っ♡イ、ぐッ!!♡いぐいぐぅ゛!!♡ぃ゛ッ♡ぉお゛……ッ!♡♡♡」 「はぁ……ッ♡」 「お゛ッほ、!!♡♡ぉ゛、おお゛ぉお゛ぉ゛ッ……!!!♡♡♡♡」  公翔が絶頂に駆け昇り、一拍遅れて内壁が蠕動しながら絞り上げてくる。すっかりチンポに躾けられてトロふわになったケツマンコににゅるにゅる♡ときつく扱かれ、幸助も歯を食い縛って腰を押し付けザーメンを噴き上げた。 「っは、はぁっ……!♡あ゛ー……すげぇ、っ♡」 「ぁひ……っんん゛ぉ゛♡ぉふ……♡」 「まだ出る……ぅう゛♡」  腰が抜けるような大きな快感が幸助を貫き、自分でも驚くほど射精は長く続く。脈打つチンポにメスイキに震える腸壁を叩かれる公翔は、虚空を見つめて陶酔した表情で呆けていた。 「っはー……♡」  幸助の体に巻き付いていた公翔の腕がベッドの上に落ちて、幸助も射精後の脱力感に大きくため息をつきながらやや萎えたチンポを引き抜く。解放感やら疲労感やらいろいろまとめて襲ってくるのに耐えながら、何とか後始末を終えてベッドに寝転がる。 「寝起きに一発はきつい……」 「気持ち良かった……」  夢見心地で呟く公翔に、そりゃよかったなと怠い腕を持ち上げて汗まみれの頭を撫でてやる。まだ上気した顔でくすぐったそうに笑うのを見ていると、ぐううぅ……、と腹が鳴った。 「こうちゃん、お腹空いた……」 「……、俺眠い……」 「えー、朝飯食おうよぉー!!」  倦怠感に満ち満ちている体を揺すられ、これから風呂と洗濯と朝食作りまでしなければならないのかと幸助は閉じた目を開ける。さっきまでの様子が嘘のように隣で跳ね起きる公翔をベッドの振動で感じながら、洗濯ぐらいはやらせてやろうと強く思った。

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