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五月 黒崎の指 前後編

◾️五月 黒崎の指 前編  五月某日、一ノ瀬の寝室にて。  黒崎は、一ノ瀬を抱いた。  ──一ノ瀬を手で指でイかせるのも、割と嫌いじゃない。首に腕を回して、快楽にほてった身体でしがみついてくる。中を弄られて、うわごとで名前を連呼するその口をキスでふさいで。めちゃくちゃに舌をからめあって、ビクビクとイク身体と抱き合うのは、挿入してるのとはまた違う気持ちよさがあって……嫌いじゃない。  その日はなんだか、一ノ瀬をめちゃくちゃにしてやりたい衝動が強かった黒崎は、ただ、一ノ瀬をめちゃくちゃに抱いて、たずねた。 「なあ、一ノ瀬、俺の指好きか?」 ◾️五月 黒崎の指 後編  五月某日、一ノ瀬の寝室にて。  一ノ瀬は、黒崎に抱かれた。 「黒崎……指ぃ、♥抜いて、中、そんなに弄らなくていいから♥……あっ♥……そこは……っ♥黒崎、だめ……ぁっ♥……あっぁ、っ……あっ♥……く……黒崎……くろさきつ……くろ……んっ♥…………ん♥ ァあッっ…………だめ、指でイっちゃう♥ も♥ イっ~~~~~~~~~♥♥♥」  その日はなんだか、黒崎にめちゃくちゃにされたい衝動が強かった一ノ瀬は、ただ、黒崎にめちゃくちゃに抱かれて答えた。 「そんなの、あたりまえでしょ」

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