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「今日も遅くまでありがとうございました! 高評価よろしく、じゃーまたな、おやすみっ!」
締めあいさつを告げると、デスクトップパソコンの上部に設置したWEBカメラへ手を振り、人見光輝(ひとみみつき)は日課の配信を終了処理をする。
画面上で自分の代わりに動いていた2Dアバターも動きを止め、配信に使っていたソフトなども終了していく。
防音タイプのワンルームマンションでのひとり暮らしなので、深夜であっても隣人に気兼ねなく配信にいそしめて助かっていた。
「ふぁ…、明日は一限あるし、寝るか」
大学2年生の光輝は、深夜2時をさす壁掛け時計を眺め、そのままベッドへ潜り込む。
「今日もたくさん見に来てくれて、ほんっとありがてー!」
高校時代に何気なく始めたVtuber活動だが、地道に続けた結果実を結び、収益を得られるようになった。
大学へ入ると同時に活動用の賃貸マンションを借り、ひとり暮らしをしている。
ベッド脇へスマホを置き、リモコンで部屋の照明を落とすと、この日の配信内容を振り返る。順調に登録者数がのび、常連のファンもついてきた。
配信に興奮した余韻から、なかなか寝付くことができなかった。
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