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第4話

「如月!!!」 「はいぃい!!すみませんでしたぁあ!!」 社会人には辛い月曜日の朝。 俺は今日もいつも通り、峰倉さんに怒鳴られている。 「はぁ~~。今日も残業かなぁ」 「良かったじゃない!」 「なにがですか」 「『峰倉さんと』二人っきりの残業で」 「はははは……神田さん。貴女実際どこまで知ってるんですか?」 「ぐ腐腐。やっと認めたわねぇ~~知ってるも何も、今までのは全て私の妄想よ?でも、その妄想がまさか現実だったとはねぇ……もう私、この仕事でやっていくしかないわ」 「気持ち悪」 やはりあの時、神田さんは峰倉さんにわざと見せつける為に俺にキスをしようとしたらしい。 もし俺と峰倉さんが本当は付き合ってなかったら、どうするつもりだったんだろうかこの人は。 「まぁでも助かりましたよ」 「え?」 「だって、そのおかげで……」 「あ、如月……ゴホンッ。か、ずは。ちょっといいかな?//」 「はい。すぐに行きます」 「か、和葉君!?い、今のはもしかしてぇえ!!」 「神田さんのおかげで、少しだけ素直になってくれましたから!俺の彼女」 「ひぃい!!まさかの『かずみね』だったとわぁあ!!最高です」 次の目標は、峰倉さんとS〇Xだな。 勿論、アルコールなしで。

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