5 / 43

第5話

「よし、これで落ち着いて勉強ができるな」 「俺はしたくないけどね」 「あんまり生意気なことばっかり言ってるとお仕置きするからな」 冗談めいた口調だが、碧には冗談で通じない。 『お仕置き』という言葉だけで、碧の頭には妄想が生まれてしまう。 これは彼の悪い癖なのかもしれないが、妄想壁がかなり強いのだ。 高校生の男子なら珍しくもない自慰行為を碧も当然するわけだが、その時に必ず一希を頭に思い描いていた。 それは自慰の時だけではなく、授業中に一希を見て、つい頭の中で自分に都合のいい妄想を抱いてしまう。 だから、二人きりの状況で『お仕置き』だなんて言葉を出された碧の頭の中は、既にエッチな気分になっていた。 『碧、生意気ばかり言ってる悪い子にはお仕置きだ』 『せん、せ…』 頭の中での一希に腕を捉えられ、碧は机の上に乗せられる。 少し乱れた服からは白い肌が少し垣間見えていた。 『服をはだけさせて…いやらし子だ』 下から上まで全身を舐め回すような一希の視線だけで、碧の下半身は熱を帯びてくる。 昂った性器はズボンを押し上げ、テントを作っていた。 『せんせ…お願い…触って…くださ、い…』 『だーめ。お仕置きだって言っただろ?』

ともだちにシェアしよう!