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第40話 番外編・墨星と伏竜
街灯りが部屋を照らす薄闇の中、キングサイズのベッドが軋む。
「はっ……はぁっ……伏竜……」
オレは飢えた獣みたいにオレの体を貪る伏竜にしがみついて、その逞しい肉体に酔い痴れていた。
伏竜の弾力のある胸板も、硬く割れた腹筋も、汗とオレが放った精液で濡れている。
それが薄明りに照らされて、いやらしく輝く。
何度目かわからない勢いで、伏竜がオレのナカに射精した。
「あ……♥」
オレは射精された余韻で爪先をピン! と立てる。
そのまま伏竜に口づけされ、熱い舌で深くキスされた。
伏竜の舌がオレの舌を絡めとり、唾液が溢れる。
歯列をなぞられ、喉の奥まで舌を入れてこようとする。
伏竜の長い舌も指も、オレは大好きだった。
むしろ、伏竜には好きなところしかない。
「ん……」
「ふ……っ」
伏竜が腰を動かし、舌と共に上下の口を責めてくる。
それでオレのナカの伏竜の剛直は更に猛り、オレを穿つ。
オレのナカの肉と、伏竜の肉竿がこすれ合う。
精液で濡れた伏竜の性器が、オレのナカを激しく優しく出入りする。
それが最高にキモチ良かった。
「あっ♥ あぁっ♥ 伏竜♥ 伏竜♥」
硬い肉棒がゾリゾリと、オレの柔らかい部分を削り取るみたいに抉る。
大きなカリがナカに引っかかり、オレのカラダがビクン! と跳ねた。
自分じゃ届かない位置にまで届く伏竜の剛直。
耐えがたい快楽にオレは嬌声をあげ、目の裏で火花が散るようだった。
「伏竜、伏竜ッッ♥ やだぁ、ソコ、やだぁあああ♥」
でも伏竜は「嫌がってる割に、此処は嬉しそうじゃねぇか」と、オレのペニスを指で弾いた。
その衝撃すら快感になって伏竜への愛しさが増し、伏竜の背中に爪を立てる。
伏竜の鍛え抜かれた背中に爪痕が残った。
青龍門派の老大のこの男に、それが許されるのはオレだけだろう。
この美しい男が愛しているのはオレだけなんだと思うと、ゾクゾクしてたまらなかった。
伏竜の煌めく片目には、熱を孕んだ色が浮かんでいる。
舌なめずりして、まだまだオレの肉体を貪る気だ。
明日の仕事に障るぞと言っても、伏竜は聞かない。
オレを愛することより重要なことなんて無いと言うのだ。
それを思い出して、オレの後孔は伏竜のモノを締め付ける。
そうしてオレは伏竜と一つになり続けた。
「はあ……はぁ……♥」
交尾が終わったベッドの上で、オレは足を開いたまま、腹の中に出され続けた伏竜の精液が逆流するのを感じていた。
どろどろとベッドに溢れる精液。オレが女の子だったらニンシンしてたかもしれない。
「う……あ……」
オレは喋ることもできないくらいにピクピクしていた。ごぼり、と熱い精液が腹の中から漏れる。
そこで伏竜がいつものように、オレの体を拭いて綺麗にしてくれた。
でもわかってる。そうやってる内に、オレも伏竜も、またムラムラしてヤッちゃうことを。
その証拠に、オレは這いずるようにして伏竜に近づくと、伏竜のペニスに舌を這わせて『ふぇらちお』ってやつをやっていたからだ。
冥から買った、性技の本に載ってた。
精液まみれの伏竜の肉竿を丁寧に舌で掃除し、舌先でカリをなぞる。
それだけじゃ物足りなくて、オレは伏竜のペニスを頬張った。
グッポグッポ!!
卑猥な水音をたててストロークしていると、伏竜が頭を撫でてくる。そして告げた。
「何処でそんなこと覚えてきたんだよ。冥から何か買ったのか?」
オレのことは何でもお見通しのようだった。オレは伏竜の肉棒を咥えながら頷く。
見る見る硬さを取り戻すペニスに、オレは満足だった。
漂う雄の香りも愛しい。
すると我慢できなくなったのか、伏竜に抱き寄せられた。
四つん這いにされ、オレの肉穴に剛直が宛がわれた。
そしてパンパンと腰を打ちつけられる。
尻肉が震える程の勢いだった。
「んんんんんんんんんんッ♥」
オレが獣みたいな悲鳴を上げていると、伏竜は笑いながら「人魚が淫乱ってのはマジなんだな」と、からかってきた。
でもそれよりもオレは伏竜に抱かれたかったので、頷く。
「うん♥オレ淫乱だからぁ♥伏竜のちんぽだけが欲しいんだぁ♥いっぱいナカに出してぇ♥」
そのプライドも何もないような言葉に、伏竜は滾ったのか、硬く猛る肉棒を奥の奥まで突っ込んでくる。
その度にオレのカラダはビクン! ビクン! と跳ねた。
「伏竜ッ♥伏竜ッ♥」
「墨星……ッ!」
伏竜はオレの名前を呼ぶと、ナカにまた熱い精液を放った。
それと同時にオレも射精する。
ドビュルルルルルルルルルル!
「あ……♥」
オレが腰砕けになって倒れそうになるのを伏竜が支える。
「伏竜……♥」
「墨星……」
そうして朝まで二人、裸で抱き合うのだった。
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