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お前はどうしたいんだ? 6
このままリウムが目覚めなかったら?
もう二度と話もできず、彼の笑い声を聞く事もなく。
結局、どうしたいか、の答えも出ないまま?
そんな風に考えると恐ろしくてたまらなくて、エルメーザはついに涙が溢れ出してしまうのだった。
「…っ…リウムに…戻ってきて欲しいよ……」
どうすれば彼に話して貰えるんだろう。
傷付いている理由も、怒っている理由も。何を考えているのかも。
どうしてそんなに楽しそうなのかも。
どうしてそんなに、寂しそうなのかも。
彼と出会ってからまだそんなに時が経っていないはずなのに
リウムとのこれまでの事が思い浮かぶと、何故だかどんどん涙が溢れて来てしまうのだ。
「…出来れば…笑っていて欲しいんだ……
本当は……、誰にだって……っ…」
傷を作ったり、泣いていたり、悲しそうな、どこか寂しそうな顔をしていたり。
今みたいに、消えてしまいそうになっていたり。
そんな姿はできれば見たく無くて。
「私は…何も出来ない…っ、何もわからない…何も決められない……
そんな自分が嫌なんだ…っ…!
か……変わりたい……っ……」
どうしたらみんなみたいに出来るのだろう。
勉学も魔法も一番を取っていたって、大切な人を守る為にどうしたらいいのかなんてわからない。
同い年の周りの人間は当たり前のようにそれが出来ていそうなのに、それを分かっていそうなのに。
何もわからない自分が嫌だった。
こうやってぐじぐじと泣いていることしかできない自分が。
「……っ…」
「エルメーザくん…」
エルメーザが泣きじゃくっていると、はぁ、とローラはため息を溢している。
「止めるな」
彼は舌打ちをしながら眼鏡を外し、それをイヴィトに押し付けた。
そしてエルメーザの両腕を顔から無理矢理引き剥がすと、顔を近付けてくる。
「ローラ…!?」
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