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番外編 覚悟の先へ※R18
僕の覚悟が出来るまで、待っててくれる――?
そう言って恋人になった日から早三年。
長かったとも思うし、あっという間だったとも思う。
ベッドに腰を掛け、がちがちに体を固くしている千歳を見ながら、累はその感慨にほうっとため息をついた。
累がようやく大学生になり、「覚悟を決めた」と千歳から伝えられたのは、今から少し前。出会ったころと同じ、梅雨の季節だった。
未だ「未確定」の千歳の二次性は、累と唇を重ねるだけでΩになる。
この三年、恋人らしいスキンシップと言えば、手をつないだり、ハグをしたり、たまに、頬や額に触れるだけのキスをしてもらうだけ。
千歳にとっても累にとっても必要な期間だったとは思うが、よく耐えたと自分を褒め称えたい。
その我慢がようやく実を結ぶ時が来た。
約束した通り、大学が夏休みに入ってすぐ累は千歳を自分が生活している自宅の離れへと招いた。
もちろん、番になるために。
累は目を泳がせている千歳の黒髪の中に指を通した。途端に千歳はびくりと背中を跳ねさせたが、嫌がる様子はない。
そのまま丸い形を確かめるように指を滑らせていく。少し汗ばんでしっとりとしているが、相変わらず指通りがいい。
さらさらと流れる髪から漂ってくる香りに、累はごくりとのどを鳴らした。
「千歳さん、……いい?」
耳の裏を撫でていた指を止めた。
くすぐったそうに身を捩らせていた千歳がはっと顔を上げる。
その瞳はまだ定まり切らない心がそのまま映っているかのように揺れていた。
いくら口で「覚悟を決めた」とはいっても、きっと不安が消えることはないだろう。
人生を左右する大きな選択だ。その選択権はいつでも千歳の手にある。
「俺はいつまでだって待てるよ」
期待した分、少しくらいは落ち込むかもしれないが、それで累の千歳に対する気持ちが変わることは決してない。
だから、安心してほしいと髪を一撫でして引こうとした手を、千歳がパシッと掴んだ。
「……覚悟決めたって、言った」
ふてくされた声に隠れる強がりに、つい頬が緩む。
千歳が良いのであれば累に否はない。
累は引きかけた手を千歳の頬に戻し、まずは額に唇を当てた。
千歳に嫌がる様子がないことを確かめて、次は瞼に、鼻先に頬にと、順にキスを落としていく。
そして、ぎゅっと固く瞳を閉じたままの千歳に、唇を重ねた。
軽く触れただけ。しかもほんの数秒だ。
それでも、初めて感じるその柔らかさに、ぞくりと欲がうずいた。
自分からαのフェロモンがあふれ出そうとしているのがわかる。
抑制剤を飲んでおいてよかった――きっと、長くは持たないだろうけど。
「気分、悪くない?」
「だい、じょうぶ」
きっと今、千歳の中にあるΩ因子は爆発的に増えて行っているはずだ。
その証拠に、これまでほのかにしか感じなかった千歳の香りがどんどん強くなっていく。
αを求め、誘う、Ωの香り。
本当にたった一度、唇を重ねただけ。それだけで、まるでつぼみが花開くように、千歳は今、Ωへと自ら変化し始めている。
累の番になるために。
これ以上の喜びがあるだろうか。
千歳の変化に呼応するように、αのフェロモンが膨れ上がり、累の理性を溶かしていく。
「千歳さん、もう一回してもいい?」
多分、これが最後の確認になる。もう一度したら、きっと止められないから。
少しだけ荒くなった息を懸命に落ち着かせようと、千歳は胸元の服を掴んでいた。
瞳は潤み、Ωの欲求に溶け始めている。
でも、そこには累が好きになった、千歳の強い意志が宿る眼差しがまだはっきりと残っていた。
「うん。もっとして」
ぞくりと背中に興奮が走る。累は千歳の頭を抱えるようにして手を回し、噛みつくように口づけた。
何度も何度も、角度を変えて千歳の唇をついばんでいく。
閉じたままでいた千歳の唇が酸素を求めて緩んだ瞬間、累はすかさず舌を差し込んだ。
「んんっ!」
驚いた声も累の興奮を煽る材料にしかならない。
味わうように口内を舐め尽くし、ようやく唇を離した時には、千歳のフェロモンが累の脳内を隙間なく染め上げていた。
まだキスしかしていない。
それなのに、累の下半身は痛いほど腫れあがり、運命のΩを欲している。
αの本能に従って、欲望のまま千歳を暴いてしまいたい。
でも、絶対に傷つけたくない。
累は必死に理性を働かせながら、そっと千歳をベッドに寝かせた。
口内には飲み込み切れないほどの唾液があふれ出し、息は飢えた野生動物のように荒くなっている。怖がらせたくないのに、抑えられない。
「ごめん千歳さん……優しくできないかも……」
「いいよ。僕だって男なんだから。そんなにやわじゃない」
「それでも。優しくしたいんだ。千歳さんが大切だから」
真っ白なシーツの上に、累の額からぽとりと汗が垂れた。
締まらないなと思う。
何の説得力もない累の姿に、千歳はふっと口元を緩めた。
「じゃあ大切に抱いて」
理性を断ち切るには十分なセリフと、その美しくも妖しい表情に、喉から唸り声が漏れる。
累は着ていたTシャツを脱ぎ捨て、千歳の首筋にむしゃぶりついた。
二次性によるフェロモンは、首筋からが一番強く発せられる。
その甘い香りを全て舐めとるかのように夢中で舌を這わせ、同時に千歳のシャツを脱がせようと、ボタンに手をかけた。
一つ開けるごとに露になる肌を舐め、吸い、あとを残す。
累の進行を阻む、小さなボタンがひどくもどかしい。
ようやく見えた胸の頂は、小さいながらも自らを主張するようにぴんと立ち上がっていた。
累の訪れを待ち構えるその姿に、ほうっと熱を持ったため息が漏れる。
指先でそっと触れると、千歳はびくりと肩を震わせた。
「かわいい」
「っ……! そういうのいいから!!」
「恥ずかしがらなくてもいいのに。ヒートになりかけてるから、敏感になってるんだよ」
「あっ! やぁっ」
顔を真っ赤にしてこちらを睨みつける千歳の乳首を捏ね、指先ではじく。
次第に硬さを増し、赤く膨らんでいくそれはとてもおいしそうに見えた。
「ひっ! あっ、あぁっ!!」
試しにべろりと舐めると、不思議と甘い。これもフェロモンのせいだろうか。
口に含んで、吸って、噛んで。そのたびに千歳は声を漏らし、フェロモンを強くする。
まだ酒は飲んだことはないけれど――酩酊したらこんな感じだろうか。
頭がくらくらして、思考が定まらない。
いや、違う。
千歳が欲しいという想いだけが突出して、他は何も考えられなくなっていく。
累は左の乳首を捏ねていた手を下げると、千歳のベルトを手にかけた。
片手で器用に外し、そのまま中に手を差し込もうか――そう考えてやめた。
触れる前に、ちゃんと見たい。
累はよだれでべちょべちょになった口をぬぐい、体を起こした。
見下ろした千歳は、息を荒げ、肌を赤くしている。
累の唾液にまみれた乳首が、すごくエロい。
「千歳さん、下も脱がすよ」
「えっ、ちょっと待っ……!」
千歳の制止を聞く間もなく、一気にズボンを抜き取る。もちろん、下着ごと。
覆い隠すものを失った下半身からは、千歳の性器がぷるんと勢いよく現れた。
しっかりと勃ちあがったそれは雄の象徴であるはずなのに、とてもかわいらしく見える。
桃色をした先端から湧き上がる先走りが緩やかなカーブを伝い、ぴくぴくと震える竿を濡らしていく様子があまりにもいじらしくて、累は不思議と感動すら覚えた。
「尊い……」
「はぁ?!」
累の言葉に千歳はあからさまに引いているが、千歳のフェロモンに侵された累にはそんなもの何のダメージにもならない。
感動のままにそれを手に取り、ためらうことなく口に含んだ。
「ちょっ、なにして?! やめ、やぁ……っ」
根元まですっぽりと咥え、舌で支えながら上下に扱いていく。塩味を帯びた先走りが累の唾液と絡み合い、動くたびにじゅぼじゅぼといやらしい音を立てる。
初めのうちは抵抗していた千歳も、ヒートになりかけている今、すぐに快感に呑まれ、累の頭を抱え込むようにして掴みながら、自ら腰を動かし始めた。
「あっ、あっ、きもちいぃよぉ……るいぃ」
「んっ、かわいっ、もっと気持ちよくなって」
「あっ、あぁん!!」
ひときわ強く吸い上げると、一気に口内へ苦みが広がる。
二度、三度と勢いよく飛び出してくる粘りの強い液体を残すことなく全て飲み干し、累はようやく顔を上げた。
千歳は強い射精の快感にぴくぴくと体を震わせ、瞳をとろりと溶かしている。
いつも甘く、優しい千歳のフェロモンはついに開花の時を迎え、広いベッドルームを隙間なく埋め尽くしていた。
――たまらない。
愛しいΩのフェロモンを全身で感じられることがこれほどの幸福とは。
これまで累にとってΩのフェロモンは、自分を害するものでしかなかった。
意図的でもそうでなくても、その香りで強制的に累を操ろうとするΩに嫌悪感すら抱いていたほどだ。
でも、千歳だけは初めから違った。
香りが弱いからだと千歳は言っていたが、そんなはずがない。
全身を覆われてなお、もっと欲しくてたまらないのだから。
累は千歳の膝裏を持ち上げ、開く。
欲を吐き出してくたりと横たわった性器のその下。Ωのもう一つの性器はしっかりと愛液で濡れそぼち、ひくひくと縁を震わせていた。
そっと指先で触れれば、千歳はまたびくりと肩を跳ねさせる。
でも、抵抗はない。
とろとろとした透明の液体をまとわせながら、ゆっくりと中へ指を入れていく。
柔らかい。でも、狭い。
自分で言うのもなんだが、累の性器はαらしく、かなり大きい。
無理に挿入すれば千歳にケガをさせてしまうかもしれない。
自分の欲より、千歳第一。
フェロモンに侵された頭でもその考えを無くすことのなかった自分に少しだけ安堵しながら、累は指を前後に動かした。
「ふぁっ、んっ……」
「千歳さん、痛くない?」
「だいじょ、ぶだから、もっとぉ」
「ぐうっ」
溶けた千歳の声に暴れ出しそうになる股間を、くぐもった咳払いで抑えながら、累は二本目の指を千歳の中へと入れた。
きつくはあるが、まだ余裕はありそうだ。
腹側を押しながら、指を奥へと進めていくと、ある場所で千歳がひときわ大きく、声を上げた。
「あっ! あぁ、そこ、そこっ!」
「気持ちいい?」
「んあっ、いいっ、いいよぉ」
「はぁ、かわい……」
ともすれば乱暴になりそうになる指の動きを何とか制して、指をもう一本増やす。
千歳のイイところをトントンと叩きながら、丹念に中をほぐしていく。
激しく動いているわけでもないのに、累は全身汗だくだった。
噛みしめた歯の隙間からは、獰猛な息が絶え間なく漏れる。
涙を浮かべ、背をのけぞらせる千歳の首元に噛みつき、決して逃がさないように押さえつけてしまいたい。
この乱暴な欲が、αの本能なのだろう。
もうこれ以上、我慢なんてできるはずがなかった。
十分に柔らかくなった千歳の中から指を引き抜き、そこへ自分の性器を当てがった。
先端を触れさせただけで、千歳のそこはまるでキスをするように吸い付いてくる。
「千歳さん、挿れるよ」
「うん、うん! 来て、累……あっ、あぁぁ!」
誘われるままに腰を押し進め、自らを千歳の中へと埋めていく。
ただそれだけなのに、達してしまいそうだ。
出会ってすぐに己の番と定めた最愛の人と今、繋がっている。
気を抜けば、涙までこぼれてしまいそうで。累は歯を食いしばりながらゆっくりと腰を押し進めた。
千歳の隘路は狭いながらも累の長大な性器をしっかりと飲み込み、奥へ奥へと導いていく。
そうしてついに、累の下生えが千歳に触れた。
「……全部、入った?」
「うん……、ありがとう、千歳さん」
そっと触れるだけのキスを唇に落とすと、耐えきれなかった涙がぽろりとヒートの熱で赤く火照った千歳の頬に零れ落ちた。
「どうしたの?」
「嬉しくて」
「……ごめんね、累。待っててくれてありがとう」
千歳が謝ることなんて何もない。
累は顔中にキスの雨を降らせた後、さっきよりも少し長めに唇を重ねた。
「大好きだよ、千歳さん。愛してる」
「僕も、好き。僕の運命が、累でよかった」
どうやら千歳は累の理性だけではなく、涙腺も崩壊させようとしているらしい。
たまにではあるけれど、累は考えることがあった。
累は「Ωになりたくない」と運命を拒む千歳の意志を無視して、自分の望みを優先させた。周囲の人々は、運命とはそういうものだと言うし、累自身もそう思っていた。
Ωはαと共にいることこそ幸せなのだ。そう信じて疑わなかった。
でも、千歳はただ守られているだけの存在にはなってくれない。
二次性なんて関係ないと、自分の足で立ち、未来を切り開いていこうとする。
累は初めて不安になったのだ。この人に自分は必要なのだろうかと。
もちろんこの三年、そう思ってもらえる努力はしたつもりだが、あまり手ごたえはなく。何なら怒らせてばかりいたように思う。
千歳の二十歳の誕生日に佐久間が経営する夜景のきれいなホテルレストランを貸し切った事にドン引きされたのは今でも正直解せないが。一緒に招待したご両親はあんなに喜んでいたのに。
でも、やっぱり累は間違っていなかった。
今、こうして腕の中に千歳がいることがその証拠。
千歳の隣にふさわしいのは累だけ。自分の道を進む千歳の一番傍に累は立ち、共に歩んでいくのだ。
溢れてくる涙を腕でぬぐい、累は体を起こした。
千歳の膝裏をもう一度持ち上げて、ゆっくりと腰を引き、また押し込む。
徐々にその律動を早め、互いの官能を高めていく。
「あーっ、はっ、んんっ、るい、るい」
動きに合わせて、零れ落ちる千歳の甘い声を聞きながら、累はフェロモンがもう全く抑えられていないことに気付いた。
自分のフェロモンでとろとろになっている千歳は最高にかわいい。
――早く番にしたい。
同じように千歳のフェロモンでとろけた累はもうそれしか考えられなくなっていた。
はやる心に従って、累は千歳の体を抱え起こし、太腿の上に乗せた。
本当ならば背面からするほうが、千歳の体の負担は軽いのだろう。
でも、どうしても千歳の表情を見逃したくない。
体勢を変えたせいでさらに累のものが奥まで入り込み、千歳は喉を反らして悲鳴を上げた。
開きっぱなしの口端からは涎が垂れ、目からはぽろぽろと涙が零れ落ちていく。
累はそのすべてを丹念に舐め、千歳の体を揺らした。
「ひっ、あっ、やぁ、ふか、いあぁっ」
決して激しい動きではない。
でも、千歳のイイところを太い幹で容赦なくゴリゴリと擦り上げる。
その動きに応えるように千歳の中はぎゅうぎゅうと累を締め上げ、たまらない射精感がこみ上げる。
「るい、るい、もういっちゃう」
「俺も。もうイきそう」
「うん、出して、僕の中に、出して」
「くっ」
千歳が累の首に腕を回し、ぐっと体を密着させる。
累の上で懸命に腰を振るさまはあまりにもいやらしく、たまらなく愛おしかった。
「るい、るいっ、噛んでっ」
「千歳さん、俺の、俺の番だ。千歳、ちとせっ!」
「あっ、あぁーーーーっ!!」
千歳の胎内へ精を吐き出す瞬間、累は差し出されたうなじに歯を立てた。
射精の快感と、歯に食い込む皮膚の感触、そして血の味に反応した累の性器は根元が膨らんでいく。
Ωを確実に孕ませようというαの執念に抗うことなく、累はあふれるほどの精液を千歳に注いだ。
◇◇◇
「体、大丈夫?」
「大丈夫じゃない……色々痛い……」
翌日、ぐったりとベッドに横たわる千歳を見ながら、累は緩みそうになる頬にぎゅっと力を込めていた。
千歳のうなじには白いガーゼが貼られている。
その下には自分の噛み痕があるのだと思うと、どうしても顔から力が抜けてしまうのだ。
αの長い射精が終わるころには、千歳のヒートはほとんど収まってしまっていた。通常のΩの発情期は一週間程度続くというが、千歳はまだΩに変異したばかりだったというのもあるのだろう。
正直、一度じゃ全く物足りなかった累は二回目をねだったが、正気に戻った千歳は恥ずかしさに耐えられず、ベッドに籠城してしまった。
とはいえ、初めてのセックス、そしてΩへの体の変化はやはり千歳に結構なダメージを与えてしまったらしい。
噛み痕はもちろん、足とか腰とかあちこちが痛いと、目を覚ましてから千歳はむっすりとしている。
そこには昨夜の恥じらいも含まれていて、たまらなくかわいい。
「今日は一日ゆっくりしようね」
「……番になったら病院に来てねって高坂先生が言ってた」
「千歳さん動けないだろうし、明後日でいいんじゃない?」
「明日にはもう動けると思うけど」
「だめ、明後日」
番になったばかりの自分のΩを、早々に他の男に会わせたくなんてない。
本当はもっと後にしたいくらいだが、千歳の体のことは心配だし、いつまでも閉じ込めてはおけないことくらいは累もわかっている。
だから、最大限の妥協で明後日。
「とりあえず、今日はゆっくりしよ」
「ちょ、ちょっと!」
累は無理やりベッドに体を滑り込ませる。
少しだけじたばたとしてから、諦めたように大人しくなった千歳をぎゅっと抱きしめると、甘くて、優しい香りがした。
「いい匂い」
「……変わってない?」
「ないよ。ずっといい匂い。もう俺だけのものだ」
嬉しくなってふふっと笑いを零すと、躊躇いがちな千歳の腕が累の背に触れた。
「初めからずっと、累だけのものだよ」
千歳の言葉に胸を貫かれ、累は思わず天を仰いだ。
この人は累の心をつかむ天才だ。
「勃った」
「はぁ?! 最低!」
両手を前に突き出しながら累から離れようとする千歳の腕を取り、累はちゅっと千歳の唇を吸う。
驚いたらしく目を丸くした千歳に、累はにっと笑って見せた。
「キスもえっちもこれからいっぱいしようね」
「……っ! し、しないし!」
「しないの?」
「い、っぱいは、しない」
「わかった、いっぱいしようね」
「わかってないじゃん?!」
累の胸をバシバシと叩く千歳にまたキスをすると、腕の中の番はふっと眉を下げ、微笑んでくれた。
**あとがき*********************
これで完結となります!
最後までお読みいただき本当にありがとうございましたm(__)m
本作は第六回小説大賞に参加しています!
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